sachiclinic's blog

すこやかな毎日を迎える日のために

ガイドライン改定署名ご協力お願い

2013-11-29 11:33:41 | アトピー性皮膚炎
かぐや姫です 木々の紅葉を楽しんでいるうちに、駆け足で秋が終わろうとしている感じです 昨日は、広島市内でも雪がチラチラする時間帯もあるほど冷え込んでいます 今年の冬は、もしかして寒くて長いのでしょうか

今日は、このブログを読んでくださっているあなたに「ガイドライン改定署名」にご協力のお願いです。大阪の佐藤先生からのお願い文書は以下の通りです。

皆さま

ATOPICが皮膚科学会ガイドラインの改定を求める署名活動を10月半ばから開始しております。
しかし、まだまだこの署名活動は認知されておりません。
できましたら、患者さんたちに、ネット署名を呼び掛けていただくか、署名用紙を諸先生方の病院においていただき、ご協力いただければと思います。

改定要求項目は以下の3点です。

1)「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン」でステロイド療法・プロトピック療法が標準治療だと明言している「日本皮膚科学会」に、標準治療で治らない場合はステロイド剤や免疫抑制剤を使わない治療も治療の選択肢の一つであること。
2)「ステロイド・プロトピック・保湿剤に対する依存症の存在」を医師が認め、ガイドラインに記載すること。
3)小児の治療において、「ステロイド・プロトピック」の使用を極力減らすこと。

次の世代に私たちと同じ様にステロイド・プロトピックに苦しむ人たちが少なくなる様に、多くの方にご協力いただければ幸いに存じます。

以下がネット署名です。

日本皮膚科学会作成 「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン」の内容を改訂する事を要求します http://chn.ge/19MbfPt

atopic署名運動特別サイト http://atopic0709.jimdo.com/ (ここから署名用紙がダウンロードできます)

なお特別サイトからは署名用紙がダウンロード出来ますので、その用紙を使って書面での署名も可能です。

なお注意点としましてネット署名と書面での署名の二つありますが、どちらか1つでお願いします。なお書面での署名の場合、代筆禁止となっておりますので宜しくお願い致します。

阪南中央病院皮膚科 佐藤健二
佐藤小児科 佐藤美津子

どんなに小さな一人の行動も、その人数が多くなれば影響力は大きくなっていきます。あなたのご協力をお待ちしております。
よろしくお願いいたします。

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生きる物語②

2013-11-17 21:53:13 | サロンド・アト
かぐや姫です ここ何週間かは、日曜日ごとにが降ります。今日は、思っていたほどの量ではありませんでしたが、気温は低かったような気がします。一雨ごとに、秋が終わりに近づいているような感じです

今日は、毎日新聞朝刊 2013年8月21日に掲載された、安藤直子さんの記事②をご紹介します。

 目の下にカサカサした発疹が出て、皮膚科医に相談すると、チューブ入りのステロイド外用薬を処方された。アトピー性皮膚炎でかゆみが出るたびに顔に塗っていたが、湿疹は広がっていった。高校3年だった安藤直子さん(49)=埼玉県所沢市=は、自分に何が起きているかを知りたくて、書店や図書館を回って皮膚病の専門書や雑誌を読みあさるようになる。

 医師から薬の説明は一切なく、のぼせたように顔が赤くなることもあった。やがてある本に、ステロイドの効果とともに「顔に長期間連続して使ってはいけない」との記載や副作用の説明を見つけ、ぼうぜんとした。

 19歳の春、薬をやめてみた。数日後、目覚めると顔がはれ上がり目は開かず、かゆみも止まらない。薬を再開すると治まったが、塗り続ける気にはなれなかった。

 勝手に中断して症状が悪くなると、家族が心配し、薬を再開することの繰り返し。入院治療を受けたこともあった。自分で治療法を選べないのがつらかった。22歳で新たにかかった医師は、当時の皮膚の状態から、薬の使用を見合わせた。「やっと分かってくれた」とうれしかった。

 大学院生だった24歳で米オレゴン州に留学、米国で8年間を過ごす。この間、比較的症状は落ち着いたが、ワシントン州の研究機関にいた31歳の時に悪化。顔のはれとかゆみで仕事ができず、現地で治療を再開した。帰国後、新薬を試したが吹き出物が悪化した。再びステロイド外用薬を続けるうち、効果は徐々に持続しなくなった。

 皮膚の異常を抱えて悩み続けた20年間。覚悟を決める出来事が訪れた。「熱があるんじゃない?」。埼玉県内の研究機関に勤めていた2003年のある日、同僚が声をかけてきた。鏡を見ると顔が赤紫色だった。皮膚は厚みがなく、軽く触れるだけで裂けて、黄色い液が出てきた。「何かとんでもないことが起こっている。もう普通の皮膚じゃない」

