若かりしころ

苦諦・集諦・滅諦・道諦

実に生きとし生けるものが個体をたもっているところに苦しみの根源があるのである。

人々はわがものであると執着したものの為に憂う。自己の所有したものは常住ではないからである。この世のものはただ変滅すべきものなのである。

世間の人々は死と老いとによって損なわれる。されば賢者は世のありさまを知って、悲しまない。

諸の欲望に対する貪りを制せよ。取り上げるべきものも、捨て去るべきものも、なにものも汝にとって存在してはならない。

原始仏教の教えより

ある本から書き写したフレーズが古いパソコンのＨＤＤから移したファイルにたまたま残っていたのですが、いまだに甘美で魅力的です。
ファイルの日付は１９９８年でした。当時は青かったですねぇ。