ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

東京へ~丸の内界隈と五島美術館~

2018-10-16 | 旅行

皇居東御苑の後に丸の内界隈を歩いて新丸ビルでショッピングとランチを楽しみました。皇居近くでは景色の中に古いものと新しいものが同居しています。古き石の橋や建造物…

 

 

新しい形の噴水…水の動きが変わります。

 

 

こちらはちょっとレトロな噴水…

 

皇居から東京駅への道はイチョウ並木…まだ色付いてはいません。ここは海抜2.3m!海に近いところは標高ではなく、海抜での表示です!

 

 

 

東京駅から皇居方面の眺めです。丸ビルと新丸ビルです。

 

こちらが新丸ビル…

 

新丸ビルでショッピングとランチをしました。ランチはこちらで…メディア出演も多いシェフとのこと、エビフライやパスタ、オムライスなどを美味しくいただきました。

 

 

 

 

新丸ビルの内部は落ち着いた雰囲気…ゆっくりお買い物ができそうでした。ここから地下通路で東京駅へ…

 

 

午後は世田谷区の神奈川県寄りまで行きました。渋谷から田園都市線で二子玉川駅まで行って乗り換え、上野毛にある「五島美術館」が目的地…ちょっと遠かったです。二子玉川の駅から望む多摩川です。

 

上野毛駅下車、ここからしばらく歩いた閑静な住宅街に「五島美術館」はあります。この美術館は東急電鉄の元会長・五島慶太が蒐集した美術品を中心に展示しています。

 

 

 

 

この美術館の注目は国宝の「源氏物語絵巻」と「紫式部日記絵巻」です!それを含め国宝5件、それに重要文化財50件を含む約5000件の収蔵品があるそうです。春と秋に一週間、特別展示される二つの絵巻…ちょうどその時期でした!

企画展は「禅宗の美術と学芸」ということで、鎌倉・室町時代の禅宗美術が紹介されていました。それに特集として水差しや茶碗や香炉など、日本陶磁も紹介されていました。

 

注目はやはり国宝の「紫式部日記絵巻」…平安貴族の様子を描いた紫式部日記を鎌倉時代に絵巻にしたものですが、その色彩の鮮やかさ、絵の繊細さに驚かされます。優雅なその世界にしばし浸ってきました。写真は絵葉書から…

 

鎌倉時代の「愛染明王坐像」は重要文化財…その力強さに注目の作品でした。(絵葉書より)

 

ここは庭も巡ることができます。この庭は多摩川が武蔵野台地を侵食してできた「国分寺崖線」の上に位置する傾斜地に作られています。庭園側からの美術館です。

 

茶室もあってこの日もお茶会が開催されていました。

 

崖の斜面を活かした庭には石塔や石灯籠、石仏を配しています。

 

 

 

 

趣きのある門も…

 

 

健脚向きの散策コースでしたし、閉館時間が迫って急ぎ足で…でも、庭も堪能できました!閉館時間ぎりぎりまで滞在して表に出るとちょうど夕日が美術館の窓から差し込んでいました。

 

この美術館と庭を見て、創立者が鉄道事業をされた方というのもあって、根津美術館が思い起こされました…

この日は、「三の丸尚蔵館」と「五島美術館」で二つの鎌倉時代の素晴らしい絵巻物に出会え、充実の一日でした…

コメント (4)
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