ブリットの休日

大好きな映画や小説の感想や日々の他愛ない話と、
聴神経腫瘍と診断された私の治療記録。

『呪術廻戦 』五条悟死んじゃったの?

2023年10月01日 | 本(コミック)

 毎週月曜日は週刊少年ジャンプの発売日であり、テンションの上がらない月曜日に楽しみを与えてくれるもの。
ただねえ、先週のジャンプは酷かった。
その日は一日中気分が悪かった。

最近のジャンプは、「僕のヒーローアカデミア」や「ブラッククローバー」(つい先日ジャンプGIGAに移籍)など、主人公の方がやられてばっかりの展開が続いていて、頻繁に休載する「ワンピース」や「僕のヒーローアカデミア」へのストレスと、あんまり面白くない作品も増え、すぐに連載も終了するなど、かなりしんどいことになっている。

”ジャンプ 大丈夫?”

そんな中先週のジャンプの「呪術廻戦」ではなんと、五条悟が宿儺に胴体を真っ二つにされるという衝撃の展開を目の当たりにすることに。
「ええ~ッ、噓だあ!」
もうその日は朝からずっと気分が悪く、ほんといい加減にして欲しい(^^;)


まあ主人公より強いキャラクターがいるということは、展開上どこかで去らないといけないという都合は分るが、やられ方が酷い。
ある意味一番人気のあったキャラクターの最後が、あんなショッキングな姿をさらすことになるなんて信じられない。
昔読んだ永井豪の「デビルマン」を思い出してしまった。

頭が無事なら反転術式で蘇るという説もあるが、今は亡き友人たちと会話するシーンなどもありなんだか無理っぽい。

明日は月曜日。
朝一でジャンプを買いに行こう(^^)


『20世紀少年』にはまる

2009年10月11日 | 本(コミック)

137  現在やっとコミックスの14巻まで購入し読破。

きっかけはTV放送で偶然<第2章>を見てしまった事(しかも途中から)。

それまでは予告編とかで「あ~あ、また安っぽい邦画のSFか~」ぐらいにしか思ってなくて、あのハットリくんの仮面をかぶって「ケ~ン~ヂ~く~ん」がみょう~に気になってた程度だった。

それでそのTV放送された<第2章>もまあほとんど訳が分からなかったので、「ふ~ん」ぐらいだったんだけど、その後ネットでレビューとかを読んでると、どうも浦沢直樹の原作方が断然面白いということが分かってきた。

俄然原作が読みたくなった。

 昭和のノスタルジーをふんだんに盛り込んだ主人公達の少年時代と、“ともだち”によって支配された未来の世界を、縦横にクロスさせるストーリーの巧みさと、ケンヂやオッチョなど丁寧に描かれる深みある魅力的なキャラクター達。

これは凄い漫画があったんだと、感激してしまった。

コミックスの6巻ぐらいまで読んだ頃に、映画の第1作目をレンタルで観る。

原作同様ノスタルジーを掻き立てる少年時代の心地よさと、忠実に原作のストーリーをなぞる展開と、普通に面白かった。

しかしなんとこの映画は致命的なミスを犯していた。

最大の謎である“ともだち”の正体が、仮面はかぶっているがそれ以外の体型やらしゃべり方で丸分かりだった。

わっちゃ~である。

まあ正体が分かっても、16巻を読んだ今でもほとんど隠された謎は解明されておらず、ラストも予想できないので、それほどの問題ではなかったのだが。

にしてもあの俳優だったらばればれでしょうがぁ(^^;)

 ある意味そんなことはもうどうでもよく、いかにシャッフルされた細切れのストーリーが繋がっていくのかだけが、一番の関心事であり、ラストで訪れるであろうカタルシスだけが、読み続けていく糧となっている。実に面白い!

 ただ原作はもう何年も前に連載されていたので、結末を知る者がいつ自分の前に現われて、こころなく内容をばらされてしまうかが心配だ。

とりあえず今身近に二人いることは確認されており、今公開中の<最終章>について、話している声が聞こえてきてしまうという危険な状態なのだ。

当然自分がコミックを読んでることはおろか、まったく興味がない振りをしているのだが、いつどこでばらされてしまうのか、やはり心配だ。

はやく、はやく続きを読まなくては・・・。

でもコミックも何冊も買うと、けっこうするんだよねえ、ハハハ(^^;)


『うしおととら』にはまる

2008年10月13日 | 本(コミック)

 休日出勤を断り、家の窓から澄み切った青空と山の稜線の鮮やかさをぼんやり見ながら、久しぶりに書き込みなんぞしてみようかとキーをたたいてる。

その窓から吹き込む風の肌寒さと、あっついコーヒーの旨さに、あっという間にやって来た秋を感じつつ、休日手当てはつかないがこうしてのんびりするのもありかな~、なんて黄昏ている。

