ブリットの休日

大好きな映画や小説の感想や日々の他愛ない話と、
聴神経腫瘍と診断された私の治療記録。

ペペロンチーノ

2011年03月04日 | 日記・エッセイ・コラム

 今日お昼コンビニでペペロンチーノを買った。

チンした後、それをビニール袋に入れながら、若い女性の店員が妙な事を聞いてきた。

「フォークとお箸 どちらにします」

??? 思わぬ質問に、そんなこと聞かれたのは初めてだったので、一瞬考える。

おいおい、これはどういうことだい?

いやいや、普通フォークでしょ~

んん?そういえば食べてる時、チラッと頭をよぎったことはある。

スパゲティでも箸で食った方が食べやすいんじゃないか?

それにたかがコンビニのペペロンチーノじゃないか、なに気取ってフォークなんぞ使ってんだ 。

そうだ、ちょっとここは箸で食べてみようじゃないか

「箸のほうで」

店員はにこやかに箸をビニール袋に詰める。

まるで自分が素敵な質問をして、それが見事的中したことがうれしかったように。

(まあこれはあくまでも私の勝手な推測なんだけどね)

チンしたせいか、まだふたも取っていないのに、かなり強い匂いが漂っている。

さあ、食べますか(^^)

箸を使い、黙々と食べていく。

うん、やっぱり麺を掴みやすいので楽に食べれるわ・・・

んん?これはどういう訳だ、ペペロンチーノを食ってる気がしないぞ。

このズルズルと口にすすりあげる食べ方、まるで焼きそばを食ってるみたいじゃないか。

そうだ、ペペロンチーノの味がする焼きそばを食ってるみたいだ。

やはりペペロンチーノを食べる時は、フォークに限る。

別に気取ってるわけでもない。

ペペロンチーノにフォークを使うにはちゃんとした理由があるんだ。

次は必ずフォークと答えよう。