紅葉にはまだ早いと思いながら、蒜山高原へドライブに行く(^^)
快晴の中走る米子自動車道から見える山々は、ところどころ黄色が混ざってるが、ほぼ紅葉している様子はない(笑)
それでも蒜山ICを出て、公道に入るまでのスロープで綺麗に紅葉する木々を目にする。
これはちょっとは紅葉してるポイントがあるかもと、わずかな期待が高まる。
既に11時を過ぎていたので、早めの昼食ということでいつも行く水車が目印のそば屋さんに向かう。
そこは駐車場が少なく、心配しながら到着するとあと2台スペースが空いててほっとする。
店に入ると、こちらはふたりだったんだけど店員に入り口すぐの大きな6人掛けぐらいのテーブルに案内され、ちょっとガッカリしてしまう。
前にもあったが、アベックと相席させられずっとイチャイチャしててほんと気まずかったのを思い出す(笑)
するとそんな私の心を見抜いたように、店員は「相席はありませんから」と言い残し奥へと去って行った。
メニューを見て「すいません」と大きな声で店員を呼び、天ぷらそばを注文すると、11時に開店でまだ何も出してないので時間が掛かりますと、言い残し店員は去って行く。
ちょっと意味がわからなかったが、周りを見ると先に入って座ってたお客さんのテーブルの上には未だに何もなく、あの人たちの後ということで時間が掛かるんだろうなと理解する。
しかたなく待ってると次のお客さんが入ってくる。
店員が入ってきたおばちゃんに「ここの駐車場に入れましたか?」と聞き、入れたというと「音が鳴りますので車の中で待っていてください」といい、何かカードぐらいのものを渡していた。
前来たときは店の入り口に並んでたけど、今はそんなシステムなんだ。
この時点で店の中に座っているお客さんは、自分の所から見えてるだけで4人掛けのテーブルにひとりで座っている人が3人。
全席相席させないんだと感心する。
店内がこんなガラガラの状態で、商売になるかどうかは私の心配するところではないので、そばが来るまで話をしながらゆっくりすることに。
そして約20分ほど待つと、やっとそばがやってきた。
んん~、やっぱりおいしい!!
エビの天ぷらもあつあつで旨かった~。
次にいつものコースで、蒜山ハーブガーデンハービルに立ち寄り、季節の植物を観賞しながら腹ごなしに公園の中をしばらく散策する。
高台まで坂を上がってみる、蒜山高原の眺望も美しいんだよねえ。
そしていよいよ蒜山一番の絶景スポットの鬼女台へと向かう。
蒜山大山スカイラインを走っていると、所々紅葉しているスポットがあり、気分も徐々に上がっていく。
結局ここの僅かな紅葉シーンが、この日一番美しいスポットになったんだけど・・・。
この時点で陽が陰りだし、雲が出てるのが大いに気になっている(^^;)
鬼女台に到着すると、駐車場へのスロープにもう車が5台ほど並んでいて、意外に混んでいるんだとがっくりきたが、5分ほどでなんとか駐車場に止められた。
そしてその駐車場から見えた大山の絶景がこれ!
写真中央、大山は見事に雲に掛かり見えなかった(^^;)
天気予報は晴れだったんだけどなあ~、残念!
駐車場から200mほど歩いて行く展望台へいってももちろん見えない(笑)
泣く泣く鬼女台をあとにし、その先の絶景ポイント鍵掛峠に行こうと思ったけど、テンションも下がりどうせ見えないんだろうからと途中でUターンし、蒜山高原センターでお土産でも買って帰ることに。
帰りに蒜山のSAに寄って大山を望むも、相変わらず雲がかかったままでほとんど見えず。
ソフトクリームを食べながら、蒜山をあとにする。
明日は仕事かぁ~
ずいぶん久しぶりの書き込みです。
あんまり投稿がないと広告を付けられるのはあったけど、テンプレートも解除されちゃうんですね(^^;)
聴神経腫瘍の症状的には、やはり耳鳴りがなりっぱなしです。
それと若干聴力が落ちてきてるのか、会話中に時々聞きとりにくいことがあり、ちょっと心配。
次の検診は10月です。
ちょっとでも腫瘍が小さくなっていてくれたら嬉しいんですが・・・。
さて、話は変わって先月広島で開催されたG7サミットの対応で、ひさしぶりに宮島に行ったので、その時のことをちょこっと書いておきます。
5/19(金)~5/21(日)に広島G7サミットが開催され、各国首脳が5/19に宮島に訪れるということで、私はちょっと前の5/17から3日間宮島に行ってました。
ずいぶん昔に宮島へは行ったことあったんですが、まだ立ち入りの規制が入っていない5/17にフェリーから下りて、厳島神社から宮島表参道商店街へ歩いて行くと、まあ平日にもかかわらず観光客のなんと多いこと!
