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歌姫(ディーヴァ)降臨!シャンソン館ライヴ by 桜井ハル子 on 9/22 

2013-09-30 | 主人のこだわり・クラシック&本棚

桜井ハル子(vocal) 江口純子(pf)

年一回の恒例となった渋川旅行。もはや旅行の定番となったシャンソン館ライヴ鑑賞。

今回は桜井ハル子さんと初顔合わせでした。

 

安定した声量、伸びやかで透きとおる高音と、実力の程を堪能させて頂きました。

すらりとした容姿も真に舞台栄えがして、タイトなウェアに煌くプラチナビーズの繊細な輝きも桜井

さんの魅力をアップしています。これ程の容姿と歌声の持ち主、TV番組他のメディアなどで

の今後のご活躍を期待したいところです。

手っ取り早く聴きたいという方は、スケジュール確認のうえ、シャンソン館まで足を運びましょう。

オフでの会話も楽しいですよ。

 

曲目について一言。カンツォーネにお好きな曲が多いということで、フランス・シャンソンよりも

そちらのナンバーが多い選曲でした。日本語で歌われていましたが、元歌の雰囲気を生かした

素晴らしい歌唱でした。比較的あっさり目に歌っているのがいい。ナンバーの一つ、ジリオラ・

チンクェッティの「ナポリは恋人」も元々あんな感じです。だいたい、日本語に訳して歌うと、元歌

とかけ離れ、湿っぽく歌謡曲っぽくなってしまうのが残念ではあったのです。元歌はスタイリッシュ

で格好いい。

 

ティノ・ロッシの「小雨降る路」もペピーノ・ガリアルディの「ガラスの部屋」も日本語になった途端、

なんでこうなってしまうのという感じです。

もちろん、これでいいんだと言う方もいらっしゃると思います。

ただ、気候・風土の違いもあるのかもしれませんが、向こうはクールでドライに歌っていますね。

だから、コシミハルさんのように、原語で歌い原曲の持ち味を生かしている方もいらっしゃいます。

桜井さんは日本語で歌い意味を明瞭に伝え、雰囲気は元のままに爽やかな気分にさせてください

ました。

こういうアプローチもいいなと感じます。

 

最後にシャンソン館について。故芦野宏氏はある番組で、シャンソン館を渋川に開館した理由を、

渋川が日本の丁度中心部だからと、嘯いていましたが、実はそこが芦野氏のご実家だからです。

シャンソンの歴史・芦野宏氏の功績にご関心のある方は是非足をお運びくださいませ。

最後まで続けられたシャンソン館での素晴らしいライヴ、飾らないお人柄など、今では貴重な思い

です。シャンソンは垣根のない気軽な誰でも歌える歌と、おっしゃっていました。その精神は

芦野氏の優秀なお弟子さん達に引き継がれています。芦野氏のお墓は駅からシャンソン館に向か

道沿いにあります。歌声が届きそうなほど近くに、安らかに眠っています。


 

今回は音楽に疎い私に代わって、主人のシャンソン鑑賞記録です

 

 


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