イーハトーブ国王の巡回

国王自ら王国内の野草や動物などの健全性を調べた記録である。度々記録に出てくるテニスは王国の国技であることを申し添える。

ネコが喜ぶ マタタビ

2015-08-26 20:30:27 | 趣味・特技
マタタビ科(Actinidiaceae); マタタビ属(Actinidia); マタタビ(A. polygama)
学名: Actinidia polygama
和名: マタタビ(木天蓼)
英名: silvervine

 山道をドライブしていると緑色の葉に混じって部分的に白くなった葉があるつる性の植物がよく目に付く。かなりの頻度で生えているので見かけている人も多いはずだ。これがマタタビである。本当に実が成っているのか気になっていたが、安全な場所で車を止めて調べてみたら、ちゃんと実が成っていた。
 マタタビはリュウマチ、冷え性、神経痛などに有効だとされるが、ハエやアブラムシが寄生して虫瘤になった虫えいの方が通常の実よりも薬効があるそうだ。何カ所かで実が成っているのを見つけたが、虫えいになった方が多く見受けられた。
 雌雄異株であり、雄花と両生花がある。6月頃開花する。花は良い香りがした。
 マタタビはネコ科の動物に恍惚感を与える成分が含まれていて、与えるとネコが喜ぶそうだ。ネコに好かれたい方は試してみてはいかがでしょうか。


東和町の山道をドライブしていて道ばたにマタタビを見つけた。ちょうど花が咲いていた。(花巻市東和町、2015年6月30日)



同上。雄花をアップ。(同上)



同上。両生花をアップ。(同上)



盛岡の東中野でマタタビの実が成っているのを見つけた。虫えいマタタビだ。(盛岡市東中野、2015年8月5日)



実をアップ。(同上)



住田町でもマタタビを見つけた。(陸前高田市住田町、2015年8月15日)



ほぼ同じ場所に、通常のマタタビとマタタビの虫えいの両方が見つかった。(同上)


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