昔来たときはこんなにも人はいなかったけどなあ。
しかもその観光客の約半分は、外国人の方たちです。
宮島ってこんなに人気の観光スポットだったんですねえ。
さらに至る所に出没している鹿の群れ。
餌をもらいすぎているのか、行きゆく観光客に見向きもせず、悠然と立ち尽くしていました(笑)
そしていよいよ各国首脳が夕食会に宮島にやってくる5/19の朝、あいにくの土砂降りの雨でした。
規制が入り、あんなに観光客で賑わっていた道にはほとんど人がいなくて、時折警備の警察官の方とすれ違うだけ。
すると、そこでとってもほっこりするものを目にし、すぐさまスマホで撮った写真がこちら ↓
土砂降りの中、鹿さんたちがお店の軒下で雨宿りしています(笑)
そしてさらに面白かったのが、この先をしばらく歩いて行くと、今度は警備で待機してるのか警察官の方たちがいたんですが、この鹿さんたちとまったく同じように、お店の軒先に5人ほどが並んで雨宿りしていました(爆)
もうめちゃくちゃカメラで撮りたかったんですが、さすがに出来ませんでした~、残念。
とりあえずこの写真の鹿さんの姿を、警察官の方たちに変えて想像してみてください(^^)
まずは広島G7サミット、無事に終わって良かった~(^^)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/c2/44be84d657e96204734f084faf17873b.jpg)
原田マハの「楽園のカンヴァス」を読み、無性に有名な画家の絵画を見たくなってしまったので、久しぶりに大原美術館へ行ってみることにした。
平日だけど夏休み中なので観光客が多いいかなあ、なんて思ってたけど、朝の9時過ぎぐらいだったからか、思っていたよりまばらだった。
ただ入り口で大量の学生が入っていくのが見えたので、時間つぶしにこれまた久しぶりに美観地区をぶらぶらしてみることに。
この一画は何度来てもざわついた生活圏からバッサリと切り離されたような、風情ある空間って感じでいいんだなあ。
ふ~ん、なんだか知らないうちに食べもん屋さんが増えたねえ。
星野監督の記念館ってまだあるんだ。
ちょこちょこ外人さんもいるんだねえ。
なんて川の周りを一周して、再び大原美術館へ向かう。
入り口で旗をもったガイドさんを囲んだツアーの団体さんが見えたが、ここは仕方なく入館することにする。
大人一人1300円ですか、結構するんだなあ。
もちろん目当てはアンリ・ルソーの作品だけど、「楽園のカンヴァス」の影響を受け、今までとは違う見方でそれぞれの画を見て回る。
それは画から発せられる画家の情熱を感じられるかどうか。
こんな見方するなんて、とんでもない影響を受けたもんだ、なんて思いながら一つずつ見ていく。
ただねえ、悲しいかなやっぱりそういう絵画に対しての素養がないので難しいよ。
ただ画の見方が変わったということが新鮮で、どれをみても楽しかった。
そしてついにアンリ・ルソーの作品と対面した。
1909年、ルソーがなくなる前年の作品「パリ近郊の眺め、バニュー村」。
33×46.3cmという思いのほか小さなサイズ。
顔を近づけて隅々まで見つめる。
ただただ100年以上前に実際にルソーが描いた実物が今目の前にあるということに感動してしまう。
興奮冷めやらぬうちに他の画に向かうと、なんと同じフロアにピカソの「鳥籠」があり、さらに感動してしまう。
