ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

信玄の棒道③~湧水へ~

2021-07-04 | ウォーキング

前回、富士見町の「信玄の棒道」を歩きました。その時、小淵沢の道の駅でいただいた信玄の棒道マップ…これに従って北杜市の信玄の棒道を歩きました。この道では2つの「湧水」に出会いました。まずは出発地…この場所は前回の終点、鉢巻道路と八ヶ岳高原ラインの「大平」信号のすぐ下、この標識の場所からです。

 

このトンネルの上が県道11号線で、その向こうが富士見方面です。

 

 

ここから信玄の棒道を小海線の甲斐小泉駅に向かいました。林の中の道です。乗馬クラブのある小淵沢…この付近も馬の道が並行して付けられていました。

 

 

 

案内図や標識もところどころにあって分かりやすい道ですが、出会う人はほとんどいません…

 

 

 

この道には観音様がいくつも祀られています。

  

 

   

 

   

 

   

 

  

 

 

甲斐小泉の駅に近くなるにしたがって小海線の列車の音が聞こえました。その付近にあった説明書き…

 

この付近の蔵には鏝絵が見られました。

 

 

 

 

 

旧長坂町(北杜市)のマンホールの蓋にはオオムラサキと八ヶ岳、三分一湧水が描かれていました。

 

この道では2つの湧水に出会いました。

     

 

一つはこの道の終点に近い所の「三分一湧水」です。ここは今までに何度も来ている場所ですが、もちろん直接車でです。水は滔々と気持ちよく湧き出て、三方向に分かれて流れていきます。

 

 

水量の多い水…ここで水力発電もされていました。

    

 

 

 

もう一つは、信玄の棒道の途中から八ヶ岳方向に登って行く所にある「女取湧水」(標高1170m)です。この林の中の道も気持ちの良い道でした。

 

この林は昔から生活に使われたのでしょう…切り倒した木の切り株から伸びた木が大きくなっていました。(根元から2~3本の幹が伸びていました)

 

「女取湧水」もこんこんと湧き出ていました。飲用できるとのことで飲んでみましたが、柔らかな美味しい水でした。

 

 

棒道へ下る道は広い防火帯の中にありました。

 

この日であった花たち…「スイカズラ」と「ヒメウツギ」と「ノアザミ」です。

 

 

 

名残の「フタリシズカ」も咲いていました。

 

これはオオルリシジミの食草の「クララ」でしょうか…

 

出会ったチョウは「テングチョウ」でした。

 

大きな「ヘビイチゴ」がたくさん実っていて少し頂いてきました。これをアルコールに漬けた液が虫刺されの痒み止めに効きます…

 

最後はこの日の帰り道…ズームラインからの八ヶ岳です。

 

何時の日にかと思っていましたが、富士見町に続いて北杜市の「信玄の棒道」も歩けて良かったです。林の中の気持ちの良いウォーキングコースでした。この日の歩数は16631歩でした…

 

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鎌倉街道ウォーキング~寺巡り~

2021-07-01 | ウォーキング

前回の「旧鎌倉街道(三本松ロマン街道)」ウォーキングの続きは、諏訪市から辰野町に向かう有賀峠の登り口にある「江音寺」から出発して茅野市方面への道でした。この街道筋にはお寺が多いので、寺巡りをしながらのウォーキングとなりました。

 

まず「江音寺」です。ここには立派な「シダレヤナギ」の大木があります。

 

     

 

立派な山門と木鼻です。

 

 

 

 

山門脇には石仏がたくさんありました。

 

本堂は江戸時代のものとのこと…立派な佇まいでした。

 

 

鐘楼や古い建物も趣のあるものでした。

 

 

 

ここから「旧鎌倉街道」を進みます。前回歩いた「三本松ロマン街道」の続きです。

 

松並木も街道らしい風景です。

 

「西山公園」に着きました。ここはたくさんの桜が植えられていて、標高817メートルの地は桜の時期には遠くからも確認できるほどです。ツツジもたくさん植えられています。

 

「中央自動車道」の上の山沿いの道を行きました。諏訪湖は遠くに見下ろします。

 

 

この日の八ヶ岳は少し霞んでいました。

 

花盛りだった栗の木とマンネングサ…畑にはソバの花が咲いていました。

 

 

 

次のお寺は「龍雲寺」です。鐘楼門が立派なお寺でした。

 

 

石庭も美しく、静かな佇まいのお寺でした。

 

次に向かったのは「善光寺」です。ここは飯田市の「元善光寺」から長野市の「善光寺」へご本尊を移動する中間点で、7年間この「善光寺」にご本尊があったそうです。

 

 

立派な山門です。ちょうど山門の向こうに蓼科山が見える位置だそうです。

 

 

本堂も立派で、ちょうどご住職がいらして本堂内部を案内してくださいました。庭にはたくさんのムシトリナデシコが咲いていました。

 

 

善光寺に移った如来の後に、本田善光が祀った如来は秘仏となっているそうです。明治期の廃仏毀釈によって諏訪大社の神宮寺よりこの寺に移されたこれらの像は鎌倉~南北朝時代のものだそうで、奥にしまわれていた像も実際に見せて下さいました。(写真はパンフレットより)

 

 

このお寺の前の道も旧鎌倉街道です。

 

こんな石橋も風情があります。街道が続いています。

 

 

この辺りは急坂で、川の中には石が埋め込まれて流れを落ち着かせる工夫がしてありました。

    

 

次に訪ねたのは「習焼神社」です。この神社は1565年に武田信玄によって再興されたのだそうです。

 

ここでの注目はこの「舞屋」です。ここにも貴重な「回り舞台」が残っていました。

    

 

 

 

この周囲の絵地図がありました。ここから出発地の「江音寺」に戻りました。道沿いには石碑や石仏があり、道からは諏訪湖が眺められました。

 

 

 

お寺や神社を巡った今回のウォーキング…なかなか充実した内容で、興味津々でした。直線距離ではさほどではないのですが、上り下りの道やあちこち行き来したりで、12658歩も歩きました…

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