sachiclinic's blog

すこやかな毎日を迎える日のために

一日のサイクル

2010-04-25 00:15:22 | サロンド・アト
かぐや姫です いよいよ来週後半からゴールデンウィークですが、去年とは違って、肌寒い連休になるのでしょうか?

今日は、先週に引き続き蓮村先生の著書からアーユルヴェーダの考えに基づいた、一日の過ごし方をご紹介します。

一日を4時間ごとのサイクルと考え、その4時間ごとの質の変化によって、私たちの心と体も同様に影響を受け、それが生理機能の一日のリズムとなって現れてきます。

午前6時から10時まででもっとも大切なポイントは、「すっきりする」ことです。この時間帯は、心と体が重くなりやすいですから、できるだけ6時までの「軽い」時間帯に起床し、顔を洗い、舌を掃除し、排泄をして、シャワーを浴び、朝日を浴びて散歩をします。こうした習慣は、いずれも「すっきり」するために行う内容で、一日の初めにぜひ取り入れたいものです。朝食は食欲にあわせて軽めにとるようにして、食べ過ぎないようにしてください。

午前10時から午後2時までで大切なポイントは、「満足」を得ることです。心の満足感は、「熱い」という質と関係があり、人はこの「熱い」という質が最も優勢となる時間帯が一番満足しやすいのです。美味しい食事をしっかり食べて、十分に心と体を満たしてあげることが大切です。この時間帯に得た大きな満足感は、その日が終わるまで自分を支えてくれるのです。

午後2時から6時までのポイントは、「リラックス」です。この時間帯は、朝からの活動に加え、「動き」と「軽い」という質によって心と体の活動性がさらに上がるために、どうしても疲れやすくなります。ですから、夕方の5時や6時に一度休み、休息をとりましょう。仕事を止めてのんびりとハーブティーを飲んだり、ゆっくり散歩をして夕日を眺めるのも良いでしょう。自宅にいる人は入浴しても良いでしょう。こうしたことは夜の寝つきを良くします。休息によって、自分の内側の静けさを取り戻し、日中の活動の成果を喜び、自身の成長を感じることができます。

午後6時から10時は、再び「重い」、「冷たい」、「安定性」といった質が増えてきます。そのため、消化力は穏やかになりますから、夕食は軽めにとり、その後心地よくくつろいでください。この時間帯の質が、心と体をゆっくりと休ませ、穏やかなものにしてくれます。この時間帯は激しい活動には向いていません。入浴も短めにしてください。この時間帯に床につくことで、人はとても深く眠りに入ることができます.

午後10時から午前2時は、「熱い」という質によって強まる代謝の力で、日中食べた食物が生命の生き生きとした質に変換されていく時間帯です。この時間帯は、同様に「熱い」という質によって体温が上がってくるため、目がさえて、お腹も空いてきます。しかし、この時間帯に起きて活動をすると生命の生き生きとした質を消費し、食事をとっても消化不良を起こし、体内に未消化物を作ってしまいます。

午前2時から6時は、前の時間帯に作られた生命の生き生きとした質が体全体に運ばれ、また老廃物が排出される準備が整っていく時間帯です。疲労しきって2時過ぎにようやく床につくような生活を続けていると、生命の生き生きとした質が明らかに減少していき、心や体は弱ってしまいます。今とても忙しいとしたら、それは仕方がありません。しかし、そうした生活を年単位で続けていてはいけません。少しずつ生活を改善し、徐々に早寝ができるようにしていってください。

さて、朝は午前2時から6時の時間帯に起きるのが理想です。心と体の活動がとても活発であるため、起床後にすぐに活動を始めることができるでしょう。

一日の時間帯に応じた生活をほんの少しでも行うことで、間違いなく今よりもずっと元気になります。

この文章に書かれていることが実行できる生活であれば、心にも体にもストレスを受けず過ごせるだろうな・・・とは思います。が、現実はなかなか難しい でも、ひとつでも実行できれば、何か自分の中に変化を感じるかもしれません。そうすれば、次のひとつにチャレンジする を繰り返しながら、生活のリズムをつくっていきたいものです
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食生活

2010-04-17 23:08:44 | サロンド・アト
かぐや姫です 4月も中旬だというのに、毎日ひんやり感を感じます。野菜の生育がおもわしくなく、お店に並ぶ野菜の値段は日ごとに高くなっていく気がします。野菜大好き人間の私としては、お財布の中身も寒くなりそうな毎日です

今日は、「へこまない人は知っている」ストレスに邪魔されない23のヒント 蓮村誠著 春秋社から、インド医学アーユルヴェーダの観点から見た適切な食事・食生活についてご紹介します。

食べ物が消化されずに体内に残ってしまう未消化物をなくし、生き生きとした生命の質を増やすことができる適切な食事とは…

①純粋な質を持つ食事をする
・その季節に、その地方でとれた新鮮な材料を用いていること
・できたてで温かく、適度な油を含むこと
・満腹の四分の三程度に抑えること。半分が固形、半分が液体の食事が良い。
・牛乳、米、アーモンド、完熟した新鮮なフルーツ、生のはちみつなど、純粋な質の食品を含むこと

