第35回愛媛囲碁フェスティバル

僕が生まれた年に始まった
愛媛囲碁フェスティバルに初参加。

前日に、「碁が強くなるお酒」をいただきながら、
地元の方に、「大熱戦の末、半目勝負にして下さい」
と無理なお願い（？）を受けての、井山名人と公開対局。


よく、「公開対局で、解説の声が気になりませんか？」
と聞かれますが、「解説を聞きながら打ちます（笑）」
と、半分冗談で返していましたが・・・・・






先番となり、中盤の勝負どころ。
白１，３に・・・・





黒１，３の予定。
次に黒Ａ、白Ｂ、黒Ｃの寄り付きが楽しみ。
しかし・・・・・・






解説の林海峰名誉天元が、
「当然、黒１と取る一手！！！！
　白２と左下取られても、
　上辺の白石を攻めて、難しい」

この解説が耳に入り、30秒間アワアワーー；
林先生を信用して、ポン抜いてみたものの
上辺の攻めも失敗し苦しい形勢に。

しかし、その後、乱戦そして逆転、
微細ながら勝ちという、理想的な展開でしたが
最後に大ミスをして、負け。


台風が接近していて、帰れない可能性もと
言われていましたが、無事に帰京できました。

愛媛の皆様には、大変お世話になりました。
この場を借りて、御礼申し上げます。
また、足元の悪い中、沢山の方にご来場いただき
重ねて御礼申し上げます。

今度は、プライベートでゆっくり
松山の温泉を楽しみたいですね～





　

昨日の対局

天元戦予選・鄒海石七段戦（黒）





白１に、黒２～６と定石通りに打ってみたら
白７と反発されて、ビックリ。





黒１から、振り替わりになり、ほぼ互角か。
定石以外にも、いろいろな手が、あるものですね。
この後、難しい碁でしたが、なんとか勝ち。

いろいろな手と言えば、昨日、
隣りで打っていた
本因坊秀芳ー山田拓自八段（黒）戦





山田八段の黒１にも、ビックリ。
世の中、いろいろな手が潜んでいるんですね～





これは、実戦の進行ですが
黒13までとなれば、黒悪くないと思います。
（山田八段の５目半勝ち）


明日から、松山へ。
台風が近づいていますが、大丈夫でしょうか？

明日対局

本因坊戦挑戦手合第２局は、
山下本因坊が制して連勝。

一瞬、白の大石が死んだかに見えましたが
なかなかしぶとく、見ていて面白かったですね。
いや～、人の碁を見るのは楽しい！！！


明日は、第38期天元戦予選
鄒海石七段との対局です。
幽玄の間で生中継があります。

愛媛囲碁フェスティバル

先日行われた、日本、中国、韓国の
トップ棋士が対戦する
博賽杯金佛山国際囲碁超覇戦で、井山名人が
韓国の李世ドル九段、中国の古力九段を
連破して、優勝！！！！

２局とも快勝と言える内容でした。
今後も、井山名人が世界戦で
活躍するのを楽しみにしています。

って、人ごとじゃなくて、
自分も頑張らなければ！！！！！
日本の棋士に刺激を与える優勝でした。


その、世界一強い井山名人と
今週末に愛媛県松山市で行われる
愛媛囲碁フェスティバルで対局する事となりました。
詳細は、こちら

大好きな松山なので、温泉にでも入って
のんびりしたいところですが、
ぬるま湯につかった碁になってはマズイ為、
今回は温泉を封印して、頑張りたいと思います。

昨日の対局。

棋聖リーグ・柳九段戦（黒）





白１と大石を逃げた局面。
黒は、Ａから攻めるか、Ｂから攻めるか。





実戦は、黒１から攻めましたが、
石の方向がまるで逆。

黒７～９と脅かしたものの
白10で、攻めきるのは大変。

後に、中央が薄くなり、
白Ａのアジに悩みました。
大石を追っかける悪いクセです。





黒１とこちらから追いかけ、
黒７と中央をふっくらさせ、悪くありません。
これなら、Ａのアジに悩むこともない。


この後も、フラツキ気味でしたが
なんとか、勝ち。
棋聖リーグは、白星スタートなので
今後も頑張りたいです。

明日対局

昨日、写真を貼った「日常」ですが、
どうやら、マンガの中で「囲碁サッカー部」なるものが
あるらしい（Ｎさん、情報提供ありがとうございました）

だから、「攻めの碁石、守りのボール」なのか・・・・
って、相変わらず、何のこっちゃですね。


明日は、第36期棋聖戦リーグ
柳時熏九段との対局です。
「囲碁サッカー」の事は忘れて、頑張ります！！！

日常

駅で偶然見かけた、
テレビアニメ「日常」のポスター

中央の男の子が手に持っているパンフレット

「攻めの碁石
守りのボール」

何のこっちゃ？？

宝酒造杯

人生初（？）の審判長です

昨日の対局。

名人リーグ・張栩棋聖戦（白）





黒Ａと打った局面で長考。
白１と変な位置にカカってみました。





この変則カカリは、通常は黒１，３と
受けられて損なのですが、
この場合は、右辺は地にさせて
（白Ａからのヨセもあり、見た目ほど大きくない）
黒Ｂの石が弱くなるので、打てるかと思いました。





実戦は、黒１から、下辺を連絡。
代わりに、白10まで、右辺でサバいて
まあまあかと思いました。
（ただ、黒Ａがウルサイのですが）


この後、うっかりがあったり、
良いと思って緩んだり、
いろいろ反省点がありましたが
最後は、なんとか勝ててよかったです。

明日は、対局。

今日から、第66期本因坊戦七番勝負がスタート。
山下本因坊に好調、羽根九段が挑戦。

それでは、当たらない封じ手予想。




先番、羽根九段の意欲的な布石で始まり
山下本因坊が、白Ａと打ったところで封じ手。





黒１の、一点予想でいきます。
たまには、当たってほしいなぁ。。。。。

明日は第36期名人戦挑戦者決定リーグ戦
張栩棋聖との対局です。
しっかり集中して、頑張ります！！！