中年男のエレジー 郷愁

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知多八十八ケ所巡りの二日目

2013年10月05日 08時52分08秒 | 日記
 
篠島の松島海上タクシー
 
 本日(10月2日)は三河湾の篠島で目覚め、朝7時30分に予約してあった海上タクシーによって知多半島に戻り、第35番成願寺から北上を始め、南知多町、美浜町、常滑市を越え、最後は東海市の第77番寺まで巡拝を進めました。
 
 明日も一日残しており、明日は八十八ヶ所の結願を果たした後に、名古屋市昭和区にある「八事山興正寺」への御礼に参拝する予定をたてています。
 
八事山興正寺 http://www.koushoji.or.jp/
 
※興正寺(こうしょうじ)は、愛知県名古屋市昭和区八事本町にある高野山真言宗の別格本山。山号は八事山。通称は八事観音。本尊は大日如来。境内は本堂などがある西山普門院と奥之院がある東山遍照院に分かれており、全域が興正寺公園として開放されて います。
 
 冒頭に添付した海上タクシーだけを見れば、完全なる観光旅行ですが、お寺を素早く巡拝するために高額なタクシーを契約しており、一般的には併設されている名鉄海上観光船を利用して巡拝が行なわれています。
 
 雨と比較すれば有難い快晴も、強い陽射しがキリキリと皮膚を射し、車のエンジンを停めると車内が暑くなるため、一日中エンジンはかけっ放しとなり、運転手の私は車を降りて納経所に走り、朱印をもらったら一目散で車に帰り、次の目的地をカーナビに入れていると、同行者が戻ってきて、そのまま車を走らせる繰り返しで一日が過ぎ去りました。
 

 昨日も篠島の番外寺が無人でしたが、本日も常滑市に入るといつも無人のお寺が存在し、私が同行者の納経帳を開いて、私の手によって朱印を押しましたが、四国では考えられない行為が当り前に行なわれていました。
 
 無人の納経所に先客としておられた御夫婦は、ご主人が納経帳ではなく掛け軸に朱印を押されていましたが、この人たちは一度も本堂に手を合わせることなく、お寺から車で立ち去っていかれましたが、こんな姿にお遍路とは何だろうと自問自答の一日です。
 ちなみに、知多半島の納経帳は、あらかじめ全部の寺院名が印刷されており、一ヶ所100円の朱印を押してもらうだけで、納経所に「手書き300円」の料金が表示してあるものの、筆とスズリが置いてないお寺がほとんどでした。
 
 お遍路は四国以外には存在せず、四国以外をお遍路とは言わないとの持論は変わりませんが、今回同行しておられる身代り講の人々は、朱印こそ私任せとしていますが、境内に入ってからは私語も厳禁で、一心不乱に読経を続け、読経が終わると遅れてはならずと車に帰り、次の札所に向かいます。
 こんな繰り返しで、先祖や先輩の指導を守って巡拝を続けておられる姿には共感するものがあり、私の足を頼りにされている責任も実感する一日ともなりました。
  
本日の宿 
観光旅館いろはや http://www.irohaya.jp
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