尼崎同好会にて、審査稽古を行いました。
豊中同好会にて、審査を行いました。
養神館合気道龍のホームページに、オンライン道場のコーナーができました。
http://www.aikidoryu.or.jp/studio/index.html
安藤師範が実際に指導している風景を動画で流すというものです。
これはおそらく、毎週火曜日から金曜日の午後2時から3時まで行っている龍道場の研修稽古の模様を編集したものでしょう。
龍道場は、ちょうど私が龍に入った年にできました。それで、当時、私はシフト勤務の仕事をしてましたから、この午後の2時から始まる研修稽古にも、よく参加させていただきました。比較的参加する生徒の人数が少ないということもあり、非常に細かく教えてくださり、とても勉強になりました。まだ龍道場ができたてホヤホヤの頃などは、安藤師範と内弟子のH指導員と私の3人だけで稽古という時もありました。え~、その時はずっと見られているということでメチャメチャ緊張したので記憶に残ってます(笑)。
このビデオを見るときのポイントというのを、私なりに考えたのですが、「基本が、どう応用につながっていくのか」ということを説明してるのではないかということです。
安藤師範の『合気道の証』というビデオで、「型が消える」という説明があります。植芝盛平先生は、「合気道に型はない」とおっしゃっていたそうですが、それはつまり、「相手は体格も性格も違うのであるから、すべて同じようにはならない。ひとつの根本となる理合いはあるが、それが表現されるところの技は千変万化してしかるべきだ。」というとこでしょう。
とはいっても、なにかしら形を決めなければスタートできません。養神館の場合、基本技としてかなりきっちりと型の手順を決めています。それはそれで長所と短所があるとは思いますが、せっかく型があるのですから、それを充分に生かすという考え方をしていけばいいのではないかと思います。
つまり、型のなかのひとつひとつの動作の意味を深く追求していくということです。そうしていきますと、同じ基本技で手順自体はなにひとつ変わらないのですが、そこから与えられる印象は全く別の技に変貌していきます。そのプロセスの一端を安藤師範のオンライン道場で見ることができます。
養神館の基本技や応用技をひととおり憶えた2段、3段クラスの人が見ると、非常に参考になるのではないでしょうか。