今日は、ナショナルチーム研究会。
韓国遠征している選手が多く、今日は人数少なめ。
昨日、王座戦の挑戦を決めた芝野虎丸名人も参加。
本当にタフです。
研究会は手空きになり、上野で開催されている
泰書展へ伺いました。
数々の素晴らしい作品を
眺めていたら、師匠の藤沢秀行先生の書を発見。
久しぶりに師匠の書を拝見して、身が引き締まる思いです。
今日は、ナショナルチーム研究会。
韓国遠征している選手が多く、今日は人数少なめ。
昨日、王座戦の挑戦を決めた芝野虎丸名人も参加。
本当にタフです。
研究会は手空きになり、上野で開催されている
泰書展へ伺いました。
数々の素晴らしい作品を
眺めていたら、師匠の藤沢秀行先生の書を発見。
久しぶりに師匠の書を拝見して、身が引き締まる思いです。
昨日まで行われた名人戦挑戦手合七番勝負第1局は、
一力遼棋聖の先勝でした。
一日目で一力遼棋聖が優位に立ちましたが、
芝野虎丸名人も劣勢から難解な局面に
導く打ち回しも見事でした。
しかし、一力遼棋聖が全く間違えない。
充実ぶりが伺える完勝譜でした。
そしてこの2人、昨日まで2日間
顔を合わせてましたが、また明日も対局とは
どんな気分なんでしょうね・・・
しかも第72期王座戦挑戦者決定戦という大一番。
日本棋院囲碁チャンネル(YouTube)で解説します。
お時間がございましたら、是非ご覧ください。
第49期名人戦挑戦手合七番勝負が開幕!
芝野虎丸名人に一力遼棋聖が挑戦する
大注目の組み合わせです。
第1局、恒例の封じ手予想〜
恒例と言いながら、封じ手予想は凄く久しぶりのような。
白1だと思います。
一日目の午前中から、生きるか死ぬかの攻防。
そんな難解な展開でも早い進行。
時代の流れを感じますね。
棋聖戦Sリーグ・井山王座戦(黒)
白1と打った局面。
大ヨセだが、悪くないと思っていた。
ただ、それほど良いとも思ってなかった。
黒1から黒5が最善の対応で、
これではっきり勝ちだった。
ただ、良いと思ってなかったので、
攻めることしか考えてなかった。
黒1から黒3を先手で利かそうとしたら、
白4と打たれて、ここで後退しては
負けだと判断してしまった。
黒1から黒3と白地に進みましたが、
白4の反撃を見てなかった。
ここで、おかしくしてしまった。
黒1で・・・
黒1から黒5と我慢していれば、
まだ残る形勢だったようです。
この後、かなり損してしまい投了しましたが、
投了した時点でも、1目半程度しか負けてなかった。
勝つのは難しいでしょうが、投げる差でもなかった。
時間もたっぷり残っていたのに、最後まで
粘り強く打てなかったのが、残念です。
昨日の対局(棋聖戦Sリーグ・井山王座戦)は負け。
内容はまあまあ良かったのですが、ヨセで
滅茶苦茶になってしまったのは、残念。
感想は、後日載せます。
しばらくは、予定がないので
「青春18きっぷ」でのんびり帰ってます。
とりあえず名古屋で味噌カツ食べました。
(写真撮り忘れた)
鈍行だと(青春18きっぷは、急行に乗れない)
大阪ー名古屋が3時間半。
新幹線だと、とっくに東京に着いている。
やっぱり新幹線は早いですねー。
今日は、新幹線で大阪へ遠征。
車窓をボッーと眺めていたら
「佐和山城跡」という看板を見つけました。
新幹線は、数え切れないほど乗っていますが
今まで気がつきませんでした。
ちょっとした発見は、ちょっと嬉しい。
あと、琵琶湖が見れたのは、なかなか貴重。
(新幹線から見れたのは、2回目)
富士山は、残念ながら雲隠れ。
新たな発見もあり、車窓を眺めているだけで、
楽しい時間でした。
明日は第49期棋聖戦Sリーグ
井山裕太王座との対局です。
精一杯、頑張ります!!!
昨日のナショナルチーム研究会、
やはり、一力三冠、芝野名人、井山三冠が
揃うと壮観です。
若い人にも、良い刺激になったと思います。
特に一力三冠は、応氏杯の決勝戦が行われた
中国・重慶市から帰国したばかり(15日に帰国)。
僕なら絶対、家でゴロゴロしていますが、
一力三冠は、朝から夜までガッツリ研究会に参加。
空いた時間に、少しだけ喋りました。
高尾「重慶の食事、美味しいの?」
一力「美味しいです!火鍋は辛かったですが。」
など、どうでもいい話しかしませんでしたが、
疲れも感じさせず、声も明るく元気そうで安心しました。
他の棋士から、「次も頑張って!」「応援してます。」
たくさん声を掛けられていました。
やはり、国際戦で活躍すると研究会にも活気が出ます。
欲を言えば、一力三冠に続く若い棋士が出てきてほしい。
今の日本囲碁界は、トップ棋士がかつて無いほどの
高いレベルで競い合いっています。
なのでなかなか難しい注文ですが、すぐ近くに
素晴らしいお手本があるので、早く追いついてほしいですね。
一力三冠の世界戦優勝への応援、そして
ナショナルチームを今後ともよろしくお願いします。
十段戦予選・鶴山八段戦(黒)
白1と打った局面。
ここで、狙いの筋があった。
白1には、黒2、4を利かして
黒6で戦えると思っていた。
白1から白7と最強で抵抗されて、
ここで長考するのでは、遅かった。
(いつものこと。)
この図なら、何か上手い手があると予感していたのですが、
いくら考えても出てこない。
実戦は、ここで黒Aと打った手が
たまたま成立していたようですが、
(成立して、ようやく互角)
実際は、全く読めずに打ってました。
2番目の図、黒6は狙いの筋は良かったのですが、
正しくは、この局面で黒1が正解。
攻め合いの具合で、白2とダメを詰めるしかない。
この受け方は、白Aと比べて2/3目の得です。
(黒から見て)
ここで、黒3から5が冷静でした。
黒9まで不満のない進行です。
この後も、戦いが続きましたが、何とか勝ち。
バタバタしてる事が多く、もう少し落ついて打てればと反省。
本日行われた応氏杯決勝戦第2局、
一力遼棋聖が難戦を制して連勝!!!
世界一へ王手をかけました。
ここでひとまず帰国して、続く第三局は
9月上旬に行われるようです。
当初の予定では、10月でしたが
名人戦挑戦手合と重なるため、日程変更となりました。
勢いに乗っているので、この日程変更も
プラスに働く気がします。
あとは、体調万全で対局できることを願うのみ。
日本棋士、悲願の世界一が見えてきました。
明日は第63期十段戦予選
鶴山淳志八段との対局です。
精一杯、頑張ります!!!