sachiclinic's blog

すこやかな毎日を迎える日のために

副作用情報

2011-03-25 23:06:46 | サロンド・アト
かぐや姫です 東北関東大震災が発生してから2週間がたちます。直接何も出来ないという戸惑いを感じながら、とにかく自分が置かれている状況・日常生活で笑顔で淡々と過ごすことが大切だと思い毎日を過ごしています。

今日は、2月23日の中国新聞朝刊の記事「副作用情報 患者からも -- 厚労省 ネットで試験運用開始」をご紹介します。

厚生労働省が、現在は医療機関からだけ集めている医薬品の副作用情報を、患者からも集める方向で検討している。同省研究班は1月、インターネット上で報告システムの試験運用を開始、年内にも医薬品医療機器総合機構が運営する正式版に移行したい考えだ。

研究班長の望月真弓慶応大教授(医薬品情報学)によると、このシステムは、専門家のフィルターを通さずに患者自身の言葉で直接報告してもらうのが特徴。

例えば、医師や薬剤師には訴えにくい症状や、専門家は重視しなくても患者自身は重要と考える症状、多忙な医師や薬剤師が報告しないで済ませてしまう症状が患者から報告されれば、より多くの情報が早期に集まり、安全性を再検討する端緒になるかもしれない。

また、重い副作用の初期にどんな違和感や不快感を覚えるのかといった情報が蓄積されれば、新たにその薬を使い始める患者に薬剤師などがこうした情報を伝えることにより、副作用にいち早く気づいて重症化を未然に防いでもらえる可能性もある。

同様の報告制度は1993年に米国、2008年には英国でも始まり、導入する国は増えつつあるという。

試験運用版のサイト(http://rx.di-research.jp/)では7月まで、処方薬と市販薬の両方を対象に一般からの副作用報告を募っている。

望月教授は「医師に面と向かっては副作用を伝えづらいと感じる人、自分の経験を薬の安全に役立てたい人など、多くの人に参加してほしい」と話している。

興味があれば、ぜひアクセスしてみてください
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冷え症 自分でケア

2011-03-18 23:12:38 | サロンド・アト
かぐや姫です 東北関東大震災が起きてから、ちょうど1週間になります。日々流れるニュースを見ていると、涙なしでは見られない映像がたくさん流れています。毎日、直接何もできない自分を責めるのではなく、今の生活をしながらにできることは何かと考えています。日々、祈ること。寄付をすること。人と語りあうこと。自分の生活に感謝すること。小さなことでも何かしたいと思う毎日です。

今日は、3月9日の中国新聞のくらしのページより、「冷え症 自分でケア」という記事をご紹介します。

冷え症の人にとって、本格的な春の訪れは待ち遠しい。しかし、季節の変わり目には花粉症などで体の不調を感じる人が多く、「冬の間の血液循環の悪さが不調の原因の一つになっていることもある」と専門家は指摘する。体質改善と免疫力強化のためのセルフケアについて聞いた。

「末端の毛細血管で血流が滞るケースだけでなく、全身を流れる血液が不足している状態を『冷え症』とすると、自覚がある人はほんの一部。お腹に冷えを感じたり、火照りを感じたりすることもある」と指摘するのは、小池統合医療クリニック(東京都新宿区)の小池弘人医師。根本の問題は「血液があるべき所にない不均衡」なので、冷えについて自覚のない人でも、まず体を温かく保つことを意識したい。

特に春先は足元が冷えている状態で気温が上昇するため、「冬の間の冷えで血液状態が不均衡になっている人ほど体熱の調整が難しく、目は鼻に不調が現れやすい。花粉症の緩和には足腰を温めて」と小池医師は勧める。

長年の冷え症なら、自覚がなくても慢性的な血液不足になっており、さまざまな不調をもたらしている可能性がある。統合医療は現代医学と、漢方、はり治療などの代替医療を組み合わせ、患者の症状改善を図る考え方だが、「健康か異常かの2択であれば病気とは言えない人も、その間の『未病』であるかもしれず、冷え症はその一つ」と小池医師。

