たかお日記

高尾紳路九段オフィシャルブログです

ヒカルの碁

2018-02-25 16:08:30 | 囲碁
ヒカルの碁を読んだ事がないので、
なんとも申し訳ないのですが、
今日の午後7時半~
ニコニコ生放送で中継される
「ヒカルの碁スペシャル
北斗杯への道 鑑賞会」
電話だけですが、出演する予定です。

おそらく、その時間は
かなりお酒が入っているかも。
問題発言が無いように、気をつけます。。。

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一昨日の対局

2018-02-24 09:10:57 | 囲碁
天元戦本戦・彦坂九段戦(黒)





もはや、数字が出そうな局面。
黒1、白2を交換し・・・





黒1から、ビシビシ決めて黒9で
盤面10目ほど勝ちだと計算していた。
しかし・・・





黒1,3に白4,6と打たれて、ビックリ。
よく見ると、追い落とし・・・
ほどなく、投了。





正しくは、黒1しか利かなく、黒3で
やや黒が厚い半目勝負か?

追い落としをウッカリするとは、
プロにあるまじきポカ。
猛省です。。。

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AQ

2018-02-21 20:52:28 | 囲碁
昨日、今研究会(日本棋院で最大の研究会)と
日本のコンピューター囲碁ソフト「AQ」との
三番勝負が行われました。

最近、強いAIがどんどん出てきていますが、
「AQ」は、どんな実力なのか、興味津々。

一局目は、芝野虎丸七段が勝ち、
二局目は、本木克弥八段が敗れましたが、
三局目に、許家元七段が勝ち、人間側の2勝1敗。

そして、今日からネット対局「幽玄の間」に
「AQ」が登場し、対局しています。

記念すべき一局目は、日本最強の囲碁ソフトであり、
「幽玄の間」でプロ棋士相手に、
ほぼ負けなしの「DeepZenGo」と対局し、
結果は、なんと(?)「AQ」の勝ち。

その後は、人間相手と対局し、
「AQ」の勝率は、七割ぐらいでしょうか。

昨日から、「AQ」の対局を見ていますが、
攻め合いや死活に、かなりの弱点がありそう。

人間は、相手の弱点を突く戦い方ができるので、
「DeepZenGo」より勝ちやすい気がします。

明日は第44期天元戦本戦
彦坂直人九段との対局です。
精一杯、頑張ります!!!





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バスケ観戦

2018-02-18 16:00:10 | 囲碁
現在二位の千葉ジェッツは、
首位のアルバルク東京と激闘中。
今日は、何としても勝ってほしい!

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羽生竜王、羽生選手、藤井朝日杯

2018-02-17 22:02:42 | 囲碁
今日は午前中に将棋の
羽生竜王VS藤井五段の対局をネットで観戦。

藤井五段の勝利を見届けた後、
オリンピックの羽生選手の応援。

羽生選手の金メダルに歓喜したら
藤井五段の朝日杯優勝に感心。

一日通して、凄いものを見た気もするし
「一日、何をしていたのだろう?」
と、いう気もする。

藤井五段は15才6ヶ月で優勝し、六段に昇段。
将棋界では衝撃でしょうが、
囲碁界では、もはや十代の時代。
現役タイトルホルダーだけで、4人もいる。

世界的にも、若い人が強く
先日、井山七冠を倒して世界一になった
謝爾豪五段も19才。
若いよりも、30才以上で優勝するほうが難しい。

ネットが普及して、早く強くなるのが
当たり前の時代になった。

早く強くなるより、長く強くいることが
大切のように思います。

その点で、羽生竜王は30年近くトップに君臨。
羽生選手のオリンピック連覇も凄い。
凄いものを見れて、やっぱり
今日は素敵な一日のような気がします。







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昨日の対局

2018-02-16 12:35:20 | 囲碁
碁聖戦本戦・志田七段戦(黒)





白1と三々に入られた局面。
Aから押さえるか、Bから押さえるか、長考・・・





結論から言えば、黒1と押さえ
黒17まで、穏やかに打つべきだった。
実戦は・・・





どちらの押さえでもなく、黒1を選択。
白10と守ってくれたら、黒11で
黒Aの押さえより優ります。
実戦は、白8で11とのびて、長い戦いに。
ただ、この進行には読み落としがあったかも。





黒1に白2と打つ手があったようです。
変化は多岐にわたるので、省略しますが、
黒にいい図は、なかなか出来ないかも。

この後、難しい戦いが続きましたが、何とか勝ち。

ただいま、棋聖戦七番勝負第4局をのんびり観戦中。
昼食休憩中ですが、井山七冠が優位に見えます。

3週間前にも、似たようなブログを書きましたが、
今回の結末は、いかに???
一力挑戦者、頑張れ!!!






