復活!やまがたの四季と暮らし

東北地方を転勤し現在は仙台勤務の週末山形県人。
前タイトル名「山形弁で青森暮らし」から継続のブログです。

庄内の天然岩牡蠣

2007年06月12日 22時51分01秒 | 四季(夏)
酒田に行ったついでに出始めた岩牡蠣を買ってきました。
小ぶりのものですが10個で1,500円(小ぶりでも真牡蠣よりはるかにでっかい)

これからの夏の庄内浜で捕れるイチオシの魚介類といえばやっぱり「岩牡蠣」。
日本海の庄内で捕れる岩牡蠣は夏が旬の珍しい牡蠣です。
6月から8月上旬にかけて素潜りで岩牡蠣漁が行われます。
特に鳥海山から伏流水が海中で湧き出る場所は、水温が5℃も低いため産卵が他より
ずっと遅くなり、ミネラルたっぷりの伏流水とプランクトンを食べ丸々太ってきて、夏の時期が
一番美味しい時期となるわけです。
この辺が冬が旬の真牡蠣と違うところ。

そんな訳で岩牡蠣は天然物。
産卵までにたっぷり栄養分を蓄えて大きさも真牡蠣より数倍大きくなります。
口に入れると強い磯の香りがして最高に旨い。

天然物の岩牡蠣は、漁師さんが海底深く素潜りで岩に張付いてなかなか採れないのを
苦労して岩ごと採ってくる貴重なものです。ありがたく頂きます。

焼いても美味しいですが、やっぱり殻付きのままレモン汁をかけ生で食べるのが一番。
梅雨に入って波が立ってきたりしると、海中が濁ってきて漁ができなくなります。
時期を逃さず食べたい岩牡蠣です。


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