羊蹄丸の座席
青函連絡船 羊蹄丸のグリーン船室にあった自由席用の座席です。
国鉄車両のグリーン車同様、赤い布地のリクライニングシートになっています。
青函連絡船では、鉄道車両とは違った広々とした空間でゆったりとした時間を
過ごすことができましたが、とくに豪華な赤い座席の並ぶグリーン船室は別格
でした。
当時の国鉄車両のグリーン車の座席は、指定席と自由席で差はありませんでしたが、
青函連絡船のグリーン指定席は、自由席よりも一段と広い座席間隔となり、しかも
一人掛けでした。
グリーン料金
指定席:3600円 自由席:3100円
普通乗車運賃 2000円
この席に座ってシアターを見ることができ、上映時間2時間だというので、
かなりの量の資料館なので、朝から晩まで1日楽しめる施設だと思います。
船長室
サロン会議室
寝台室
いろいろ 案内板
ブリッジ(操舵室)
八甲田丸は角度を変えて前進や後進、停止や細かい速度の調整ができる可変ピッチ
プロペラと、ひき船なしに船首を岸壁から離す横向きのプロペラ・バウスラスター
を持っています。
操舵室はこれからのプロペラの遠隔操作をはじめ運行に必要な各部署のチェックが
できる船内通信設備、船を安全に正確に運行するためのレーダーや自動操縦装置
などの優れた設備が残っています。
号鐘は、もともと、濃霧や吹雪なので視界がさえぎられたときに、相手の船に船位を
知らせるために、設けられていました。
また、船員の勤務の交代時間などにも使われていましたが、近代船では、レーダー
や霧笛などの設備が整ったため、むしろ「船のシンボル」として付けられていました。
レーダー
無線通信室
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