カメブログ

聖蹟桜ヶ丘に住むおじさん(通称カメちゃん)のブログ

定率減税廃止の愚

2004年12月11日 | 身辺雑記
『定率減税は06年度廃止 05年度は5割縮小軸に
 自民党税制調査会は11日、所得税・個人住民税の定率減税を、景気回復が維持されていることを条件に、2006年度に廃止する方向で最終調整に入った。05年度は5割縮小を軸に検討。週明けに公明党と協議し、与党の方針を決める。』(産経新聞)

これに対し橋本内閣の犯した大罪の二の舞ではないかと。
景気が浮上しかかったところで消費税の増税を導入したことにより失われた10年を招いたというのが橋本内閣への歴史的なコモンセンスになりつつあると思います。

今年は企業の業績が回復し、予算より2兆円もの多くの歳入が見込まれており、そのタイミングに大増税となる定率減税の見直しは非常に無理があるという声が聞かれます。

小泉内閣は晩節を汚すことのないよう、2005年度予算編成での防衛予算減額指示で見せた絶妙のバランス感覚を定率減税に於ても発揮していただきたい。

ところで中央公論にて次期防衛大綱をめぐる財務省と防衛庁の争いを当事者である女性初の主計官、片山さつき氏が手記を寄せているとのこと。未読ながら臨場感溢れる記述に期待が募る。

蛍光灯にまつわるムカムカ

2004年12月11日 | 身辺雑記
年末が近づき、電極が黒ずんだ蛍光灯が気になって交換することに。
ムカムカその1:
アホなことに32W + 40W の蛍光灯だったのに 30W+32Wの蛍光管セットを買ってしまった。いざつけようとして「ア」の一言。鬱。なじる家人の声がこだまする----実際は不在なのでこの失敗はばれていない。ぶふ。
40Wの環状の蛍光灯は手にしてみると驚くほど巨大ですよ。
教訓:汝の愚かさを侮る無かれ

ムカムカその2:
某100円ショップで購入した蛍光灯の点灯管は粗悪品。購入直後、点灯が遅いので何個か交換したけど、これを機にすべてをメーカー品に交換。Made in Taiwan なんだかなー。点灯管を交換したらあっというまに点灯するようになった。ようやくムカムカが収まる。
教訓:わっちあうと!

ムカムカその3:
電気店から帰りしな、電気店の立て看板に明日、蛍光灯・電球全品10%引きの文字を発見。蛍光灯を本日、計2500円ほど買ったんですけどー。
教訓:忘却は救いの根源。あんにょんはせよー(意味無)

小技:
他のサイトの車の小技で知ったテクです。蛍光灯の反射板にアルミテープを貼る。カバーがしてあるところなら、みすぼらしくなく思う存分アルミテープを貼ることができます。明るくなりますよ。ショートや発火にお気をつけ下さい。自己責任にて。

画像は聖蹟桜ヶ丘にあるただひとつの銭湯、立花浴泉の煙突の煙。

Miss digital queen Japan

2004年12月11日 | Netsurf
Ine Inc.さんの作品

どうでしょう、この艶やかな肌。
キャラクタービジネスにはスキャンダルがないからおいしいのだそうです(儲かりマンデー情報)。
すぐにでもキャラクター化して人気が出そうな美人キャラですね。

「雪山・大好き」篇、「雪山・おいしい」篇

どうでしょう、安田成美さんの冷たい人形のような美しさ。
けっして貶しているのではなくて稀有な美しさを称えたいのです。
安田さんの清潔で透明な美しさは比較的容易にCGに写し取ることができそうな気がします。

と、感心した美しい人物画像を出したあとで、ポーラー・エクスプレスの如何にも真似ましたというCGは鬱陶しいと思うと書きたかったのです。

CGで人の質感を出せるようになるのはいつのことでしょうか。数年か数十年か?

見つからないカッターの刃

2004年12月11日 | 身辺雑記
駅のホームの床にカッターの刃が落ちていた。
OLFAの割った小さな刃だ。
素足で歩くヒトはいないだろうとは思うが、それでも危ない。

小さな刃を壁際に寄せようと右足を被せてそっと滑らせた。
うまくいったかな?と思い、目を凝らすが冷たく光る刃が見当たらない。
おかしい。まさか自分の靴の裏に刺さったのかと思い、靴の裏を覗き込むが見当たらない。
幸い近くにヒトがいなかったので、しゃがんで床を確かめる。やはり、ない。

足で移動させた距離はせいぜい10センチほどだったから、刃が見つからないのはあまりに不思議で前田知洋さんのクロースアップマジックを見ている気分になった。

気にしていると電車がホームに入ってきたので、諦めてつり革にぶら下がった。
混んだ電車の中で昔聞いた神経にこたえる話を思い出していた。
曰く、針が刺さって取り出すことが出来ないと、血流に乗って針が心臓に刺さって死んでしまう。
小学校の頃に聞いた話だけに理屈抜きに恐怖を覚える話になっている。
心臓に針が刺さるとどんなに痛いだろう?

クロースアップマジックは種があるとはとても考えられないほど意外な結末が提示される。いっそ魔法と言って貰った方がすっきり胸のつかえが取れるほど不思議な結末だ。もしかしてカッターの刃は?

すると足の裏に鈍い痛みがすることに気がついた。
私の靴はどす黒い血を含んでつややかに光っていた。床には靴底から血の水溜りが出来ている----それは妄想だったが一体誰が刃を折って捨てていたのだろう。誰かを傷つけたいと願っている者なのだろうか。