んん~、でもピカソの画はやっぱり難しいよう(^^;)
出口の売店で、「パリ近郊の眺め、バニュー村」の絵葉書と紙のフレームを購入し、心地よい達成感に酔う。
いつかアンリ・ルソーの「夢」を見れたらいいなあ。
急に一日休みが取れ、さて今日は何をしようかと考えた。
そういえばどこかまだ桜が咲いてるとこはないかなあ、なんてダメもとで調べてみると、なんと今満開だという場所を発見。
そこが新庄村のがいせん桜。
なんでも旧出雲街道の宿場として栄えた新庄宿の街道の両側に、日露戦争の戦勝を記念して桜が植えられたとのこと。
天気もあまりよくなく、通勤途中などで目に入る桜の木の様子から、ネットでは満開とか書いてるけど、多分もう散ってるだろうなあなんて思いながらも、とりあえずあまり期待せず出かけることにする。
車で走ること約2時間余り、近づいてくると、平日だがたくさんの車が駐車しているのが遠目でも見えてくる。
こんな遠くまで、やっぱりみんな来ちゃうんだよねえ、なんてぼやきながら、その駐車場に車を停める。
そしてその並んだ車の奥で、桜色に染まった通りに向かって歩き出す。
来る途中雨がぽつぽつと降ってたりしていたが、どうやら大丈夫のようだ。たくさんの人並みの両側に、さすがに散り始めのようだが、見事な桜並木が広がる。
やっぱり私も日本人だわ、なんてワクワクしながら桜の木を見上げ、高ぶる気持ちを抑え、ゆっくりゆっくりと歩いていく。
予想以上の人の群れに、これは土日だったらえらいことになってただろうな、なんてやっぱりどこへ行くにも平日に限ると、今日休めたことに感謝する。
齢を重ねるにつれ、わざわざ人ごみの中に行くことはないだろうという心の声に、抗いがたくなってきている私は、とにかく土日は出不精である。 通りの真ん中あたりにある、昔脇本陣として使われていた木代邸の中を探索する。
土間を入ってすぐ右手に、チラシみたいなものを並べたテーブルの奥に座っていたおじいちゃんに、「勝手に入っちゃっていいんですか」と声を掛けると、「あっ、いいですよ、部屋に上がってもいいですよ」と答えてくれた。
見ると左手に広い畳部屋があり、みんな遠慮しているらしく誰も部屋には上がっていなかったが、ここは許可をいただいたんだからと、靴を脱ぎ上がりこむ。
黒光りする天井の梁、頭をぶつけてしまいそうな低い鴨居、囲炉裏のある座敷や風呂場を見てまわり、昔の大名行列で本陣に入れない侍たちが、ここで休んでいたんだろうなあ、なんて思いを馳せさせる面影は、歴史好きに至福のひとときを与えてくれた。
帰りの車の中、頭の中はなぜかずっと「猫侍」のテーマソングが流れていた。
テレビの見過ぎだろう(^^;)
先日久しぶりに龍馬さんに会ってきた。
っというのも、珍しく高知への出張があり、ここまで来てそのまま帰る手はないなと思い、何年かぶりに桂浜まで行ってみることに。
ちょっと前までは“福山龍馬”で、たくさんの人があふれていただろう桂浜は、駐車場にはほとんど車が止まっておらず、歩いている人もほぼ見当たらないというちょっと意外なほどの閑散とした状態だった。ほんと日本人というのは熱しやすく冷めやすいというか、ブームに振り回される人種らしい。
まあそんなにわか龍馬ファンのことは気にしないで、龍馬像への案内の看板の矢印に従い、早足で向かう。
立ち並ぶお土産屋さんの間を抜け、丘へ上がる階段ももどかしく、おもわず駆け上がる。
あった!
