学校の帰り道、
日本橋三越前の
アートアクアリウムに寄ってみた。
金魚をアートとしてみせていく
エキシビジョン。
TATSUROに1ヶ月ほど前に
すごくキレイだったよ!
いったらいいよ!とオススメされて
いたのだが、
9月24日までが会期だから今日逃したら
もう行けなくなっちゃう、と思って
別の人からパンフレットを見せてもらったら
なんといつも乗り替えをしている駅だった。
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日本の四季を映像や影絵で表現して
本物の金魚とコラボさせたり、
江戸の花街を感じさせる会場に
金魚を花魁に見立てたり。
イタリアのヴェネチアグラスの金魚鉢や
巨大な水槽、色の変わる照明など
どれも趣向を凝らして
見ごたえ充分。
江戸のお囃子の音楽もまた風流でいい。
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金魚は約2000年前の中国で
突然変異で生まれたフナの仲間に始まったのだとか。
日本にやってきたのは室町時代。
最初は藩主や大名しか見ることのできない
ゼイタク品だったのが
江戸時代になり武士や豪商が池で飼うようになり
花街を彩る「華」ともてはやされて
暑い夏には“涼”をとるためにステキに飾られ、
江戸後期には次第に庶民も楽しむように
なったのだそう。
それから浮世絵や家具、着物の柄に
描かれるようになるほどの
金魚ブームが起こり、
日本独自の金魚文化が創られていったという。
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金魚がアートになるなんて。
ちょっと奇想天外でハイクオリティな
現代の美術展。
ビックリするほどの若者たちで
いっぱいだった。
しかも男女比半々。
若い子たちは金魚が好きなのか?
この美しさに惹かれたのか?
もちろん私を含めて
いろんな年齢層がいるのだが、
今までアート展でこんなに若年層を見かけたのは
初めてだったから
それもまたちょっと意外な発見♪
会期は24日まで。
夜7時からは「ナイト アクアリウム」で
ライブなども開催されるみたいなので
タイミング合うかたはぜひ行ってみて~v(*'-^*)b