今日はEveちゃんと一緒に
グッゲンハイム美術館へ♪
あと数日でここに来て丸7年。
今年で8年目を迎えるNYでなんと初めて。
ずっと来たかったのに
なかなかタイミングがなく
今度こそ!日本に帰る前に
ゼッタイ行こう!と思っていたら
そんな強い気持ちが通じたのか、
Eve ちゃんに先週、無事に帰ってきたよ、
時差ボケもよくなってきたし久々に会おう、と
連絡したら、じゃあランチして
お散歩する?美術館行く?
どこか行きたいとこある?という返事。
どこでもいいよ、と言ったら、
なんとド真ん中。
「Guggenheim museum
(グッゲンハイムミュージアム)の前はどう?」と
今朝の話。 ふー、ビックリ。
ついに、7年越しの行きたいところ
リストの一つが叶った。
日本に帰っている間に、Leoがせっせと
ニューヨークの日本語フリーペーパーを
送ってくれたり、持ってきてくれていた。
その時のとある特集が
「全米で訪れるべき美しい建物」で
1番最初にあったのがこの、
フランク・ロイド・ライトが設計した
グッゲンハイム。
螺旋状になった建物を
ゆるやかなスロープに沿って
若い頃の作品から晩年まで
上に上がりながら見ることができる。
吹き抜けの天井からはやわらかな光が降り注ぐ。
今回のメイン展示は
GEGO(ゲーゴ)というドイツ系
ベネズエラ人の女性アーティストの作品。
繊細なワイヤーワークが多く、
どれも私のアートゴコロに
ズキュンとくるような作品ばかり。
そして、マミフラワーデザインスクールの
デザイン研究室でともに仕事をした仲間の
Eve ちゃんとやはり好みや感性が
相通じるところがあり
さらにハッとする部分に気づかされて
一緒に見るとまた視点が広がり
感覚も研ぎ澄まされていくようで
私の奥に眠るアーティスト魂がムクムク、ウズウズとうごめいていく。
そして常設展ではピカソの
「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」が。
これは数ヶ月前だっただろうか、
ネットでニュースになっていた
最新の技術を使って、絵の具で
塗りつぶされた「犬」を見つけた、という、あの絵だった。
グッゲンハイム美術館所蔵だったとは。
数々の素晴らしい作品に感動し、
余韻にひたりながらセントラル・パークをのんびり歩く。
そして、芝生を見たか、と思ったら
突然しゃがみ込むイブちゃん。
一瞬で見つけた四葉のクローバーを摘んで
「For your health 🍀✨」と私に手渡してくれた。
出会ってから30年の月日が流れて、
1番最初に息子タツローと2人でイブちゃんに会いに
ニューヨーク に来たのが21年前。
フラワーデザイナーとして活躍する彼女を
嬉しく、誇らしく思いながら。
私は今までどれほど彼女に
いろんな世界を広げてもらってきただろう。
英語を習い始めたのも、強く生きよう、と思ったのもイブちゃんのおかげだった。
そして今日はセントラル・パークで
健康を祈って四葉のクローバーを。
数えきれないほどのギフトを
ハートいっぱいにかかえて、
反対側の地下鉄のホームに降りたち
手を振る私たち。
また会う約束をして。