マツ科(Pinaceae); マツ属(Pinus); 亜属(Strobus); 節(Cembra); チョウセンゴヨウ(P. koraiensis)
学名: Pinus koraiensis
和名: チョウセンゴヨウ(朝鮮五葉) 、チョウセンマツ(朝鮮松)
英名: Korean Pine
北東アジア地域の原産であり、日本にも天然分布するようだが、岩手で生えているのは植えられたもののようだ。今までは、盛岡の岩手公園や玉山の外山森林公園で見かけた。
ゴヨウマツという名のとおり短枝に5本が束生する。成長すると高さ30m、直径1.5mに達するという。
しかし、何といってもこの松の特徴は巨大なマツポックリを着け、その中にある巨大な種子が食用になる事だろう。このマツポックリは、他の松類とは異なり、樹上で開かず。成熟後も開かないままに落下する。そのためか種子には翼が無い。
昨年の10月(2015年)外山森林公園を歩いているとき、チョウセンゴヨウの下に幾つも巨大なマツポックリが転がっていた。そのいくつかを拾ってきたが、所々に白い松ヤニが着いていて触ると手がかなり松脂臭くなった。長さは20cm近くもあった。
マツポックリの中には種子がたくさん入っていたが、硬く厚い殻に覆われていて簡単には中の実を取り出すことは出来ない。仕方ないのでハンマーでたたいてみたら、中身も一部つぶれてしまった。市販の松の実はどうやって取り出してるのだろう。それに、樹上で種子をばらまかずマツポックリごと固まって落ちてくる種子は、生息範囲を広げるには適していないように思えるがチョウセンゴヨウはどうしてこのような繁殖方法をとっているのだろうか。
外山森林公園に生えていたチョウセンゴヨウ。(盛岡市玉山区藪川外山森林公園、2015年10月16日)

拾ってきたマツポックリ。長さが20cm近くある。(同上)

種子の大きさは長さが15~18mm、幅は9mmほどあった。

実を取り出そうと種子をハンマーで叩いてみたら、中の実まで少しつぶれてしまった。中の実は長さが11mmほどあった。
学名: Pinus koraiensis
和名: チョウセンゴヨウ(朝鮮五葉) 、チョウセンマツ(朝鮮松)
英名: Korean Pine
北東アジア地域の原産であり、日本にも天然分布するようだが、岩手で生えているのは植えられたもののようだ。今までは、盛岡の岩手公園や玉山の外山森林公園で見かけた。
ゴヨウマツという名のとおり短枝に5本が束生する。成長すると高さ30m、直径1.5mに達するという。
しかし、何といってもこの松の特徴は巨大なマツポックリを着け、その中にある巨大な種子が食用になる事だろう。このマツポックリは、他の松類とは異なり、樹上で開かず。成熟後も開かないままに落下する。そのためか種子には翼が無い。
昨年の10月(2015年)外山森林公園を歩いているとき、チョウセンゴヨウの下に幾つも巨大なマツポックリが転がっていた。そのいくつかを拾ってきたが、所々に白い松ヤニが着いていて触ると手がかなり松脂臭くなった。長さは20cm近くもあった。
マツポックリの中には種子がたくさん入っていたが、硬く厚い殻に覆われていて簡単には中の実を取り出すことは出来ない。仕方ないのでハンマーでたたいてみたら、中身も一部つぶれてしまった。市販の松の実はどうやって取り出してるのだろう。それに、樹上で種子をばらまかずマツポックリごと固まって落ちてくる種子は、生息範囲を広げるには適していないように思えるがチョウセンゴヨウはどうしてこのような繁殖方法をとっているのだろうか。
外山森林公園に生えていたチョウセンゴヨウ。(盛岡市玉山区藪川外山森林公園、2015年10月16日)

拾ってきたマツポックリ。長さが20cm近くある。(同上)

種子の大きさは長さが15~18mm、幅は9mmほどあった。

実を取り出そうと種子をハンマーで叩いてみたら、中の実まで少しつぶれてしまった。中の実は長さが11mmほどあった。

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