ここのところ、なにやら忙しかったこともありまして、稽古日誌以外は何も書いていませんでした。
これから、また、こまめにブログを書けるよう頑張ります。
11月4日の日曜日に、安藤毎夫師範とステファニー・ナンバーン指導員の結婚披露宴に招待されまして、行ってきました。見たところ7割がたは合気道関係者です。私は実は結婚披露宴というのは、あまり好きではありません。というのは、過去、出席した宴はなんだかいろんな思惑を持った人達が無秩序に集まったかんじで、雰囲気が心地よくないからです。
しかし、安藤先生とナンバーン先生の披露宴は、合気道修行者の独特の清々しい気に満ちていて、とても居心地がよかったです。浦安でいっしょに稽古した仲間とも談笑できました。
安藤先生、ナンバーン先生、おめでとうございます。
それより前の、9月19日、20日、21日と2泊3日で龍道場の合宿に行ってきました。
安藤先生には、何度も受けを取らせていただき、技の感触を教えていただきました。私が参加した稽古の模様は、オンライン道場にもアップしてくださったので、復習もでき、ありがたいことです。
一日目の研修稽古は「片手持ち肘締め(一)」から始まったのですが、その受けをとったときの手刀の切り下ろしの圧力がものすごく、ちょっと今まで経験したことのないようなエネルギーでした。必死で耐えていたら、肩から首の筋肉がダメージを負ったらしくて、翌日、首がうまく回りませんでした(笑)。二日目の「横面打ち側面入身投げ(二)」の受けで後方回転受身を多用しているのは、そのためです。普通の後方受身で畳を手で強くたたくと肩や首に衝撃がかかるので、必然的に回転受身になってしまいました。
あのすさまじいエネルギーの流れというのは、ちょっとしたコツをつかめばできるようなものではない気がします。よく、神秘系武道が好きな人は、なにか秘伝なり奥義なり極意なりを教わればすぐに実力がつくと思っている人がいるようですが、そんなものでもないんじゃないかと。
もちろん、ある種のコツというのはあって、そういうものを安藤先生はこれまでたくさん教えてくれてもいますが、それはやはりしっかりとした土台があるという前提で発揮されるのではないか。この合宿を通じて、改めて、地道な稽古の積み重ねが大切であると感じました。
写真は、結婚披露宴の会場の様子を写したものです。