改善には半身浴で温まる、湯たんぽや腹巻を使う、ショウガなど体を温める食品を取る、筋力トレーニングやウオーキングで全身の血流を促すなど「回り道に見えても、やれそうなことから地道に取り組むことが大事」と言う。

足裏やふくらはぎをマッサージし、滞りがちな血流を促す方法は日ごろからできるケアの一つ。「まずふくらはぎの脇を手指でつかみ、足首から上に引き上げるように。膝裏のリンパ節もほぐすといいでしょう。半身浴の際などにやると効果的」。足裏を刺激する反射療法に取り組む日本ゾーンセラピー協会(東京都新宿区)代表の大谷由紀子さんはそう教える。

次に手で握り拳をつくり、足裏全体をマッサージ(左足から)。足裏は内臓など体の部位に対応すると考えられているが、「痛いところばかりずっともまないで、満遍なく」と大谷さん。足指を一本ずつ回し、付け根の股を押す。足指の先を、ようじなどでつつくようにするとアレルギー症状の改善に役立つという。

最後にふくらはぎに戻り、下から上にマッサージ。「短時間でも毎日やりましょう。冷え症の人ほど湯船に漬かる、定時に食事をするなど基本的な生活習慣を徹底してほしい」と大谷さんはアドバイスしている。

毎日、少しの時間でも自分をケア(セルフケア)する時間にあてるだけで、体調は随分変化します。だまされたと思って、小さなセルフケアの習慣をつくってみませんか?
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月のサロンド・アト

2011-03-12 21:52:14 | サロンド・アト
かぐや姫です 国内観測史上最大規模の東北地方太平洋沖地震が起きました。被害に遭われた方々・ご家族・お知り合いが被害に遭われた方・心よりお見舞い申し上げます。一日も早く余震が止まり、復興作業が進みますようにお祈りいたします。

今日は、3月のサロンド・アトがありました。学生さん・社会人の方が参加したくださいました。今日、話題に出たことをご紹介します。

目がかゆいので掻かないように・・・と思うとつい叩いてしまい、その結果網膜剥離や白内障になる人が多い。脱ステ中にできた掻き傷は必ず消えるので、叩くよりも掻くほうがよい。掻いてはいけない!!とストレスを自分に与え続けるよりも、掻くほうがよい。

白内障になり、すぐに手術をすすめられて予約をして帰った。手術前日にクリニックに来院。先生のアドバイスでセカンド・オピニオンとして別の眼科で受診。そこではそんなに急ぐ必要はないので、様子を見て手術をするのか経過を見るのかを決めると良いと言われる。手術の予約をキャンセルして、今は経過観察中。急いで手術を受けなくてよかったと思う。

脱ステして2年。食事に気をつけ、身体も動かし、クリニックですすめられる方法を試しているが、一向に良くならない。どうすればよいのか?という質問。まずは、今年意識的にやってきたことを一度止めてみることを提案。ほとんどの人がプラスの治療をするが、マイナスの治療をする人は少ない。マイナスの治療とは、極端な事を言えば何もしない治療。今やっていることを、止める治療です。良くなるためにやっていることが、逆効果になっていることが少なくありません。今日のお話の中でも、一般的にアトピーに聞くと言われている漢方薬を病院で処方されて飲んでいたが、結果、その漢方薬はその人には合っていなくて、止めるだけで症状が改善されたという人もおられました。健康的な人はやっていないことを、アトピーだから・脱ステ中だからとやっていることが案外多いものです。それを止めてみるだけでも症状に変化が見られるかもしれません。

自分にとって良い方法、良い状態は自分にしか分かりません。色々な事を他の人はアドバイスをしてくれますが、決めるのは自分です。治療法を選ぶのは自分です。他の人や物に治してもらうわけではありません。自分で治すという意識を持つことは大切だと思います。