あたりまえだが、目の前にちゃんと龍馬さんは太平洋を眺めて立っていた。
以前来たときは、銅像の周りに10人程の観光客が取り巻いていてなんだか落ち着かなかったが、この日は平日であり、空もどんよりと曇っていたためなのか、今は私一人きりで龍馬さんと嬉し恥ずかしの一対一だ。
しばらく眩しそうに海を見つめている龍馬さんの顔をじっと見つめる。
気のせいだろうが、目線があった気がして少しどきりとする。人がいないことをいいことに、いろんな角度からの写真を撮ってみた。 やはりバックの空は青空がよかったなあ、なんてつぶやきながら浜の方へ移動してみる。
ここにも人は誰もいず、静かに波の音を聞きながら、タイミングよくやってきた沖の方を移動する船を眺めていると、
「この浜は急に高波が発生するので近づかないでください」
みたいなアナウンスが流れてきた。
どっかでカメラで覗いてるのかな、なんて思いながら苦笑いである。
時間がなかったので、残念だがそうそうに帰ることにする。
帰り道、年配の夫婦らしき人に、「桂浜はこっちですか」と声を掛けられる。
「この先に階段があるので、その先ですよ」と答える。
気が付くとお土産屋さんの通りに、まばらに人が歩いている。
天気がいい日に、もう一回来たいなあ。
人並みに紅葉を見ようと、蒜山までドライブをした。
約2時間を費やして到着した絶景は、予想をはるかに上回る、時すでに遅しだったけど。
小雨の中、霞の奥に浮かび上がる山々は、紅葉とは程遠いほぼ灰色とこげ茶色の寒々とした景色。
時期が時期だけに、もうちょっと遅いかなあ、なんて思ってたんだけどここまで色が落ちちゃってるとはねえ。
写真は鬼女台の展望休憩所で撮った一枚。
それまで降っていた雨もこの時は上がり、ちょっとした丘を登り見渡しのいいところまでは行けたんだけど、見渡す限りの灰色と、さらに気温1℃という寒さの中、嬉しそうに自撮りをするカップルを横目に、早々と車の中に引き上げる始末。
もちろん大山は雲の中に隠れて、ほとんど見えなかったのは言うまでもない。
でもねえ、目の前に広がる360度の雄大な絶景は、それだけで素晴らしく、清々しかったなあ。
せめて青空だったらなあ・・・。
朝、急に明石焼きが食べたくなり、ドライブをかねて兵庫県明石市へ行くことにする。
高速を使えば2時間ぐらいで行けるんだけど、明石焼きは500円とか600円ぐらいで食べられるので、高速代のほうがかなり高くつく。
それじゃあ近くでご馳走食った方がいいんじゃない、なんて運転している間にふと思ったが、わざわざそこまで行って食べることが贅沢なんだよ、なあんて気分をまぎらす。
高速を降りてすぐ2号線の大渋滞に掛かるも、目的のお店へ13時過ぎ頃に到着。
遠目から店先の広い道路の両側に車が5台ほど路駐しているのが見えたので、嫌な予感がしたが、案の定お店の前には既に15人ほどが並んでいるではないか。
ここまで来たんだからと、同じように路駐し最後尾へと並ぶ。
この有名店、店内にテーブルが2卓しかなく、3組ぐらいしか入れないという狭さなので、30分ぐらいは待つことを覚悟したが、まあ10分が限界であり、そそくさと列を抜け出し駅前のどこかにあるであろう別の店に行くことにする。
だってぜんぜんお店から人が出てこないんだよねえ。
長い時間ならんでやっと食べられたので、一個一個かみしめてるんだろうなあ、まったく。
思い切りよく駅前に移動したのはいいが、パーキングはどこも満車で、しばらく周りをぐるぐるとまわり、やっと一つだけ空いていたコインパーキングに駐車する。
これはやばいパターンじゃないですかあ、なんて考えながらあてもなく魚の棚という商店街の方へ歩いていく。
商店街の入り口が見えた時、またまた10人ほどの行列を発見。
明石焼きのお店だ。
店内を覗いて見るとかなりの広さだったので、今度はすぐだろうとまたまた列の最後尾へと並ぶ。
なんだか最近行列に並んでばかりいるような気がする。
予想通りお客の回転がよく10分ほどで店内に入れる。