②時と場所をわきまえた規則的な食事をする
・落ち着いた心で、落ち着いた環境で食べること
・同席する人や環境が快いこと
・食事中は仕事をしたり、本や新聞を読んだり、テレビを見たりしないこと
・毎日ほぼ同じ時間に食べること
・前に食べたものが完全に消化されてから食事すること
・昼食をしっかりとり、朝と夜の食事は量・質ともに軽くすること

③消化力を整え、食事を速やかに消化し、生命の生き生きとした質を増やす
・喜びと感謝の気持ちを持って食べる
・よく噛む
・味わうことに意識を集中する
・座って食べる
・食後に数分間の休息を取る
・食後の休息の後、軽く散歩をする

心と体は常に関係しており、それは消化という体の機能にも影響を与えているのです。できることから始めてみましょう。

一つ一つの項目を読むと納得のいく内容ですが、自分が日々の食生活で実行できているかと言われると??マークがたくさんつきます。できることから一つでも心がけることで、何か変化が生まれるかもしれませんね
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4月のサロンド・アト

2010-04-10 23:04:18 | サロンド・アト
かぐや姫です ほとんどの学校では入学式、会社では入社式も終わり、新しい生活を始めた方もたくさんいることと思います。新しいことがたくさんあると、緊張することもありストレスをためやすい時期でもあります。自分なりの発散方法を実践しながら、この時期を乗り越えてくださいね!!

今日は、4月のサロンド・アトがありました。大学生から社会人までのたくさんの方々が参加してくださいました。

今日も、北海道の豊富温泉から湯治生活を終えて帰られた方の体験談からスタート。
豊富温泉の町の様子・ホテルや旅館について・温泉水について・生活について・・・などの話を聞きました。食事もおいしく、2週間の滞在生活で4kgも体重が増えたそうで、心も体もリラックスしたおかげかもしれませんね。豊富温泉から帰られた方は、ほとんどが症状が良くなっておられます。まとまった時間とお金が都合のつく方には、ぜひお勧めの湯治場です。

その他、今日話題に出たのは…
・顔を見られたくなくてマスクをすると、つけている時は良いが、外した後皮膚が赤くなる。マスクが保湿の役割をしてしまうため、皮膚にとってはマイナスの働きをする。だから、出来るだけマスクは着用しないほうがよい。
・お風呂に入らないほうが楽。
・脱ステをしたが、保湿剤を使い続けたためいつまでもすっきりと治らなかった。が、保湿をやめたら、初めは乾燥してつらいが皮膚の状態がだんだんよくなってきた。
・悪化した原因を探すよりも、どうしたら良くなっていくかを探りながら生活するほうが良い。
・職場の人には自分の症状を伝え、マスクをしたり 気にしたりしないで仕事が出来る環境づくりをすると 精神的に楽に仕事が出来る。
・患者の家族は、出来るだけ何も言わず(大丈夫?掻かないほうがいいんじゃない?○○したら?などと言わない)見守ってくれるだけのほうが、患者としてはありがたい。
・自分の生活が無理なくできる範囲で脱ステを少しずつ実践するほうが良いこともある。自分の性格や生活を考えて実行することが大切。
・ステロイドは入っていない塗り薬を処方され、塗っていたが悪化した。不審に思い、さち先生に診てもらったら、その塗り薬が合わず起きている湿疹だった。まずはその湿疹を治してから脱ステを始めることにした方。

つらいのはあなた一人ではありません!!同じように苦しみながら、頑張っている人はたくさんいます!何とか乗り越えていきましょう
コメント (2)
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たまたまの法則

2010-04-03 23:31:16 | サロンド・アト
かぐや姫です 昨日の春の嵐にも負けず咲き続けている桜が満開で、今日の青空とのコントラストがとても美しい一日でした

今日は、「しあわせは、すぐ近くにある」 マツダミヒロ著 より、<たまたまの法則>をご紹介します。

最近あった、たまたまうまくいった出来事、たまたま起こった幸運なことは、どんなことがありますか?

たまたま起こったことは偶然ではありません。幸運なことは常に起きているのです。いえ、幸運なことしか起こっていないと言ってもよいくらいです。

たまたま起こったいいことに目を向けることによって、幸運な出来事に気づきやすくなります。

不運なことばかりを気にすると、そのことしか見えなくなってしまいます。

毎日、たまたま起きる幸運に目を向けてみましょう。そして、今日はどんな幸運が起きるとよいかを願ってみましょう。

その願いが強ければ強いほど、あなたのところに幸運はやってきます。

いいことを偶然ではなく、引き寄せることができるのは、あなただけです。

「あなたは、どんな幸運な出来事を 引き寄せたいですか?」

毎日次々と起きる現象は、一つです。が、その現象をどうとらえるかは、千差万別です。だから、自分が幸福だと思える価値を与えるために、自分はその出来事をどうとらえ、どう対処(反応)するかを一つ一つ見直してみると面白いかもしれませんね。偶然は偶然やってこないそうですから…
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