KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★日本園芸フェステバルに来ています。

2010年05月03日 | KAORU♪ in Japan
華やかな江戸の園芸文化を
ジャパニーズモダンとして再現したイベント。
盆栽や、日本庭園などなど
伝統を今のライフスタイルに合わせて提案するNHKの企画。

私のお花の学校も参加していて
5月7日は一日スタッフとしてお手伝いの予定。

今日はデモンストレーションを見に、
さいたまスーパーアリーナまでやってきた。

**************************

「粋」でいなせな江戸の美意識は
本当に刺激的。

東京の町に残る江戸文化は
私に大きな影響を与えている。


浮世絵、江戸の華。

情緒豊かで活気溢れた江戸の人々の暮らし。


当時、世界一の園芸大国で、
新しい品種が次々と作り出され、
シーボルト始め、世界のプラントハンターによって
ヨーロッパに広がっていったのだという。


江戸文化の名残で、実は東京人は花が大好きなのである。

なんでも徳川の将軍が、花を愛していたために、
参勤交代の大名たちに各地の花を集めさせ、
そしてまたそれが全国に広がっていったという歴史があるのだそうな。

将軍の影響から江戸の人々も町に花を植え
ともに楽しんでいたのだという。

そんな時代背景をもつ江戸時代から、
東京人は無意識のうちに家の周囲に花を飾る
習慣が備わっているのではないか、とも言われている。

狭い路地にも、季節を問わず花や緑が
豊かに飾られている。


都会は緑が少ないから?と思われがちだが、
実はそんな秘密が隠されている。


ウチの近所は
2月の早咲きの桜から、遅咲きまで
順を追って植えられていて、
まだ、八重桜が咲いている。

今年は寒かったせいで
3ヶ月もの間、桜のある生活を過ごしている。

外から戻ると、
「あれ~。頭に桜の花びらがついてるよ~!」と
思いがけないギフトに、思わず心が緩む。


**************************

私もこのところ、プチガーデニンググッズを
密かに増やしている最中。

道行く人をも楽しませる
江戸の人々の心意気を私もちょっとだけマネして
新しい楽しみを広げている。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする