サバ奈子

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室蘭市 野外彫刻 港の文学館

2022-08-15 05:38:31 | 野外彫刻

室蘭市の港の文学館です。

館内に彫刻があります。

北方の人ー海からの光・海からの風ー
制作 中川曠人
モデル 八木義徳

八木義徳は室蘭市出身の小説家です。

晩年になって評価が高まり、室蘭市名誉市民になっています。

階段の踊り場に見慣れた彫刻があります。

平成8年度 北海道地域文化選奨 「妙夢」 贈 安田侃

サイズはとても小さめですが、階段は通路なので邪魔にならないサイズでいい。

ちょっとうれしい出会いでした。

階段と一緒に撮るととても小さいのがわかります。

港の文学館の敷地内に文学碑があります。

碑文
「海洞の街」「海洞」
室蘭民放掲載 文藝春秋刊 駒澤静秀書

三浦清宏生家 小林写真館(ここより西の方向155m)
佐久間恭子画


建立平成30年10月7日 室蘭文学館の会
港の文学館30周年記念

デザイン設計・施工
浪越石材株式会社

裏になります。(違いますね。こちらが表ですね。)

昭和5年9月10日室蘭市海岸町で生まれる。
昭和27年 東京大学英文学部に進学 その後渡米
昭和63年 「長男の出家」で第98回芥川賞受賞
平成6年~12年 「室蘭文学学校夏期講座」講師
平成18年 「海洞」で第24回日本文芸大賞受賞

三浦清宏文学碑
室蘭。子供の頃の清隆にとってはこんなに懐かしい響きを持った言葉はなかった。
室蘭は銀座や浅草とはまったく違った別天地でそこに行くのは最高のお出かけで
あり冒険ですらあった。
~アフンルパロの物語「海洞」より~

棟方志功版画碑
敏文書

棟方志功の版画が刻まれています。


建立年月日 1997年6月
版画 棟方志功
題字 田中敏文
建立者 棟方志功版画碑再建実行委員会

棟方志功版画 室蘭版画碑の柵
ムロランハンガヒノサクは、室蘭市のシンボル、測量山山頂から室蘭港と
有珠山を望んだ、1957年(昭和32年)製作の風景版画です。その板木を青銅
板に型取りし、昭和32年市立室蘭水族館内に、日本で最初の棟方志功版画碑
が建立されました。それから40年経過し、版画碑の痛みもすすんできました
ので、市民有志により港の文学館構内へ移設再建しました。

これらの作品は北海道デジタル彫刻美術館にはなかったし、私も炭鉄港カードを
もらいに行かないと見ることができなかったと思うので、なかなか収穫が大きくて
うれしかったのでした。

港の文学館
室蘭市海岸町1丁目1番9号


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