かぐや姫です 夏至を迎えたと思ったら、いきなりの猛暑 夜は熱帯夜なみ 今週末は台風接近 体調を天候の急激な変化に調整するのが大変です
今日は、中国新聞朝刊(2011年6月22日)より 「節電の夏 肌トラブル注意」の記事をご紹介します
東日本大震災の影響で、今夏はエアコンの使用を控える家庭やオフィスが増えそうだ。蒸し暑く、汗をかきやすい環境下で気を付けたいのが肌のトラブル。主な症状と予防法を広島市医師会の木下三枝子医師(皮膚科)に聞いた。
暑い夏のトラブルで代表的なのは、汗の腺が詰まって起きる「あせも」だ。「むしむし、じめじめすると増える。冷房を効かせない家で過ごす小さい子やお母さんは注意が必要」と木下医師。ひどくなると化膿して、感染膿瘍や「とびひ」が起きる。肌の弱い子は特に注意が必要だ。
あせもに限らず、夏の肌のトラブルを予防するには、肌を清潔に保つのが基本。汗をよく吸う綿で、体に密着せずに通気のよい服を着るほか、こまめな着替えやシャワーなどを薦める。
頻繁に着替えられないオフィスでは、ぬれタオルなどで体を拭いて対応しよう。ただ、汗を拭いたり、洗ったりするときは強くこすり過ぎないことが肝心だ。汗かきの子は髪を短くすると清潔に保ちやすい。
エアコンの温度を高めに設定するオフィスも増えそう。「化粧やアクセサリーなどを身につける若い女性は、かぶれ(接触性皮膚炎)に注意を」と呼び掛ける。汗と化粧が混じって皮膚の中に入ったり、肌に金属類が直接触れたりして起きる。
症状が出たら原因を取り除き、早めに塗り薬を付ける。不要なアクセサリーは外しシャツなどの著悪用で時計やベルトの金属などが肌に触れるのを防ぐのも有効だ。かきむしると、湿疹になり、症状が長期間続くこともあるため、早めの対応が欠かせない。
また、肌の露出が増える夏には、脇やすねなどの毛をそってできた傷から、細菌が感染しやすい。「汗をかいたままや体調の悪い状態では深ぞりしない。肌の弱い人はお手入れ後の保湿クリームや化膿止めを塗ってほしい」と助言する。
高い気温と湿気でカビ(真菌)も増殖する。汗をかきやすい人は、普段から身体にいる常在菌のマラセチアが増え、茶褐色の斑点の癜風やニキビに似たマラセチア毛包炎ができる。このような症状が出れば皮膚科の受診を。抗真菌剤での治療が必要になる。
また、アトピー性皮膚炎や水虫、脂漏性皮膚炎などの基礎疾患を持つ人は、汗や蒸れ、肌をこする行為で症状が悪化することもあるので、夏前にきちんと治療するように呼び掛けている。
とにかく、汗をかいたらすぐ拭き取る・洗い流す・着替えるなどして 皮膚が乾いた状態に保つことが大切かと思います。しっかり汗をかき、充分に水分を補給し、健康的な夏を過ごしましょう
今日は、中国新聞朝刊(2011年6月22日)より 「節電の夏 肌トラブル注意」の記事をご紹介します
東日本大震災の影響で、今夏はエアコンの使用を控える家庭やオフィスが増えそうだ。蒸し暑く、汗をかきやすい環境下で気を付けたいのが肌のトラブル。主な症状と予防法を広島市医師会の木下三枝子医師(皮膚科)に聞いた。
暑い夏のトラブルで代表的なのは、汗の腺が詰まって起きる「あせも」だ。「むしむし、じめじめすると増える。冷房を効かせない家で過ごす小さい子やお母さんは注意が必要」と木下医師。ひどくなると化膿して、感染膿瘍や「とびひ」が起きる。肌の弱い子は特に注意が必要だ。
あせもに限らず、夏の肌のトラブルを予防するには、肌を清潔に保つのが基本。汗をよく吸う綿で、体に密着せずに通気のよい服を着るほか、こまめな着替えやシャワーなどを薦める。
頻繁に着替えられないオフィスでは、ぬれタオルなどで体を拭いて対応しよう。ただ、汗を拭いたり、洗ったりするときは強くこすり過ぎないことが肝心だ。汗かきの子は髪を短くすると清潔に保ちやすい。
エアコンの温度を高めに設定するオフィスも増えそう。「化粧やアクセサリーなどを身につける若い女性は、かぶれ(接触性皮膚炎)に注意を」と呼び掛ける。汗と化粧が混じって皮膚の中に入ったり、肌に金属類が直接触れたりして起きる。
症状が出たら原因を取り除き、早めに塗り薬を付ける。不要なアクセサリーは外しシャツなどの著悪用で時計やベルトの金属などが肌に触れるのを防ぐのも有効だ。かきむしると、湿疹になり、症状が長期間続くこともあるため、早めの対応が欠かせない。
また、肌の露出が増える夏には、脇やすねなどの毛をそってできた傷から、細菌が感染しやすい。「汗をかいたままや体調の悪い状態では深ぞりしない。肌の弱い人はお手入れ後の保湿クリームや化膿止めを塗ってほしい」と助言する。
高い気温と湿気でカビ(真菌)も増殖する。汗をかきやすい人は、普段から身体にいる常在菌のマラセチアが増え、茶褐色の斑点の癜風やニキビに似たマラセチア毛包炎ができる。このような症状が出れば皮膚科の受診を。抗真菌剤での治療が必要になる。
また、アトピー性皮膚炎や水虫、脂漏性皮膚炎などの基礎疾患を持つ人は、汗や蒸れ、肌をこする行為で症状が悪化することもあるので、夏前にきちんと治療するように呼び掛けている。
とにかく、汗をかいたらすぐ拭き取る・洗い流す・着替えるなどして 皮膚が乾いた状態に保つことが大切かと思います。しっかり汗をかき、充分に水分を補給し、健康的な夏を過ごしましょう