良平通信 <GOOD FLAT COMMUNICATION>

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勿体ない話。

2009-10-02 12:35:24 | drawings
昨日は映画の日だったので渋谷に松本人志の「しんぼる」を観にいった。
かなり気に入ったシーンは幾つかあるけれども凄さでは「大日本人」のほうが上。
でも、観てよかった。
次作に期待。
出来れば、CGを使わないという縛りをもうけるとよりいいモノが出来そうな気がする。
高校生の男の子二人連れは「つまんねー、つまんねー」って怒ってた。

本編の前に「スプーンよ曲がれ」という映画の予告があった。
日本が舞台で、七人のエスパーたちがその素性を隠してひっそりと集う喫茶店があるという、
とても面白そうな設定。

にも関わらず何故か、
彼らが力を合わせてテレビ局の新人ADであるカワイイ女の子に一肌脱いじゃうという、
最悪なストーリー展開。
ぶち壊しだ。
いい加減やめんか、そういうの。
せっかくのいいアイデアを予定調和の極みに持ってくな。
なかよしこよしのハッピーエンドで感動しましょうって、ボケっ!
勿体ない。センスない。
そしてタイトルもどうかと思う。

あと、以前のことだが「ハンサムスーツ」という映画があった。
原宿に看板があった。映画そのものは観てない。
あれも俺は随分勿体ないことするなと思った。
個人的にはあれこそテレビシリーズのアイデアだと感じた。
いくらでも膨らますことの出来るネタなのに、映画では短すぎる。
映画にする際、こぼれたアイデアは無数にあるだろうし、
詰め込み過ぎれば映画としてはダイジェストみたいな感じになってしまうのではないか。
やはり深夜のテレビシリーズかなんかでじっくり消化していったほういいのにとガッカリした。

お約束や予定調和がすべて悪いとはいわない。
ただ、それをやるならそれ以上の驚きを用意して欲しい。
要は見せ方だ。
エヴァを見習え。

渋谷から移動して銀座へマイミクのフジタ湾さんの展示を観にいった。
おもろ。
本人はかわいらしいが、わりと変人で根は暗いところがあっていい。
褒めてんのかそれ。
フリペやミニコミ創ってる人は心にやはりどこか暗い場所がある。
表現する人間には大事な場所なのだ。




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