店に入ると店員の女性から「相席お願いしま~す」と言われる。
きましたよ、相席。
以前日生のある有名店でカキおこを食べに行ったとき、同じように相席させられたんだけど、これが凄かった。
鉄板の6人掛けのテーブルに、向かい側若いアベックに、こちらは男2人。
全く知らないいちゃつくアベックと、同じ鉄板で食べさせられるという、気まずさMAXを味あわされた悪夢がよみがえる。
席に案内されると、見事に向かい側には若いアベックがおり、おきまりのいちゃいちゃで食べてらっしゃる。
まあ今回は鉄板じゃないのでいいか。
向かい側の女性が、「もうお腹いっぱいで食べられない」とか言って、男が代わりに食べてやるという、お決まりのいちゃいちゃを横目に、そこそこ待つことさらに10分、やっとまな板にのって明石焼きがやってきた。
今回はしっかりと出来上がりを写真に収め、おもむろにひとつ箸でつまむ。
ふわふわでぐずれそうになるのを慎重に摘み上げ、出汁にそっとつける。
途端にばらばらに崩れ、いきなり出汁が台無しになったような軽いショックを受けるが、気を取り直しタコがかろうじて入った一番大きなかけらを口の中へ。
熱々ふわふわの卵の生地と、大ぶりのタコのジューシーさがあわさってなんとも旨い。
まな板にのった15個を次々と口の中へ放り込んでいく。
後半になると、慣れてきたのか箸でつかんでも崩れなくなり、まるまる一個をそのまま口に入れれるようになる。
ただなんだか最初の方より旨くなくなってるような気がする。
そうだ、熱さだ。
口の中がやられそうな熱さだったものが、ちょっと冷めてる。
ちょっとした熱さで、こんなにも旨さが変わってしまうとは、なんてデリケートな食べ物なんだ。
なんだか凄いことを発見したような気になり、その微妙な違いを感じ取った自分の味覚を自画自賛する。
まあそんな薄っぺらい料理評論家気取りは置いといて、最後までおいしくいただきました。
遠くまで来たかいがあったかな。
先週仕事で初めて北海道へ行った時の話。
どういうところから見つけてきた仕事なのか、なんと人生で初めて北海道へ行くチャンスがやってきた。
しかも一泊二日の仕事は夜通しの夜間作業。
泊といいながらホテルへもいけず、観光のチャンスは、翌朝6時に札幌ドームの近くにある、とあるビルでの徹夜の仕事から解放された後、帰りの飛行機が出発する18時までの限られた時間のみ。
同僚と二人だけ、どういう訳かお互いどこへ行きたいという観光地をまったく調べておらず、いきなりさあ、どこへ行こうか?という状態に。
そして仕事はなんとか無事終了。
まあそうは言いながらも、昨日から寝てないのでどこかでちょっと休もうということになり、すぐ近くにある「つきさむ温泉」へ、一緒に作業した北海道支店の方に車で送ってもらう。
眠い中ありがとうございました。
この温泉が凄いのは朝6時からやってること。
なんという偶然、こんな時間にオープンしてる、しかも温泉がこんな近くにあるなんて。
少し朦朧としてる状態だったけど、ちょうどいい湯加減の温泉の湯は、なんとも極楽。
たぶん体に何かが効いてる感の独特の湯ざわりは、周りの男どもの見たくもないものを見せられるストレスを緩和してくれる。
男らしさをアピールしているつもりなのか知らないが、私はマナーとしてタオルで前を隠して欲しい派である(笑)
程よく茹で上がった後、リラックスルームで仮眠する。
1時間ほどうつらうつらとした後、シートに横になりながらスマフォで観光スポットを探してみる。
せっかく北海道まで来て、どこか一つでもいいので有名な場所へ行きたいと思い探してると、日帰りの観光バスツアーがいくつかあるのを発見。
一日コースとして「白い恋人パークと場外市場コース」と「大倉山&羊ヶ丘展望台コース」があったが、男二人で白い恋人はないなと思い後者のコースへ行こうと決める。
出発時間はJR札幌駅前8時50分かあ、と時計を見ると既に8時を少し回っていた。
