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松井利世子さん&竹内真紀さんのヴァイオリンコンサート

2013-09-19 | 主人のこだわり・クラシック&本棚

主人と結婚記念日に行ったクラッシックのリサイタルの感想です♫

私はクラッシックに詳しくないけれど、記念日の思い出になるので、クラッシック通の

主人に感想を募りました 以下、主人のコンサート評です。


 

コミュニティ・センターでヴァイオリン・コンサートがあったので、台風一過、はせ参じて

参りました。ヴァイオリニスト松井利世子さん、ピアノ伴奏竹内真紀さん。

松井さんは淡いピンクのフレアースカートが可愛らしく、相方の竹内さんは肩の空いた

紺のドレスとシックな装いで、美しい対照でした。


 

~演奏プログラム~

・サン・サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ

・グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第2番

       -休憩-

小品が二曲

・クライスラー:愛の悲しみ

・竹内邦光:星の砂

最後のおおとりが

・グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番

アンコール

・カッチーニ:アヴェ・マリア


 <コンサート評>

ヴァイオリニストに情熱派知性派がいるとしたら、松井さんのタイプは二つが程良く

ブレンドされていると言っていいでしょう。

 

情熱派だと曲の最初の方は威勢がいいものの、段々と音程が合わなくなって最後に

バテてしまいがち。

知性派は音程は抜群だけれども、最初から冷めていて演奏は安全運転、最後まで音楽

に浸れずに終わってしまいます。

実は日本人の女流ヴァイオリニストにはこの情熱派が結構いるのです。

名前は控えさせていただきますが、欧米主流の知性派に対抗するために、やむなくとった

対抗手段ととれなくもありません。

で、不安半分演奏会に臨んだのですが、正直ほっと安心しました。

情熱なパッセージでは伸びやかに歌い、かといって歌いすぎることなく冷静に経過部を

弾きこなしていくのです。

どちらかというと、この日の松井さんは、とても慎重に弾いておられました。

アンコールの曲などもっとロマンが欲しいくらいに冷静でした。

これはグリーグという伴奏ピアノがとても難しい曲を配したためでもあるかもしれません。

メロディーラインで気分のまま暴走すると、ピアノと合わなくなってしまいます。

そういうわけで、全体的に知性と情熱のバランスのとれた、とても気持ちの良い

演奏会でした。

個々の曲ではやはり美しいメロディーが印象に残っています。

作曲者ご臨席の「星の砂」は哀愁ただよう旋律に涙腺が緩みました。

グリーグのソナタ3番の2楽章の旋律の和音は、あの『ディア・ハンター』テーマ

「カバティーナ」にそっくりです。さっそく家に帰ったら聴き比べをしてしまいました。

また近くでこういうコンサートがあるといいですね。


 クラッシックに詳しくないと、なかなかこのように的確に表現できないですね。

門外漢の私が書くと『演奏も良かったけれど、目の保養にもなりました』の1行で

終わっちゃいますね コミュニティセンターの演奏会は、リーズナブルで気軽に鑑賞

できるのが良いですね☆ お子さんもちらほら来ていました。

 

 


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