大阪同好会にて、正面打ち一ヵ条抑え(一)の立ち技・座り技、両手持ち肘当て呼吸投げ(二)、正面打ち二ヵ条抑え(一)、座り技両手持ち呼吸法(二)を行いました。
この日、Dさんが入会しました。ともにがんばりましょう。
大阪同好会にて、正面打ち一ヵ条抑え(一)の立ち技・座り技、両手持ち肘当て呼吸投げ(二)、正面打ち二ヵ条抑え(一)、座り技両手持ち呼吸法(二)を行いました。
この日、Dさんが入会しました。ともにがんばりましょう。
豊中同好会にて、片手持ち四ヵ条抑え(一)の立ち技・座り技、片手持ち呼吸投げ、片手持ち回転投げ、片手持ち二ヵ条抑え(二)を行いました。
四ヵ条は、奥深いものがあると思います。コツは、すぐに握りに行かないということが、ひとつ、あります。なるべく最後まで握らない。
大阪同好会にて、胸持ち肘締め(二)の立ち技・座り技、胸持ち側面入身投げ(一)を中心に行いました。
肘締めについては、かつて、安藤師範が『秘伝』誌に技の解説の連載をしていたときの文章が、今でも心に残っています。
「生(ナマ)の力で極めるのではなく、志で極める技である」というような内容だったと思います。その連載での解説でも言ってましたが、肘締めは、逆関節-つまり関節を曲がらない方向に力を加える、合気道では比較的珍しい技です。それゆえ、力の強い者が華奢な相手に関節を破壊するという目的に特化して技をかければ、容易に怪我をさせることができます。
もちろん、護身などの場合は、相手の腕を折るということも、時には必要ではありますが、合気道を通しての心身の向上のために肘締めを行う場合は、清々しい心と姿勢で受けの体全体に響いてくるようなものを目指すべきでしょう。
豊中同好会にて、横面打ち四方投げ(一)(二)、横面打ち肘当て呼吸投げ(打ちよけから)、座り技両手持ち呼吸法(一)を行いました。
横面打ち四方投げ(一)は、「内よけ」から入るのですが、これがなかなかのクセ者で、うまくいかないものです。ですので、今回は、内よけの仕方を重点的に稽古してみました。横面打ちの内よけは、横面を受ける手刀のほうだけでなく、牽制の裏拳の当身のほうも重要です。基本技の多くに入っている「牽制の裏拳」。こういう細かいところが、実は重要です。誰が言ったか忘れましたが、「神は細部に宿る」ということです。横面の内よけの場合、横面を受けた手刀で受けの横面打ちを受け流す力と裏拳で圧力をかける力をうまくバランスさせることにより、受けを誘導します。その力の根源となるのは、やはり、足腰からくるものです。そうして誘導した結果、仕手と受けの位置が最初と正反対になるまで回転することになります。
この日は、通常の稽古のあと、杖の稽古もしました。31の杖の10番目まで。31の杖は、ひとり稽古ができますので、志のある人は、くり返しやることで、体術にも良い影響を与えることでしょう。
大阪同好会にて、両手持ち天地投げ(一)の立ち技・座り技、片手持ち正面入身投げ(応用)、片手持ち側面入身投げ(二)の応用を行いました。
天地投げは、なかなか感覚を掴むのが難しい技だと思います。とにかく受けが逃げる前に素早い入身で近づいて投げる、という方法も「あり」だとは思いますが、養神館でよく言うところの「後ろ足を丸く円を描くように出す」という要領からすれば、受けを自らの発する中心力により吸い込み、受けのほうから仕手に近づいてくるように誘導することが正法だと思います。
自身の中心線をしっかり出して、後ろ足を前に進めるのと、両手を天地に開いていくことを協調させることで、受けを引き寄せることと仕手の前進がかみ合い、投げの体勢に無理なく入ることができます。
天地投げがわかってくれば、座り技呼吸法(一)(二)の理解も、より深まることでしょう。