今日は表参道でお花のレッスン。
短いお昼休み、お弁当を買うために
教室をでたら、柵の足元にある
地面のひび割れた隙間から
紫色の小さなパンジーが
ひっそりと咲いているのを見つけた。
いったん通り過ぎて、時計をみる。
そして、ハタと立ち止まる。
バッグから携帯を取り出し
クルっとUターンして
かがむようにして小さな姿を覗きこみ
何度もシャッターを切った。
プランターに植えていた種が
こぼれ落ちて花開いたのだろう。
周囲を見渡しても、同じ花がないところをみると
どこからか飛ばされてきて、
わずかな土からしっかり発芽し、
根を張り、つぼみを膨らませ、
次々と花を開かせているようだ。
土もきっと、さまざまなところから風で運ばれてきた、
寄せ集めにちがいない。
可憐な姿に似合わず、
コンクリートだらけの都会の道の片隅で
しっかりとたくましく息づく小さないのち。
土壌がどうであれ、環境がどうであれ、
美しく咲けるのだ。
自分がそう決めたら。
そんな無言のメッセージを
花はそっと教えてくれる。
短いお昼休み、お弁当を買うために
教室をでたら、柵の足元にある
地面のひび割れた隙間から
紫色の小さなパンジーが
ひっそりと咲いているのを見つけた。
いったん通り過ぎて、時計をみる。
そして、ハタと立ち止まる。
バッグから携帯を取り出し
クルっとUターンして
かがむようにして小さな姿を覗きこみ
何度もシャッターを切った。
プランターに植えていた種が
こぼれ落ちて花開いたのだろう。
周囲を見渡しても、同じ花がないところをみると
どこからか飛ばされてきて、
わずかな土からしっかり発芽し、
根を張り、つぼみを膨らませ、
次々と花を開かせているようだ。
土もきっと、さまざまなところから風で運ばれてきた、
寄せ集めにちがいない。
可憐な姿に似合わず、
コンクリートだらけの都会の道の片隅で
しっかりとたくましく息づく小さないのち。
土壌がどうであれ、環境がどうであれ、
美しく咲けるのだ。
自分がそう決めたら。
そんな無言のメッセージを
花はそっと教えてくれる。