8月31日に関戸橋近くの「さくらサンリバー」のボーリング場、モランボン、サウナが閉店して、翌9月1日から、ビルの照明の大半が消えました。
先日早めに帰宅したので中河原で途中下車し、気になっていた現場へ歩いていってきました。というのは、京王線に乗車して多摩川を渡るときに、照明の消えた「さくらサンリバー」を車窓から見ていることが習慣になっていたからです。
久しぶりの中河原は駅前に立ち飲みの店舗がオープンしていて大盛況だったりして発見があったりしましたが、照明の少なくなる多摩川に近づくにつれて風が強くなり、人影はまばらになり、荒涼とした気持ちになってきました。
さくらサンリバーに入居している自転車屋だけは営業しており、1階だけは照明がついています。駐車場に警備のひとが所在なさげに椅子に座っていました。駐車場の自動発券システムを撤去したので人手で対応しているのかなと思われました。
その警備員の訝しがる視線を感じながら、いかにも閉店が名残惜しく、思い出にふける演技をしながら撮ったものが添付の写真です。
警備員の視線が気になって思うように写真を取れませんでしたが、この建物にサヨナラを告げることはできました。
関戸橋の歩道橋は自転車がたくさん通るため、自然に欄干の近くを歩くことになります。河原までの高さは10メートルかそこらでしょうか、時々転落事故や自殺が話題になる場所ですが、思い切って飛び降りるにしては高さが中途半端な気がします。と、縁起でもないことを思うのは多摩川の広大な暗がりの所為に違いありません。右手に見える聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターは手のひらでビルを寄せ集めたようなこじんまりとした小さなエリアになっていて、明かりがこぼれています。ビル群に暖かさを感じるのは不思議な感覚ですが、小さく固まった聖蹟桜ヶ丘のビル群の明かりには懐かしさを感じます。
左手の連光寺付近の山からはゴルフ場の照明の光の矢が山林から漏れています。
雨の日やガスった日には、光の矢がさらにはっきりとして、映画的な光景になります。
関戸橋には「災害時には通行止めになります」と書かれた道路標識があり、よく観察すると手動で別のメッセージに変えられる仕掛けになっていることがわかります。おそらく通行止めと書いてあるのでしょう。はたして新宿方面から徒歩で帰宅して、この橋を渡らなければならない日が来るのだろうか、明かりの消えた街を見て、そのときはどんな心境だろうかと考えているうちに関戸橋を渡り終えていました。
先日早めに帰宅したので中河原で途中下車し、気になっていた現場へ歩いていってきました。というのは、京王線に乗車して多摩川を渡るときに、照明の消えた「さくらサンリバー」を車窓から見ていることが習慣になっていたからです。
久しぶりの中河原は駅前に立ち飲みの店舗がオープンしていて大盛況だったりして発見があったりしましたが、照明の少なくなる多摩川に近づくにつれて風が強くなり、人影はまばらになり、荒涼とした気持ちになってきました。
さくらサンリバーに入居している自転車屋だけは営業しており、1階だけは照明がついています。駐車場に警備のひとが所在なさげに椅子に座っていました。駐車場の自動発券システムを撤去したので人手で対応しているのかなと思われました。
その警備員の訝しがる視線を感じながら、いかにも閉店が名残惜しく、思い出にふける演技をしながら撮ったものが添付の写真です。
警備員の視線が気になって思うように写真を取れませんでしたが、この建物にサヨナラを告げることはできました。
関戸橋の歩道橋は自転車がたくさん通るため、自然に欄干の近くを歩くことになります。河原までの高さは10メートルかそこらでしょうか、時々転落事故や自殺が話題になる場所ですが、思い切って飛び降りるにしては高さが中途半端な気がします。と、縁起でもないことを思うのは多摩川の広大な暗がりの所為に違いありません。右手に見える聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターは手のひらでビルを寄せ集めたようなこじんまりとした小さなエリアになっていて、明かりがこぼれています。ビル群に暖かさを感じるのは不思議な感覚ですが、小さく固まった聖蹟桜ヶ丘のビル群の明かりには懐かしさを感じます。
左手の連光寺付近の山からはゴルフ場の照明の光の矢が山林から漏れています。
雨の日やガスった日には、光の矢がさらにはっきりとして、映画的な光景になります。
関戸橋には「災害時には通行止めになります」と書かれた道路標識があり、よく観察すると手動で別のメッセージに変えられる仕掛けになっていることがわかります。おそらく通行止めと書いてあるのでしょう。はたして新宿方面から徒歩で帰宅して、この橋を渡らなければならない日が来るのだろうか、明かりの消えた街を見て、そのときはどんな心境だろうかと考えているうちに関戸橋を渡り終えていました。
今は、静岡に住んでいるのですが、先日実家に帰り、府中の親戚の家へ行く途中、あれっ?サンリバーがない。
と思い悲しみを感じました。なぜなら、小さな頃から食事と言えば、モランボン、ボーリングやらサウナやら、何度行ったかわかりません。
あの辺りに住んでる人で知らない人はいませんよね。
いろいろな思い出があるぶん、すごく悲しかったです。
子供たちとモランボンで焼肉を食べるのが楽しみでしたし、ボーリングのコンペなんかにも利用しました。
特にあそこの、サウナのマッサージは近場の指圧師の方達が来ていて、本当に上手かったのが印象に残ってます。
何か、寂しいですね・・・・・。