ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

馬場家住宅の特別公開とひなまつり

2024-03-25 | ミュージアム

「馬場家住宅」は松本市にある江戸時代の民家です。本棟造りの立派な建物で、重要文化財に指定されています。今までも何度も訪れているのですが、今回は「ひなまつり」(この辺りは月遅れの4月3日)の展示で馬場家のお雛様とべラミ人形店の押絵雛が飾られるというのと、普段非公開になっている「中門」や「坪庭」、それに「隠居屋」と「茶室」も見学できるとのことで出かけました。まずは塀の外に咲いていた梅の花です。

     

     

     

 

立派な表門と門長屋があります。中に入ると本棟造りの建物があります。

     

     

  

 

多くの部屋が整然と並んでいる主屋です。

       

     

     

     

 

今回は普段見ることのできない「隠居屋」の様子です。欄間や建具、襖の絵にも注目して見てきました。

     

     

     

     

     

     

     

 

茶室は坪庭の上方にあって、落ち着いた空間になっていました。胡桃の釘隠しがユニークでした。窓からは梅の花がきれいに見えました。

     

     

     

     

     

     

 

中門は殿様がいらした時に開いたのだそうです。この日は特別にこの門から坪庭に入ることが出来ました。

     

     

 

ここで「ひなまつり」のお雛様たちです。最初の2つは馬場家のお雛様で、趣きある風貌の押絵雛のお内裏様でした。

  

     

     

 

こちらはべラミ人形店のものです。

  

 

     

     

 

馬場家は武田信玄の家臣馬場美濃守信春の縁者が祖先だそうです。座敷の掛け軸は武田信玄と勝頼、その家臣が画かれています。

  

 

屋敷の周囲には土塁があり、屋敷から少し離れたところに「祝殿」があって屋敷神の祠には古屋敷稲荷大明神が祀られているそうです。樹齢800年以上と言われる大ケヤキが立派です。

     

     

 

最後にもう一度、梅の花の姿です。

     

     

 

普段見られない場所も見ることが出来、お雛様にも出会えた「馬場家住宅」の見学でした…

       

     

コメント (9)
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