慌ててまだ寝てるだろう同僚へ電話をし、急いで外へ出る。
さあ、とりあえずJR札幌駅行のバス停を探そう。
道すがらバスツアーの話をしながら歩いている途中、何気に信号機に「羊ヶ丘」という銘板が目に入る。
???。
これから行こうとしてるバスツアーの場所も羊ヶ丘だったよなあ・・・。
これがいけなかった。
やっぱり頭が回ってなかったんだろう、同じ羊ヶ丘だから近くなんじゃないかという結論になり、このまま歩いて行こうということに決定してしまう。
地図アプリで調べるが、距離がよくわからず、近い近い!なんていいながら歩くことなんと約1時間。
10時半ごろにふらふらになってやっと料金所入り口に到着。
車がどんどん追い越して中に入って行くのをしり目に、受付の女性に歩いて入ってもお金かかるんですよねえ、なんて言いながら最後のスロープの坂はあとどれくらいありますかと聞くと、800mぐらいですとやさしく教えてくれる。
その間も車がどんどん二人を追い越していく。
やっぱ北海道に来たら歩かないとなあ、なんて笑いながらひたすら展望台を目指す。
まず最初にやることは、駅へ向かうバスの時刻を確認すること。
もう一歩たりとも歩きたくない。
時刻表を見ると、驚くことに1時間に1本しかなく、しかも次の発車時刻が今から15分後だった。
慌ててクラーク像をスマフォで写し、とりあえず行ったぞという証拠を確保できたので、次はやっぱりビールである。
焼きトウモロコシを片手に缶ビールを飲む。
ぷはあ~、運動した後のビールは最高だねえ(^^)
今この記事を書きながら、どれくらい歩いたんだろうかと計測してみると、約4km歩いてた。
随分歩いてたんだなあ(笑)
いい気分でバスに乗り込むと、車内には自分たち二人だけ。
一番後ろの席、両側の窓際に分かれて座り、すぐに襲ってきた睡魔に引き込まれ意識を失う。
しばらくして隣からかなりの圧力を掛けられて目を覚ますと、車内は超満員に。
自分たちの席の間にもおばさんが3人も入り込んでいてギュウギュウになっていた。
目が覚めたついでに、駅前の昼飯を検索してみる。
札幌ラーメンを探していると、駅前のビルのエスタ10Fに札幌ら~めん共和国なる、人気のラーメン店が集まる一画があることを発見。
その中でも8月のら~めん王に選ばれた「らーめん吉山商店」を目指すことに。
10Fにやってくると、観光客と思しきおのぼりさんたちが入口にすでに10人ほど並んでいる。
開店が11時なのであと5分ほど待たないといけない。
そして開店。
店の中に走りこんでいくおのぼりさんたちの後を追って、自分たちも思わず早足になる。
一画に8店舗のラーメン店が入っており、みんな同じ場所に行くんだと思い込んでいたが、いい具合にばらけて、吉山商店も余裕で着席できた。注文はもちろんら~めん王に選ばれた「焙煎ごまみそらーめん」だ。
私はおいしそうなものを頼むとき、すぐに誰かに教えたくなるので、まずカメラに撮ってやろうと思うんだけど、いつも食べている途中にそのことを思い出して、ほとんど来てすぐのものを撮ったことがない。
もちろん今回もすっかり忘れてしまった。
まずスープを一口。
「うっまあ~」。
こいつぁいけねえ~、いけねえよお~。
ちょっと今まで食べたことがない旨さだった。
ゴマの香ばしさに、普通のみそとは全然違う甘みと深みのある絶妙のスープ。
こんなにうまいラーメンがあるんだねえ、最高。
店を出ると既に12時を回っていた。
ラーメンが旨すぎて満足してしまったのか、もう新千歳空港へいってゆっくりしようということに。
まあここまでで結構くたびれてしまってたこともあるが、空港内になんと温泉があることが判明していたため。
空港に入ると、来たときはすぐに外に出てしまったので気が付かなかったが、とにかくその広さに驚いてしまった。
ふらふらと徘徊し、気が付けば展望デッキにでて、飛行機の発着陸をぼお~と見てた。
そして本日2回目の温泉に向かう(^^)
朝と全く同じ行動を繰り返し、お決まりのリラックスルームへ。
