ブリットの休日

大好きな映画や小説の感想や日々の他愛ない話と、
聴神経腫瘍と診断された私の治療記録。

尾道へ「尾道ラーメン」を食べに行く・・・

2008年05月06日 | おでかけ

 尾道といえば、昔は大林宣彦監督の尾道三部作とか映画のロケ地っていうイメージだったけど、今はもう尾道ラーメンが一番有名なんじゃないかな。

例外に漏れず私もGW最後の休み、ドライブがてらにちょっと尾道ラーメンでもと出かけたんだけど、わちゃあ~、目指していたお店に長蛇の列が(^^;)。

天気も良くて、日に当たってると汗ばむような中、日傘なんぞさしてる人やら、そのほとんどが身なりからしてすぐに観光客とわかるんだけど、中にはお店の前で写真をとってる人もちらほら。

それでも近くにもう二つ尾道ラーメンのお店があると思い、そっちの方へ移動するもまたまた行列が出来上がっている。

12時過ぎという一番多い時間帯じゃ仕方ないということで、ちょっとお腹でも減らしておこうと、歩いて千光寺へ行くことに。

ここでもまた予想外に超満員となったロープウェーに乗って山頂へ。

外の景色が見えなくなるほど、詰め込まなくてもいいんじゃないの、ガイドさん(^^;)

まあ頂上に上がったから何があるというわけでもないところなんだけど、ロープウェイを降りてすぐのところにある展望台にあがってみる。

そこには見事な360°のパナラマが広がっており、ありったけの開放感を味わう。

映画でも良く出てくる尾道水道と、その奥に横たわる見渡す限りの瀬戸の島々の綺麗なこと。

あまりの気持ちよさに、しばらく手すりにもたれながら、心地よい風に吹かれて黄昏る(まあ映画『めがね』の黄昏には遠く及ばないが・・・)。

   そして次に千光寺に行ったんだけど、入り口にまったく違う方向に階段が伸びており、そこに62年振りに鎖で石鎚山へ登れるようになったみたいな看板を発見。

どうにも気になったので行ってみると、なんと3メートルぐらいの大岩から鎖がぶら下っており、その横に鎖修行の文字の看板が。

ええ~、先が見えないのでこれであとどれくらい登るんだろうと一瞬ひるんでしまったけど、せっかくなのでやってみることに。

ただ私のすぐ前に2組の30代ぐらいのカップルが、あまりに必死で登ってる姿を見てさらにひるむ。

鎖には丁度足が入るぐらいの大きなワッカが等間隔で付いてて、そこに足を入れて登れる用になってるんだけど、なかなか登ってくれないので、すぐ後ろでずう~っと待つ羽目に。

まあその苦戦してる様を見てるのも結構見ものだったんだけどねえ(笑)。

そしていよいよ私の番がやってきたんだけど、拍子抜けするぐらい簡単に登れた。

あとで千光寺のHPを見たんだけど、物凄いちっさい女の子が登ってる写真が載ってた(笑)。

そして次の鎖、次の鎖と3回ほど登るともうそこが頂上で、展望台でみた景色とさして変わらないパノラマが広がる。

あっ、もう終わり?

鎖の度に5分程待たされる羽目になったけど、意外なアトラクションに結構得した気分になれた(^^)

帰りは「文学のこみち」をソフトクリームをなめながらブラブラと下っていく。

 額に浮かぶ汗をふきふき、もういい感じで行列も減ってるんじゃないことお店に行ってみると、そこには最初に見たときとほとんど変わらない長蛇の列が。

しかたない、ここはもう並ぶしかないと最後尾へ。

この分じゃ1時間は掛かるかなと思いながらしばらくは耐えていたが、ラーメンのくせになぜかいっこうに列が減る気配もなく、たかがラーメンにこのクソ暑い日差しの中で並ぶかあ~、なんて気持ちがフツフツと沸いてくる。

はるばるこの尾道ラーメンのためにやってきたんだけど、5分位は並んでたのかな、撤収である(笑)。

昼食は普通に高速のSAで定食を食べる。

そう、どこにでもある定食。

これであっけなくこのドライブは終了である。

さあ、あしたから仕事!いってみますか(^^)