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明日は対局。

2018-02-14 20:07:28 | 囲碁
冬季オリンピックが開幕し、ほぼ毎日
テレビで日本選手の応援をしてます。

今回の開催地、平昌は時差がないので
見やすい時間に競技が行われているのが嬉しい。

そして、平昌は対局で訪れた事があります。
第20回LG杯

とてものどかで、美しい自然が印象的でしたが、
オリンピックを見ていると、寒そうですね・・・

今回のオリンピックで、
一番面白かったのが、アイスホッケー。
初めて見た競技でしたが、展開の早さと
選手同士のぶつかる迫力が凄い!!!

明日は、第43期碁聖戦本戦
志田達哉七段との対局です。
日本選手のように、頑張りたいですね!!!




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ペア戦

2018-02-10 21:42:38 | 囲碁
今日は、プロ棋士ペア碁選手権2018。
今回は、青木喜久代八段とのペア。




一回戦は、大澤奈留美四段・小林 光一名誉棋聖ペアと。
途中でツブレてしまい、いつ投了しようかと
青木八段の顔色を伺っていたら、何と逆転勝ち。

一人なら、完全に投了していましたね。
これもペア戦ならでは。

二回戦は、加藤啓子六段・井山裕太七冠ペアと。
井山七冠には、酷い目にあっているので、
2人がかりでと思いましたが、やはり負け。

ペア戦は、ここ5年ぐらい
1勝1敗(2回戦敗退)のような。

決勝戦は、加藤六段・井山七冠ペア対
鈴木歩七段・黄翊祖八段ペア。




井山七冠は、ここでも勝つんですねぇ。

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LG杯を終えて

2018-02-09 19:22:35 | 囲碁
LG杯決勝戦3番勝負最終局は、
日本棋院で応援していましたが、残念。。。




しかし、ものすごい報道陣ですね。
たくさんのことを背負って戦い抜いた
井山七冠、お疲れ様でした。

大盤解説会場も、大勢の方に
ご来場いただき、ものすごい熱気。
僕も一ファンとして、大いに興奮しました。

そして、世界戦の決勝戦をこの目で見て、
肌で感じる事ができ、
今までにない刺激を受けました。

井山七冠のおかげで、素晴らしい
時間を過ごせたのだから、これを生かさないと。

最近の若手棋士は、強い人が多くなっていますが
世界で戦える棋士は、井山七冠だけ。

井山七冠に追いついて、世界で戦える棋士が
2人、3人と増えてくれると、嬉しいですね。

日本棋院ナショナルチームとしても、
棋士の強化に努めてまいりますので、
ご声援のほど、よろしくお願いします。







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最終局へ!

2018-02-08 00:16:35 | 囲碁
第22回LG杯決勝戦第2局、日本棋院の
大盤解説を担当することもあり、
朝から自宅で、真剣モードで観戦。

しかし、序盤から井山七冠の大苦戦。
これは、難しい仕事になりそうだと
重い足取りで日本棋院へ。

解説会が始まった段階でも、苦戦は続く。
口では「まだ難しいですね」とか言いましたが、
相手は世界のトップ棋士だし、
内心では、絶望的だと思っていました。

しかし、そこから井山七冠の驚異的な粘りに、
中国の謝五段がたじろぐ。
最後は、際どい半目勝負を制して逆転勝ち。

相手の謝五段は、終局直後に
「負けたのが、信じられない。」

僕も井山七冠には、思い出すだけで
必勝の碁を3回、半目負けがあります。

第37期棋聖戦挑戦者決定戦
第40期名人戦挑戦手合第2局
第41期天元戦挑戦手合第2局

いずれも、忘れられないほど、悔しい敗戦ですが
今日の碁は、別の意味で忘れられない。

他人の碁で、こんなに感動した碁も、ありません。
大盤解説会場も、大いに盛り上がりました。

流れは井山七冠ですが、第3局も大変な戦いになりそう。
仕事ではないけど、日本棋院へ行って井山七冠の応援をします。
世界一の瞬間を、この目で見てみたいですね。




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