天井のエアコンの吹き出し口の真下の席に横になり、ゆっくりと眠りにつく。
程よい冷気が火照った体に心地よく、完璧に寝ていたところに、あり得ないほどの大きさで静寂をやぶるいびきで目が覚めてしまう。
時計を見ると15時30分。
18時までまだ時間はあるが、このいびきをずっと聞かされるのは堪らないので、仕方なく外へ出ることに。
人ごみの中、フロアいっぱいにいくつも並ぶお土産屋さんを見て回る。
そこらじゅうに目に入る「白い恋人」という文字。
たぶんこの超有名なお菓子、食べたことない人はほとんどいないだろうに、なぜに北海道まで来てまたこのお菓子を買っちゃうのかなあ。
まあ余計なお世話なんだろうけど、自分は絶対に買わないぞと心の中で誓う。
じゃあ何を買えばいいのか・・・。
歩きながら新千歳空港・お土産・ランキングなんて検索していると目の前に15人ほどの行列を発見。
店の前にある看板に、シルシルミシルサンデーの北海道お土産スイーツ1位「焼きたてチーズタルト」という文字が。
さっそく最後尾に並ぶと、すぐに年配のおやじ3人が私のさらに後ろに並んできた。
既に大きな紙袋にぎっしりとお土産を買いこんだ3人のおやじ達が口々に、「あたしゃあ並ぶのなんか大嫌いなんじゃ」とか「並ぶやつの気がしれん」とか言ってる。
一番後ろに並んでるあなたたちがそれを言う、なんて思ってたら、なにを思ったのか、並んでいる自分たちのすぐ横の棚に積んであるクッキーの箱を手当たり次第にかごに入れだす。
この行列がチーズタルトでできているのが全く分かってない様子。
焼きたてということでちょっと待たされたが、やっとレジの前に到着。
少し前の外人の男性が、おいしそうにソフトクリームを注文して食べていたので、同じようにチーズタルトと一緒に濃厚ソフトクリームを注文する。
すぐ後ろに並ぶおやじ達の番が来たので、さすがに目の前でチーズタルトを焼いているので気が付くだろうと思ったが、そのままクッキーを5箱ぐらいづつ買っていった。
並んでいる間に教えてあげようかとも思ったが、まあいっか、お疲れ様。
その後もいくつかお店を回りいろいろと買ってしまいかなりの出費に。
まあいっか。
やっと搭乗時間がやってくる。
北海道へは岡山から1日一往復しか便がないので、帰りも満員だった。
隣の席に座った赤ちゃんを抱えた若いお父さんに、ちょっとやばい予感がしたが、赤ちゃんは離陸時のGにも全然平気でぐずることもなく、他のいくつかの席で泣き叫ぶ赤ちゃんの声も気にせず、しばらくすると眠っていた。
そしてすぐに自分も眠りについていた。
北海道感はほとんどなかったけど、なんか楽しい旅行・・・、いやいや出張だったなあ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/ae/f0fd9992d3c1d886f8d38862b6054760.jpg)
以前からお台場に実物大のガンダムが建つという話は知っていて、あれを見に行ける人はうらやましいなあ、なんて思っていたところ、先週この絶妙のタイミングで東京に研修が入り、なんとガンダムに会うことができたのだ。
18時に研修が終わり、急いで地下鉄に乗り込み驚くほどスムーズに乗り継ぎ、お台場に着いた時はまだ明るかった。
ただお台場についてどこへ向かうのか分からなかったけど、それらしい流れに乗って付いていくと、潮風公園へ無事到着。
そしていよいよ目の前に想像以上に大きなガンダムが神々しく立つ姿を見て、思わず「おお~、すげえェ」とつぶやく。
ここまで完璧に造られているとは、感動だね。
子供連れやらアベックやら、同じ匂いのするサラリーマンやらを掻き分け掻き分け、夢中で携帯のカメラのシャッターを切り続け、ガンダムを一周する。
携帯の画面を覗き込むたびに、「この角度この角度!」なんて、心の中ではしゃぎまくる。
そのうち日も暮れて辺りが暗くなると、場内に音楽が流れ始め、ライトアップされたガンダムが動き出す。
