ブリットの休日

大好きな映画や小説の感想や日々の他愛ない話と、
聴神経腫瘍と診断された私の治療記録。

また突然耳が詰まったようになって聞こえなくなる

2023年11月08日 | 聴神経腫瘍

 先月突然ガンマナイフ治療した右側の耳がこもったようになって、慌てて病院へ行きステロイドなど薬を2週間飲み続け、なんとか治ったのも束の間、昨日の17時頃、なんとまた突然右側の耳が詰まったように聞こえなくなった。

だいたいガンマナイフ治療をして1年半、耳鳴りはずっと鳴っているが聴力が落ちることはなかった。

なのにここにきて、急に難聴になるなんて・・・。

 前回も担当の先生に異常があればすぐに病院へ来るように言われてたので、今朝病院へ行ってきました。

この時点で、前回もそうだったけど、耳の横で指をこすってもほとんど聞こえなかった。

 ただ今回さらに嫌な症状が出ていた。

唾を飲み込むと、耳の奥から”パキ”という音が毎回聞こえてくるというもの。

高いところに上って耳がキーンとなって、唾を飲み込んだときに鳴るあの音。

※すぐにネットで調べてみると、耳の奥と鼻の奥で繋がっている耳管の働きが悪くなって(耳管機能異常)起こる症状だということ。

 病院へ入ると今回もまた聴力検査です。

悪い方の右側の耳で、かなり大きな音量で検査され、もう少し上げてもいいかと言われたがもう無理ですと断る。

これはかなり悪い感じ。

そしてここから担当の先生の診察です。

つい2週間前に1年半後のMRI検査をしたばっかりなので、思わず「もう来ちゃいました」と言ってしまう。
先生はまったく無反応で、こう言います。

「前回より相当悪くなってますねえ」

といい、パソコンの画面に聴力検査のグラフをみせてくれます。そして、

「10日しか持ちませんでしたねえ」

と言います。

前回は低音は左耳とほとんど変わらず、高音になると急激に悪くなっていたのが、今回はその低音も悪くなっていた。

そして結局前回回復に貢献しただろうステロイドを、とりあえず17日間服用するように言われます。

 そしてもしこれでも治らなかったら、耳鼻科の病院に紹介状を書きますと急に言われました。

なんでも突発性難聴に効果があるらしい「高気圧酸素治療」というものがあるらしい。

これを紹介するのは先生も初めてらしく、さらに通院や入院とかどうですか?とまた急に聞かれ、ちょっと無理かも知れませんと答えると、「そうですね、仕事に支障がでますよねえ」といいながら、手はパソコンで耳鼻科の病院を調べるている。

「この病院の近くにもあるんですよ」と言われるが、高速を使って1時間も掛かる病院より、地元の近くの病院をお願いしますと答える。

そして再度、私はこう聞いてみる。

「腫瘍が小さくなってるのに、聴力が落ちるってどういうことですか?」

というと、前回小さくなるときに神経を引っ張ってるのかもなんて言ってたのが、今回先生はこう答えた。

「神経や血管に放射線の影響が出てるのかもしれません」

んんっ!!

いまさらそれを言いますか。

じゃあガンマナイフしない方がよかったということ?

なんだか先生への信頼感もテンションも今回はがた下がりです。

唾を飲み込んだら耳の奥が鳴るについても、パソコンに打ち込んではいるようだけどスルー。

今この記事を書いてる時点で、ステロイドは薬局でもらってすぐに飲んだだけだが、左側の耳を指で塞ぐと右からはほとんど音が聞こえてきません。

今はとりあえずステロイドが効果あることを願うだけです。