ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

秋の牛伏川自然観察会

2019-09-10 | 植物

昨日は牛伏川の自然観察会の日…でも私は別の用事があって行かれないので、先週行って来ました。この時期に出会いたい花は何と言っても「アケボノソウ」です!ここでは一時期絶滅寸前まで減ってしまったそうですが、保護しつつ観察していてだいぶ増えてきています。ちょうどいい咲き具合の「アケボノソウ」に出会えました。

 

 

この繊細な花びらの模様には、いつ出会っても感動します!この花弁の緑色の斑を地上の山に、紫黒色の細かい点を空の星に見立て、夜明けをイメージして曙草(アケボノソウ)と名付けたとも言われています。

 

他にも出会いたかった花が沢山…草叢に目立つのは「フシグロセンノウ」その色に出会うと元気をもらえる気がします。

 

 

似ている花たち…「コウゾリナ」、「ヨメナ」、「ゴマナ」です。

 

 

 

ここにはオミナエシ(女郎花)は無いけれど、「オトコエシ」(男郎花)が咲いています。

 

「タマアジサイ」はすっかり花開いていました。

 

やっぱり秋…こんなキノコが顔を覗かせていました。いずれも毒キノコ…

 

 

この花の後(花は黄色です)は「オオガンクビソウ」…雁首とは煙管の先で、花の付き具合がこの煙管の雁首に似ているからだそうです。

 

7月に咲いていた「ウバユリ」はすっかり実が付いていました。この中に無数の種が入っていて熟すと飛び散ります。

 

他に咲いていたのは「クサノオウ」、「ママコノシリヌグイ」、「キンミズヒキ」、「イタドリ」です。

 

 

 

 

この日の牛伏川フランス式階段工の姿です。ちょっと曇り空でしたが、青葉の中に美しい流れでした。

 

この日出会ったチョウ…アザミに「ジャノメチョウ」、シシウドに「ヒョウモンチョウ」です。

 

 

 

 

この日から4日後…東京からのお客さんを案内するというので、またまた牛伏川へ行って来ました。前回見落とした花たちです。「キツリフネ」と「ミゾソバ」、「シデシャジン」、「サラシナショウマ」です。

 

 

 

 

とっても大きな「バライチゴ」の実に出会いました。

 

もう一度載せたい花は「アケボノソウ」…この日案内した方の旦那様は「アケボノソウ」が大好きだったそうで、あちこち「アケボノソウ」に会いたくて歩かれたようです。この方、亡き旦那様の思い入れのある「アケボノソウ」に出会えて感激されていました。案内した甲斐がありました…ちょうど見ごろできれいに咲いていました。

 

この日出会ったチョウたち…アザミに「ヒョウモンチョウ」、タニソバに「ミスジチョウ」、サラシナショウマに「ヒョウモンチョウ」です。

 

 

 

 

この日の階段工…いつもと変わらず滔々と流れていました。

 

 

 

ところで信州はいよいよソバの季節…あちこちでソバの花盛りです!この日も青空にソバ畑がきれいでした。松本への道、山麓線での眺めです。

 

 

 

稲も実りの時を迎えています。

 

もう一度ソバの花…一面のソバ畑の風景もいいけれど、よく見るとソバの花も可愛いです。

 

 

 

おまけは久しぶりに撮った塩嶺からの諏訪湖風景です。

 

 

秋の牛伏川も見どころ満載でした! 去年は牛伏川フランス式階段工竣工100周年、今年は101年目となります…

 

 

コメント (8)
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