千曲市の「森将軍塚古墳」と長野市の「川中島古戦場跡」を見学した後、「善光寺」に向かいました。まずは善光寺のお隣の城山公園にある「東山魁夷館」です。ここは「長野県信濃美術館」と共に一昨年から休館して改修されていましたが、昨年秋にリニューアルオープンしました。信濃美術館の方は全面改築の工事中で来年の春オープン予定です。何度も訪れているこの美術館ですが、久しぶりの訪問でした。
作品は撮影禁止で写真がありませんが、ここは世界最大の東山魁夷コレクションとうたっていて、信州を愛した東山魁夷の作品が展示されています。「白い馬のいる風景」などの作品をじっくり鑑賞しました。
建物自体は以前のものと変わりませんが、展示室が少しリニューアルされていました。この庭とその向こうのロビーが素敵です。
作品鑑賞後に、このロビーで庭を眺める時間も至福のひと時でした。ガラス張りのこの場所にさす冬の淡い光…とっても素敵な空間でした!
天井に映る光の動き(水面の光を反射して…)にも注目でした。
つららから滴り落ちるしずく...屋根の雪庇からのしずく…どれも素敵な造形美でしたが、なかなか上手に捉えられません…
しずくの落ちる池の水面も素敵な作品になっていました。
作品鑑賞と共にいい時間を過ごして、その後はお隣の善光寺へ…善光寺はさすが国宝!堂々とした佇まいです。山門も立派です。
花嫁、花婿さんが通り過ぎて行きました。許可をいただいて写真を…お幸せそうなお二人にこちらもほっこりしました。
仲見世の先まで足を延ばしてみました。この参道にはあちこち注目のお店はあるのですが、時間がなくて少しだけの散策でした。ここは「藤屋御本陣」…クラシカルな建物に注目です。ここにも大正時代の「擬洋風建築」が残っていて嬉しいです。国の登録有形文化財です。
こちらもクラシカルな「善光寺郵便局」…昭和初期の木造建物は元旅館だったそうです。
ここは明治45年建築・国登録有形文化財のレンガ造りの建物…現役のレストランです。
八幡屋磯五郎のお店にも寄ってみました。先月、上信越道のSAで見かけた七味唐辛子缶の椅子…お店のカフェコーナーにありました!
参道にある宿坊の軒先にも注目しながら歩きました。
善光寺境内の樹木は雪吊りがされていましたが、灯籠にも雪吊りでしょうか?頑丈な支えがされていました。
おまけは長野市のマンホールの蓋…やはりリンゴです。花と果実が描かれていました。
陽のさす時間もあったこの日でしたが、帰りの長野道は吹雪!でも安曇野あたりから止んで無事帰ってこれました。