ってまあ顔が左右に動くだけなんだけど(笑)
胸とか足元から蒸気が吹き出し、最後ガンダムの顔が空を見上げると、場内からいっせいに拍手が巻き起こる。
いやあ~、良かった~(^^)
見終わった後早々に駅へと向かっていく途中、なにげに若い女性の声が聞こえてきた。
「なんかサラリーマンとか、超多くねえ~」
尾道といえば、昔は大林宣彦監督の尾道三部作とか映画のロケ地っていうイメージだったけど、今はもう尾道ラーメンが一番有名なんじゃないかな。
例外に漏れず私もGW最後の休み、ドライブがてらにちょっと尾道ラーメンでもと出かけたんだけど、わちゃあ~、目指していたお店に長蛇の列が(^^;)。
天気も良くて、日に当たってると汗ばむような中、日傘なんぞさしてる人やら、そのほとんどが身なりからしてすぐに観光客とわかるんだけど、中にはお店の前で写真をとってる人もちらほら。
それでも近くにもう二つ尾道ラーメンのお店があると思い、そっちの方へ移動するもまたまた行列が出来上がっている。
12時過ぎという一番多い時間帯じゃ仕方ないということで、ちょっとお腹でも減らしておこうと、歩いて千光寺へ行くことに。
ここでもまた予想外に超満員となったロープウェーに乗って山頂へ。
外の景色が見えなくなるほど、詰め込まなくてもいいんじゃないの、ガイドさん(^^;)
まあ頂上に上がったから何があるというわけでもないところなんだけど、ロープウェイを降りてすぐのところにある展望台にあがってみる。
そこには見事な360°のパナラマが広がっており、ありったけの開放感を味わう。
映画でも良く出てくる尾道水道と、その奥に横たわる見渡す限りの瀬戸の島々の綺麗なこと。
あまりの気持ちよさに、しばらく手すりにもたれながら、心地よい風に吹かれて黄昏る(まあ映画『めがね』の黄昏には遠く及ばないが・・・)。
そして次に千光寺に行ったんだけど、入り口にまったく違う方向に階段が伸びており、そこに62年振りに鎖で石鎚山へ登れるようになったみたいな看板を発見。
どうにも気になったので行ってみると、なんと3メートルぐらいの大岩から鎖がぶら下っており、その横に鎖修行の文字の看板が。
ええ~、先が見えないのでこれであとどれくらい登るんだろうと一瞬ひるんでしまったけど、せっかくなのでやってみることに。
ただ私のすぐ前に2組の30代ぐらいのカップルが、あまりに必死で登ってる姿を見てさらにひるむ。
鎖には丁度足が入るぐらいの大きなワッカが等間隔で付いてて、そこに足を入れて登れる用になってるんだけど、なかなか登ってくれないので、すぐ後ろでずう~っと待つ羽目に。
まあその苦戦してる様を見てるのも結構見ものだったんだけどねえ(笑)。
そしていよいよ私の番がやってきたんだけど、拍子抜けするぐらい簡単に登れた。
あとで千光寺のHPを見たんだけど、物凄いちっさい女の子が登ってる写真が載ってた(笑)。
そして次の鎖、次の鎖と3回ほど登るともうそこが頂上で、展望台でみた景色とさして変わらないパノラマが広がる。
あっ、もう終わり?
鎖の度に5分程待たされる羽目になったけど、意外なアトラクションに結構得した気分になれた(^^)
帰りは「文学のこみち」をソフトクリームをなめながらブラブラと下っていく。
額に浮かぶ汗をふきふき、もういい感じで行列も減ってるんじゃないことお店に行ってみると、そこには最初に見たときとほとんど変わらない長蛇の列が。
しかたない、ここはもう並ぶしかないと最後尾へ。
この分じゃ1時間は掛かるかなと思いながらしばらくは耐えていたが、ラーメンのくせになぜかいっこうに列が減る気配もなく、たかがラーメンにこのクソ暑い日差しの中で並ぶかあ~、なんて気持ちがフツフツと沸いてくる。
はるばるこの尾道ラーメンのためにやってきたんだけど、5分位は並んでたのかな、撤収である(笑)。
昼食は普通に高速のSAで定食を食べる。
そう、どこにでもある定食。
これであっけなくこのドライブは終了である。
さあ、あしたから仕事!いってみますか(^^)