名人戦

名人戦挑戦者決定リーグは、井山六冠が
７連勝し、最終戦を待たずに挑戦者に決定。

もちろん、最強の挑戦者ですし、
最近の井山六冠の充実は、素晴らしい。

負けて、もともとなので、
思いっきり、ぶつかって行きたいと思います。

名人戦七番勝負まで、あと一ヶ月。
自分らしい碁が打てるように、
出来る限りの準備をして、七番勝負に臨みます！！！

昨日の対局。

本因坊戦最終予選・余七段戦（黒）







白１と打った局面。
左辺の攻め合いは、負けるつもりで
打っていたのだが、眺めているうちに
手があるような気がしてきた。





かれこれ、1時間ほど考えたと思う。
黒１から手をつけに行ったが、白１０と打たれて
ようやくうっかりに気がつく。







黒１，３のときに、白Ａしか考えておらず、
コウだと思っていたのだが、実際には白Ｂと
押さえられ、無条件負け。
５目以上損して、一気に敗勢。





黒１から、黒５と打てば、これからの碁でした。
この後、懸命に粘ったものの負け。

本因坊リーグは、１３年連続でしたが（たぶん）
この負けで、ストップ。
お休みは残念ですが、また頑張ります！！！

明日は対局。

原稿のチェックも終わり、ただいま印刷中。







間もなく、日本棋院から新刊が発売されます。
乞うご期待！！！


明日は、第７３期本因坊戦最終予選
余正麒七段との対局です。
精一杯、頑張ります！！！

新刊その２

今年の新刊２冊目は、「１局の基本」

今まで、たくさんの本を出してますが
打ち碁の本は、初めて。

厳選した(？)３局を一手ずつ、
分かりやすく、解説したつもりです。

初めての試みなので、
試行錯誤しましたが、
読みやすく、分かりやすく、
いつの間にか、上達すること
間違いありません！(たぶん)

是非、よろしくお願いしますm(._.)m

新刊その１

今年の初夏から、新刊が
続々と(かなりオーバー)発売されています。

出版社は、それぞれ違うのですが、
内容も異なる本になっております。
運が良かったなー(^_^;)

まず、新刊の第１弾！！！

「初段突破の実戦詰碁150」

実戦によく出る形の詰碁が150問。
全てマスターすれば、初段ではなく
三段突破できます！

実戦力が上がるのは、間違いない！
詰碁が苦手な方には、ぴったりです。
１冊いかがでしょうか？

昨日の対局。

棋聖戦Ａリーグ・結城九段戦（白）






黒１と打った局面。
上辺のワタリの止め方が、ＡとＢ
２通りあり、悩ましい。





白１なら、絶対先手。
白３から戦いになり、一局の碁。






白１なら、後手だが、白Ａから
手残り（だいたい一手ヨセコウ）で、手厚い。
これも、一局だった。
ただ、実戦はどちらでもない手を選択。





白１と打ち込み、ワタリを許して
外を手厚く打つ作戦にした。
しかし、出来上がってみると、
地が少なく大変な碁。
やはり、ワタリを止めるべきでした。
ただ、どちらの図がいいか、
未だに分かりませんが。

この後、難しい戦いになりましたが、運よく勝ち。
棋聖戦・Ａリーグは、５勝１敗で最終局へ。
次も頑張ります！！！

明日は対局。

AlphaGoとの対局で敗れてから、
コンピューターが搭載されたのか（？）
勝ちまくっていた世界最強の棋士、
柯潔九段の連勝が、２２でストップ。

しかし、世界トップ棋士相手に22連勝とは
前人未踏の記録でしょう。

絶対にミスの出ないコンピューターを相手に、
人類を代表して戦った経験が、技術的にはもちろん、
精神的にも、一回り大きくさせたのかも。

将棋の藤井四段の29連勝といい、
今年は連勝記録が生まれる年ですねぇ。

明日は第42期棋聖戦Aリーグ
結城聡九段との対局です。
精一杯、頑張ります！！！

テラノヴァ

昨日は、完敗だったので
今日こそは、リベンジしたい！

写真は、一口馬主のテラノヴァちやん。
たまたま、函館に滞在してたので
写真を撮らせていただきました。
なかなか、かわいこちゃんです。

函館競馬場

毎年恒例(？)函館競馬場へ。
函館も、暑いです。
馬券も外れてアツいです。

昨日の対局。

王座戦本戦・孫五段戦（黒）







白１と守った局面。
手広い場面ではありますが・・・







実戦は黒１と打ちましたが、ソッポ。
次に白Ａを期待して、下辺を守る予定でしたが、
白２と打ち込まれ、苦しい戦いに。

左上方面は、黒石が多いが
逆に右下方面は、白石が多いので、
苦しいのは、当たり前。
黒１では・・・







黒１と丁寧に守る相場。
白２には、黒３で腹が立たない。


この後、早い段階で見損じがあり、
良い場面がないまま負け。
相変わらず、反省の多い一局(:_;)