 今日は『うしおととら』という漫画の話。

今コンビニで昔の漫画のコミックを2,3冊分まとめた分厚い復刻版を売ってるんだけど、これがかなりいいラインナップを揃えているのだ。

北斗の拳』や『がんばれ元気』などの有名どころから、個人的にかなりのツボだった『将太の寿司』、そして最近では『コブラ』とか懐かしい漫画が店頭に並んでる。

そういえばこないだ『魔太郎がくる』まで出てたなあ(笑)

そのタイトルを見るだけで楽しくなり、コンビニに入ると必ず覘いてる。

 そんな中で自分が今続けて買っているのが『ジョジョの奇妙な冒険』(最初のころは面白かったんだけどなあ・・・)とこの『うしおととら』。

その『うしおととら』の最終巻をこの土曜日に読み終わった。

今までいろんな漫画を読んできたけど、これだけクライマックスへ向けて盛り上がり、そして感動した漫画はないね。

信じられないだろうけど、読んでる途中で何回か泣きそうになったもん。

たぶんその場面にあった音楽でも流れてたら、・・・確実に泣いてたな。

 お寺の住職の息子蒼月潮(うしお)は、ある日蔵で偶然見つけた扉を開いたことで、中で500年「獣の槍」によってはりつけられた大妖怪とらと出会う。
うしおはその「獣の槍」を抜いたことで、伝説の槍の伝承者として過酷な運命に巻き込まれていく・・・。

見事に張り巡らされた伏線が奇跡のようにクライマックスへ向けて紡ぎ合う抜群のストーリーもさることながら、主人公のうしおととらを始めとする登場人物のなんと魅力的なことか。

読んだことがない方にはぜひお勧めしたい。

ただちょっと戦いの表現がスプラッターなんで、そこら辺は賛否両論ではあるけど・・・。

 天気のいい日中に、家の中で漫画を熱く語ってる自分を客観的に見て、やっぱり会社に出とけばよかったかなと思いもしてるけど、まあたまにはいいじゃないか(^^)

とうとう大好きな漫画が終わった寂しさを、次はどの漫画に向けようかと思っていたら(ジョジョではちょっと補いきれない)、なんと同じ作者の『からくりサーカス』が来月発売との予告が、最後のページに掲載されていた。

やった!!


懐かしいコミックにはまる

2007年04月22日 | 本(コミック)

078  私は昔から漫画が好きで、今でも「週刊少年ジャンプ」だけは毎週買ってる(明日発売!)。

それでもコミックを買うというほどのことも無かったんだけど、3月頃に『ジョジョの奇妙な冒険』の究極総集編なる、第一部が丸ごと一冊に収められた本をコンビニで発見したことで、一気に漫画熱が燃え尽きるほどヒートしてしまった。

懐かしい~!荒木飛呂彦節ともいう独特のセリフ回しに奇妙なアングルの構図と、作品から伝わってくるほとばしるほどのパワーがいい。

いやあ~、やっぱ昔の漫画はおもしろかったなあ~。

本のサイズがジャンプと同じ大きさで、カラーページも連載の通りに再現されてて、かなりいいものを買ったという満足感に浸る(^^)


  そして続けて『ジョジョの奇妙な冒険』の第二部第三部が発売されるのを待ってたんだけど、当分なさそうなので、今度は無性に『ドラゴンボール』が読みたくなり、『ドラゴンボール 完全版』を購入することに。

コミックより少し大きめのサイズで、この本も連載当時のカラーページが挿入されていて、紙質も良く表紙は新たに描き下ろしという豪華仕様の本なんだけど、これがまた高いんだなあ、一冊980円もするんだよね。

全34巻だから・・・、ええ~さすがにそこまでは一気に大人買いできないので、ちょっとずつ買う事に(^^;)。

そしたら今度はどこら辺から買おうかって悩んじゃって、結局天津飯が出てくるあたりの8巻から買い始める。

今12巻まで揃えたが、やっぱり抜群に面白い。

鳥山明の描くまるでアニメを見てるように動き回るアクションシーンのスピード感と、完璧なデッサン力は今見ても素晴らしいの一言。

早くベジータが登場するあたりまでいきたいんだけど・・・、値段がねえ(^^;)

080_1 そしてついこないだ買ったのが『地球へ…』の全3巻。

最近TVでアニメが放送されてて、また無性に読みたくなりamazonですぐに購入。

マイノリティへの迫害や悲しみ、人間の尊厳にまで及ぶ壮大なストーリーは、当時かなりのショックを受けたのを憶えている。

今また読み返してみて、その作品の完成度に改めて驚いてしまう。

そして読んだあともその作品の奥にある、何かをいつまでも感じさせる不思議な作品なのだ。

まあその何かが今でもはっきり分からないんだけど(笑)

ただ、こうして漫画を買い集めるとやっぱり置く場所に困るんだよなあ。

これらのコミックは今、テーブルの上に『のだめカンタービレ』全17巻と共に山積みされている・・・。