大阪同好会にて、肩持ち一ヵ条抑え(二)の立ち技・座り技、肩持ち側面入身投げ(一)、肩持ち三ヵ条からの連行法を行いました。
肩持ち一ヵ条(二)は、肩を介しての相手とのつながりを感じるのに、非常に有効な技だと思います。とにかく掴まれた肩を通して力を流すということに集中します。受けの肘をすりあげた手は、力の方向を制御するため-つまりハンドルの役割であり、力を伝えているのは肩ということになります。
特に、(二)の場合受けを迎える形になりますから、ただ強い力で押し込んでいってもうまくいきません。うまく誘いをかけて、受けのほうから来てもらうようにします。全体を通して無理な力を使うことなく誘導でき、うつ伏せに制したときに肩を受けの手が強くくっついた状態になっていれば、まずまず成功していると言えるのではないでしょうか。