合気道龍大阪 村川真啓のブログ

主として、合気道龍大阪の稽古内容をアップしています。

カルフォルニア合宿(2)

2005-08-31 17:43:56 | 合気道
ロサンゼルス空港についたのは8月16日の昼ごろでした。少しロビーで待っていると、出迎えに来てくれているアメリカ人を発見。今回の合宿の責任者のグレッグさんと、ランディさん、ジョエルさんです。グレッグさんは小柄です。ランディさんは逆に横も縦も大きいです。ジョエルさんはひょろっとしています。いろんな体型の人がいて、「さすがアメリカだ」と思いました(笑)。ランディーさんは養神館本部の研修を受けたことがあるぐらいなので、かなり日本語がしゃべれます。ジョエルさんも大学で日本語を勉強したことがあるようで、少し話せます。

少し遅れて、安藤師範の一行が到着。私と妻は、関西空港から来たのですが、安藤師範らは成田空港から来ました。

ロスは、きれいに晴れ上がっていました。アメリカ西海岸に来るのは初めてです。というか、私は海外旅行するのが初めてだったりします。車に乗って小パーティーをする家に向かいます。

話には聞いていましたが、アメリカのフリーウェイ(高速道路)は広いです。4,5車線あって、まっすぐに伸びています。強い日差しのなかを走っていると、「日本とはちょっと違うな」と感じました。でも、走っている車はかなり日本車が多いようで、印象としては半分以上日本車のように思えました。少なくとも3割ぐらいは日本車ではないでしょうか。アメリカの自動車会社は不調で、日本のメーカーと合併したりしてるみたいですが、それが結果として現れているのでしょう。

1時間ほどしてジョーさんの家に到着。静かなところです。2DKぐらいの一戸建てで、庭にはプールがあります。そこでバーベキューを食べました。ビーフやチキンをどっさりと焼いてくれるのですが、そんなに食べられるはずはありません(笑)。

そんなこんなで、日が暮れるまで飲んだり食ったり喋ったりしてました。

パーティーがお開きになって、日本から来た一行は、それぞれのホームステイ先に向かいました。私と妻は、グレッグさんの家に泊めてもらうことになりました。グレッグさんちは、けっこう大きいです。庭も広くてプールやジャグジーもあり、大きな犬小屋があります。


ジョーさんの家のバイクで戯れています。


グレッグさんの家の前の通りを撮影したもの。きれいでした。

カルフォルニア合宿(1)

2005-08-24 23:49:49 | 合気道
8月16日から22日まで、“AIKIDO BY THE SEA 2005 with Ando Shihan”と題した養神館合気道のカルフォルニア合宿に、参加してきました。これはカルフォルニアにある養神館の道場、Shobukan(尚武館)、Eishinkan(永心館)が主催となって行われたもので、今回は養神館合気道龍の安藤毎夫師範を招き稽古指導をしていただきました。

日本からは安藤師範を含め5名が参加しました。アラスカから参加した人もいました。

修行年数のことなど

2005-08-05 23:58:30 | 合気道
養神館合気道龍のサイトに夏の総合審査結果発表が載っていて、そこに我が龍大阪の会員の合格者の名前も出ています。今回、5名が受験しましたが、すべて合格になってます。よかったですね(笑)。ここから確認できます。

また、上記リンク先では、安藤師範がスターウォーズの映画にからめてコラムを書いています。たぶん少年部の会員を意識して、やさしく書いてますが、大人になっても陥りがちな「ダークサイド」のことを言及してます。

引用します。
注意しなければならないのは暗黒面に陥らないこと。合気道の技がうまく出来なくても、仲間とうまく接することが出来なくても、暗くならないこと。心を明るく、いい方に、いい方に考えることが大切です。私はいつも「答えはあなた自身がしっている」と生徒にいいます。

安藤師範は平易な言葉で書いていますが、私の経験上から言っても、合気道をやめてしまう人は、上記のようなことで悩んでしまってやめてしまう。せっかく才能があっていいところまで来てる人がやめてしまうことがあると「もったいない」と思います。

先日、会員から「どれぐらいで合気道における力の流れなどがわかり、技が効くようになるのでしょうか?」という質問をされました。その時は、「とりあえず3年ぐらいやって黒帯になってから」というようなことを言いました。

これに補足説明すると、まず、習い初めの人は、とにかく新しく習う技をどんどん吸収していけばいいのだと思います。生徒を上達させたいと思っている指導者であるならば、その時々において技を施す上でのポイントを説明しているでしょう。それをまずは素直に受け入れることだと思います。

自身のことで恐縮ですが、最初の2年ぐらいは毎回の稽古で出てきた技を家に帰ってからノートにつけてました。簡単なマンガ絵とポイント説明を書いて記憶していました。それが今、指導する立場になって非常に役立ってます。

なんでもそうだと思いますが、習い初めのころというのは、すべてが新鮮でとても楽しいものです。スポンジが水を吸収するようにどんどん色々な技を憶えて上達していきます。まずは、その初心者としての喜びや楽しみを十分に味わうことをおすすめします。

私もまだ修行中であり、わからないところもたくさんあります。でも、少しずつ積み重ねていくなかで、わからない部分を少しでもわかるようにしていきましょう。