恒例の「牛伏川夏の観察会」に参加しました。先週13日のことです…行く途中の山麓線からの風景は水田もソバ畑も気持ちの良い眺めでしたが、北アルプスは雲の中でした。
集合場所の連岳橋からの夏風景です。涼やかさが伝わるでしょうか…
この日であった花たちです。夏は白い花が多い気がします。あでやかな「バライチゴ」と沢山咲いていた「オカトラノオ」です。
アサギマダラの幼虫の食草「イケマ」が咲いていました。アサギマダラには出会えませんでしたが…
「セリ」や「ミツバ」の花も白いです。小さな花です。
「ヤブレガサ」に花が咲き、「トチバニンジン」は実がついて、季節の移ろいを感じました。
白から黄色の花たち…「イタチササゲ」と「クモキリソウ」です。
「ハナワラビ」と、まだ蕾の「ボタンヅル」です。
清楚な色合いが素敵な「ワスレナグサ」がひっそりと咲いていました。
これから花開く「タケニグサ」と「カラハナソウ」です。
咲き終わった「ウメガサソウ」です。
黄色の花たち…「キリンソウ」と「クサノオウ」です。
名残の「キバナノヤマオダマキ」と「サワギク」です。
「キツリフネ」と「ツリフネソウ」…「ツリフネソウ」はこれからたくさん咲く花です。
「ホタルブクロ」もこれからたくさん咲く様子でした。
花盛りだった「ヤマアジサイ」…隣同士に咲いていたのに色合いが違っていました。
「タマアジサイ」はまだしっかり蕾でした。
夏の「トウカエデ」と「イロハカエデ」…夏のカエデも良いものです。
実がついていた「ツリバナ」と「ミツバウツギ」…それぞれの実も可愛らしかったです。
「アブラチャン」の実と「ウコギ」の実です。
「マタタビ」は葉を白くして虫を呼びます。花が咲き、実がついた「マタタビ」…その後、白い葉は緑色に戻ります。
この日であったチョウは「ベニシジミ」と「テングチョウ」…そして「オオムラサキ」の亡骸でした。以前ここで「オオムラサキ」に出会ったのはもう少し時期が早かったかもしれません。
これは「ベニホタル」だそうです。ホタルの仲間ですが発光性はないようです。紅色がきれいでした…
驚いたのは大きなヘビに出会ったことです…苦手な方は写真をスルーしていただきたいと思います。私も苦手ですが、怖いもの見たさで注目してしまいました。毒の無い「アオダイショウ」だそうです。注目したのは木にするする登って行ったことです。
気分を変えて…最後に爽やかな「フランス式階段工」の様子を見て下さい。暑い日でしたが川を渡る風は気持ち良かったです。
青空と森と雲の様子に夏の到来を感じた観察会でした…