運動するのが好きだけれど、汗をかくとかゆくて辛い。どうすれば良いのか?不快になる直前の状態でおさまる程度の運動を続けているうちに、不快になる程度がどんどん変わってくると思います。運動をするほうが、細胞の新陳代謝が活発になり 症状の改善が良くみられると思います。できる範囲内で運動を続け、徐々に汗をかける状態になっていきましょう。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花粉症対策

2011-03-05 08:55:06 | サロンド・アト
かぐや姫です 3月に入り、また寒波が戻ってきました。暖かくなったり寒くなったりと体調をキープするのが大変な時期ですが、気を張って元気に過ごしましょう

今日は、2月末に中国新聞の朝刊に掲載された、「花粉症対策 専門医が警告」 愛知医大客員教授 アレジオ銀座クリニック(東京都中央区) 呉孟達院長 という記事の一部をご紹介します。

専門家によると間違った花粉症対策で症状をひどくしてしまう患者も少なくない。

鼻水や花粉を取り除くために、鼻から水を入れて洗浄する「鼻うがい」を習慣にしている人が多い。「鼻うがいは異物を洗い流すのに有効だが、一日何回もすると粘膜の機能を損ねる」鼻の粘膜には、花粉やウイルスなどの異物をベルトコンベヤーのように外に出す微細な毛があり、適度の粘液と一定の温度で環境が保たれている。粘膜を傷めないように、28~33度程度に温めた生理食塩水を使うのが必須だ。「ツンとするまでやるといけない。それは神経を刺激している。1日1,2回帰宅後にやるのが適当だ」

花粉は鼻腔の浅い部分に付着するので、水は奥まで入れないで鼻から入れて鼻から出すので十分。奥まで入れて口から出そうとすると、花粉が逆に奥まで入ってしまうほか、鼻と耳をつなぐ「耳管」に水が入り、中耳炎になる恐れもある。

ちなみに、鼻毛は花粉が鼻腔に入るのを防いでおり、「花粉症のシーズンは鼻毛を切り過ぎないほうがよい」

鼻が詰まったとき、シュッと一発で鼻がスッと通る点鼻薬。爽快さと手軽さで病みつきになって粘膜の状態が悪化し、鼻水が止まらなくなる「薬物性鼻炎」の患者が増えている。市販の多くの点鼻薬には血管収縮剤が含まれており、その作用で鼻詰まりを解消するが、使い過ぎると血管の収縮・拡大を調整する機能が損なわれ、腫れっぱなしになる。

適正なのは1日2回までで、2~3週間の連用にとどめる。1カ月以上続けると悪影響が表れ、3カ月続けると薬物性鼻炎が発症、1年以上使うと粘膜が変性する肥厚性鼻炎と呼ばれる回復不能な状態になる。「先週は1日に2回使ったが今週は3回になったというように、回数が増えていると赤信号だ」

室内に入った花粉を取り除こうと、小まめに掃除機をかける人も多いが、これも要注意。花粉症の原因は、花粉そのものではなく、中に含まれるアレルゲン(抗原)。掃除機で花粉を吸い込むと、強力な風圧やフィルターを通る衝撃で花粉が砕かれ、排気の性能が悪いと大量のアレルゲンが噴き出されてしまう。このため、砕かれたアレルゲンが排出されにくいサイクロン式や高性能フィルターを使った掃除機の利用が勧められるという。

また、窓を閉め切っているのも、意外によくない。室内では、入ってきた花粉がバラバラになり、アレルゲンの濃度としては屋外よりも高くなりがち。「花粉が飛散する午前11時から午後2時、午後5時から同7時の時間帯を避けて、窓を開けて換気するのが大切だ」

少しでも症状が楽になるものがあれば、どうしても使ったり、繰り返し習慣化してしまいがちの対策が、症状を悪化させたり別の症状や病気までも引き起こす可能性があるということを知る必要がありそうですね。気をつけながら、辛い花粉の時期を乗り越えましょう
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする