カメブログ

聖蹟桜ヶ丘に住むおじさん(通称カメちゃん)のブログ

多数派が正しいとは限らない ~世間並みからの乖離は気にしない

2005年01月12日 | Netsurf
突然ですが問題です。
【問題】「げんぽう」(処分などのため給料を減額されること)を漢字で書いてください。
答えは末尾に。

どういうわけか今日は多数派が必ずしも正しくないと書かれている記事を偶然目にしました。昨日書いた検索時のヒット率によって正解かどうか判断する方法と反対の趣旨になってしまい、首尾一貫しませんが致し方ありません。オチをつける必要を感じ、書くことにしました。

もともとの言葉の意味に反して、逆の意味や誤用が一般的に広まることがあります。

その1:「役不足」【goo辞書から引用】
(1)俳優などが与えられた役に満足しないこと。
(2)能力に対して、役目が軽すぎること。

もともと(2)の意味だったのですが、今は逆の意味の(1)が一般的になっていると思います。

その2:「確信犯」【goo辞書から引用】
道徳的・宗教的・政治的な信念に基づき、自らの行為を正しいと信じてなされる犯罪。思想犯・政治犯・国事犯など。

法学では上記の定義なのですが、『悪い事と確信しつつ犯罪を犯す人』の意味で広く使われています。
法律関係者は確信犯の誤用が気になって仕方ないと思いますが「悪貨が良貨を駆逐」してしまうのを止めるのは難しそうです。

【答え】
さて、冒頭の質問の答えです。
○ 減俸 約 21,500
× 減棒 約 59,900 
数は google のヒット数です。なんと誤りの方が倍以上のヒット数になっています。(と書いてしまうとこの記事も誤りのページ数に計上されてしまいますが)
むむむ、検索結果を見てみると、減棒と書いているスポーツ新聞がありますねぇ。校正漏れでしょうか。それとも、もはや減棒の方が一般的になっているのでしょうか。俸給って死語に近いと思われますからね。

偉そうに書いていますが、私もダイハードの主演男優をブルース・ウイルスと言っていたかもしれません(お恥ずかしい。正解はウィリスでした)。

こちらからネタをいただきました)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