「千と千尋の神隠し」のモデルになったと言われる九份(きゅうふん)へ。
ローカルバスに乗ったら、事故渋滞と
太鼓が鳴り響き白熱する
選挙カーの行列で道路も封鎖され、
バスの運転手が道に迷うというまさかのアクシデント!
信号ごとにバスを飛び降りて、
さまざまな人に道を聞く運転手、初めて見た~(*_*;
ローカルバスは高速乗らないと聞いてたのに、乗ってるよね?今…
あれ?これ?台北市内に戻ってるんじゃない?
バスに乗って約2時間が過ぎて台北市内のシンボル、
圓山大飯店が再び見えたとき、ヤバい!
もと来た道に戻ってる!しかも2時間かけて?
どこに向かっているの?暴走バス?と
恐くなり…一瞬青ざめて、ちょっと覚悟したりして。
事情説明もいっさいナシ。
時間遅れてるからか、ものすごいスピードで
カーブを曲がってまるでハリウッド映画なみのスリル!Σ(×_×;)!
誰か英語しゃべる人いないかな?
どうなってるんだろう、今?と聞きたい。
ドキドキハラハラするんだけど、
乗客たちはいたって静かで落ち着いているし、
そのうち、ピンポーン!とベルを押して、
何事もなく次々と停車駅で下車する人々。
以前はツアーで楽々、「夕食つきのナイト 九份」だったけど、
その代わりゆっくり散策出来なかったので
今回は個人で、と思ったのに
結局疲れてヘトヘトになり写真だけ撮って、電車で台北へ。
それに比べてなんて日本は丁寧で
わかりやすい情報提供をするんだろう。
特に最近の電車遅延のアナウンスは本当に細やか。
電車のアクシデントか、線路や信号機の不具合か、
人身事故なのか乗客同士のケンカなのか、
何分後に動き始めるか、そして丁重に謝罪のアナウンスを繰り返す。
そうすることで、随分とイライラが軽減されるようになったと思う。
人が怒る時や不安な時の心理状態は、
状況が把握出来なかったり、
この先どうなるのか見通しが立たない時。
それを近ごろの交通機関はしっかり押さえているけれど、
海外にそれを求めるのは、
基本ムズカシイ。だから冒険。
それでもやっぱり、烏来(ウーライ)のオモチャみたいな
トロッコ列車はカワイクてワクワクしながら
山奥くの景色を楽しみ、風を感じ、
飛行機では霧に包まれた幻想的な夜の成田空港に感動し。
乗り物に乗るのも旅の醍醐味のひとつ。
そして、やっぱりおいしいもの♪
桃園空港で最後に食べた「糖朝」のマンゴープリン!
マンゴーどっさりで大満足~~~(●^o^●)☆
途中、いつものように親子ゲンカもしながらも、
台湾はほっこりするね!と癒されて無事に帰国です♪