カメブログ

聖蹟桜ヶ丘に住むおじさん(通称カメちゃん)のブログ

ドルを買うべきかやめるべきか

2004年12月22日 | Netsurf
円・元・ドル・ユーロの同時代史 第41回~ブッシュ「最強政権」の登場
第42回~ドル安を生む思想とは
第43回~続く米国の経常収支悪化
谷口智彦氏(日経BP社編集委員室主任編集委員)

米国の内政事情をこれほど分かりやすく明確に記述した記事を読んだことがありません。

配偶者が都市銀行のドル定期預金のパンフレットを持ってきて思案していたので、あれこれ調べて、都市銀行のスプレッド(1$あたりのTTBとTTSの差、すなわち手数料)が2円に対して、証券会社のドル建てMMFに50銭のものがあるのを見つけて手続きをしているところでした。
また、通貨について株式の信用取引に相当する「外国為替保証金取引」と呼ばれる金融商品があることを知ったのは収穫でした。レバレッジ(=てこ)が効いて保証金の何倍ものお金を動かすことができ、スプレッドは数銭の世界があるのです。先物取引もあります(逆日歩のようにスワップポイントもあります)。

ドル安の背景を全く理解していませんでしたから、上記の記事は大きな驚きでした。
ロシア・ヨーロッパ諸国の思惑、中国政府は元のドルペッグをどうするのか、ドルの基軸通貨の座は揺らぐのか?
ドル建てMMFをどうするか、ちょっと考えてしまいます。