今日は、日本女子囲碁リーグの解説をしたのち、
午後はナショナルチーム研究会に参加。
写真を撮り忘れたので、一昨日の対局の感想を。
王座戦最終予選・張栩九段戦(白)
白1に受けず、黒2の反撃は予想していた。
黒6までは想定通り。
ここで白1が筋で打てると考えていた。
実戦の黒2が意外で、白5のキリで
黒が困っていると思った。
次に両アタリがあるので・・・
黒1から7と白を取りに行くと、
白が先手で厚くなる。
白8に回り、明らかに優勢。
しかし黒1で・・・
実戦の黒1が好手だった。
白2から白4と凄いところが取れたのですが、
黒5と食いつかれて、白も眼がなく
右下の黒は、絶対に生きている。
筋が入った気がしたものの、形勢は良くない。
最初の図、黒6と打った時に・・・
筋とか何も気にせず、平凡に白1から白9まで
生きていて、白が少しだけ優勢らしい。
これで白良しとは、今でも信じられませんが・・・
この後、反省点も多かったのですが、何とか勝ち。
これで王座戦は本戦入りできたので
引き続き頑張りたいと思います。