瑞巌寺が一記事で収まらなくなったので、彫刻を別にしました。
(仏像・観音が彫刻というかは別として)
延命地蔵
ブロンズ製。文久3年(1863)鋳造。
右手に錫杖、左手に宝珠を持ち、蓮台に座し、左足を垂下させる。
延命のいわれは、飢餓時の幼児保護などに勤めた当山117世中方明哉和尚の
業績や長命にあやかったと伝えられている。近隣稀な巨像で、塩釜や石巻の
有志によって造営された。
法身窟
ここで修行したんだなという洞窟があり、板岩が2つあります。
鎮海・楊柳観音像
粘板岩の巨岩(稲井・井内岩とも言うに刻まれた二体の観音像は、右(大)
が楊柳、左が鎮海観音と呼ばれ、いずれも塩釜出身の小池曲江(1758~1848)
の模写になる。鎮海は寛政12年(1800)、楊柳は文政6年(1823)の建立。
なるほど。表面は摩耗しているけど、うすらぼんやり観音様が彫られているのが見えます。
説明のない観音様もいらっしゃいます。
こちらもさりげなく座っていらっしゃる。
瑞巌寺 宝物館 青龍殿
中は撮影禁止ですが、こちらの2点は撮影OKとのこと。
鯉が滝を登っています。
彫刻 登竜 城所ケイジ師作
平成24年5月4日、未曽有の大震災の被害がいまだ色濃く残る東北地方の
復興支援活動として、製作された彫刻がこの「登竜」である。
作者城所ケイジ師はチェーンソー彫刻世界一の彫刻家であり、数多くの彫刻を
全世界に残している。同師は「龍王プロジェクト」という計画を立ち上げ、
宮城県内では瑞巌寺での作品を端緒とし、各所に龍王彫刻を制作していく計画
である。
この彫刻の原木は東日本大震災の津波塩害により伐採した瑞巌寺参道の杉を使
用している。瑞巌寺登竜門にちなんで鯉が滝を登り龍になる姿を制作している。
隣は瑞巌寺の瓦。大きいね。
瑞巌寺
宮城県宮城郡松島町松島町内91
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