私も、10年以上いろいろな(国内やアメリカの)皮膚科で処方された塗り薬を使い続けましたが、一度もそれがステロイドという名前の薬であること、長期使用の危険性、使用中止時のリバウンド現象の可能性については聞かされたことがありませんでした。ステロイドを使用しているうちに、症状のなかった個所に新しく症状が現れたり、塗っても治りにくくなったり、理解できない体調不良が起きたり・・・と不思議な現象が起きるようになりました。そこで初めて、自分が毎日塗り続けている薬に疑問を持ち始めたのです。今思えば、薬を塗っていれば治ると思っていたのです。良くなるどころか、悪化してたのに・・・
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糖質制限

2013-11-09 08:12:07 | サロンド・アト
さちです。

先日の平和マラソンは、雨の中楽しく走りましたね。なぜ走るのは楽しいのでしょう?
わからないけど、いつも「楽しいなー」と皆で納得しています。

「糖質制限」って、お耳にされますか?
今ブームです(ブームでないかな?)
糖質(米・パン・麺類)を少なくした食事です。江部康治さん、夏井睦さんらの本がたくさんでています。
制限量によって、プチ・スタンダード・スーパー制限とあり、やり方は簡単で楽ちんのようです。

肉・魚・揚げ物も自由に食べられるので、ステーキを食べながら(財布がゆるせば)やせます。

体重がおちるので、肥満・脂肪肝・糖尿がよくなります。
私の通っているテニススクールのオジサンも、みるみるやせていきました。彼はスーパー糖質制限をしているらしく、20キロ近く体重が落ちているようにみえます。でも、とても元気で、テニスでの動きも軽快です。

不思議なのは「不健康と思われる他の症状」すら消えていくらしいのです。たとえば、鼻炎(鼻水、鼻つまり)・更年期障害・片頭痛・二日酔い・ふけです。
きっと、アトピーも消えていくのではないか?

かぐや姫さんは、間食をされないので、プチ糖質制限に近いです。とても元気ですね。
さて、私もプチ糖質制限を一か月取り組みたいと思っています・・・。うふふ。

かぐや姫です。私は仕事柄 間食できない状況で働いていて、それがもう長年の生活パターンになっています。そういう意味では、自然にプチ糖質制限をしているかもしれませんね。でも、私は毎日食べる雑穀米や玄米・パンなどが大好きです とりあえず、私は今の自然プチ糖質制限を続けることにしておきます。さち先生の取り組み報告を楽しみにしておきます
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不健康な国

2013-11-03 21:23:09 | サロンド・アト
かぐや姫です 今日は、マラソン挑戦2回目 広島平和マラソンにさち先生&患者4人で参加しました。1回目同様、またまたでしたが、前回よりも暖かく弱い雨だったので大丈夫でした。12000人の参加者とあって、足元に気をつけなければ危ないほどの混み具合でちょっと走りにくかったです でも、今回も無事みんなで気持ちよく完走ででした。 3回目のマラソンは、来年の2月の予定です。

今日は、以前 中国新聞朝刊に掲載された記事をご紹介します。

「不思議な国」 石窯パン職人 田村陽至さん

1年近くのヨーロッパの旅を終え、帰国して1週間余り。空港に着いてから今まで考えていることは、”道で見かける日本人が不健康そうなこと”です。肥満、アレルギーやアトピー、疲れた顔・・・

ヨーロッパ各国で、こんなに不健康そうな国はなかった。日本はコンビニ、チェーン店の飲食店やスーパーはあふれているのに、市場や個人経営の食料品店がほとんど見られない。こんな国はないのです。

西洋人は肉とバターばっかり食べて、太り、病気ばかりで、日本食は体に良いのだ、という考えは、今の現実から観察すると、全くの逆。沖縄のおばあは長寿でも、われわれ一般庶民が長寿になることは「?」です。

ヨーロッパは農業、畜産業、漁業をとても大切にし、実際に自給率が高い。それは質の高いものを安く買える。ということです。さらに生産地が近いので加工食品にする必要がない。だから食品添加物、化学物質を使わなくていい。

市場で野菜を買って、精肉店で草で育った牛肉を買って、パン屋で近くでとれた小麦のパンを買ってくる。そんな生活が世界のスタンダード。日本でだってほんの50年前はこうだったはずなのです。

フランスで生活を始めた時「今週はまったく化学物質を食べることなく生きた!」と驚いたものです。しかも安い。日本では化学物質が入っていない食材は高価だし、それどころか手に入らない。

さらに痛感するのは、和食での砂糖の取り過ぎ。ヨーロッパでは調理にほとんど砂糖を使いません。和食は甘いおかずで、白いご飯を食べる。そして肉の質もなぜか脂いっぱいの霜降りが良いとされている。ではフランスの精肉店で売っている肉はどんな肉か。真っ赤です。サシなんて一筋もない。

日本人の化学物質と砂糖の摂取量はすごい量。体に良いはずない。

体は食べ物によって作られる。これは当たり前。そしてお金よりも大事なみんなの健康に直結すること。そんなことを思うので、パンもシンプルなものを焼きたいのです。

この記事を読んだ時、その通り!!とつぶやいてしまいました。日頃感じていることを、文章にしてくれているという感じでした。本当に、今の日本の食生活は工業化され過ぎているような気がします。毎日の食生活が、私たちの体も心も作っていくことを考えると、今の日本の状況は???だらけです。自分で考えて選んでいく意識が大切だと思います。

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