良平通信 <GOOD FLAT COMMUNICATION>

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メアリー・ブレアは絵がうまい。

2009-10-05 23:31:24 | drawings
おとといは豚の真似して、ご飯をご馳走になった。
昨日は、ねずみと一緒に小さな世界をつくった絵のうまいおばちゃんの展覧会を観にいった。
震えるほどうまい。
鬼のようにかわいい。
馬鹿みたいに混んでる。
最終日前の日曜に行った俺が愚かなのだが。
でも、行ってよかった。
メアリー・ブレア展です。
あの、「感じ」っていうのを的確に表現するスキルがずば抜けている。
あるタイプの絵の上手い、下手はそこで表れる。
練習を積んでも、出来ない、解らない人には到達することの難しい領域。
これは一言でいえばセンスの問題。
もしくは才能の問題。
どんな分野でもそうだろうけど。
絵画、音楽、文学、お笑い。
センスと才能のない奴が努力でカバーできる範囲はある。
それで、センスと才能があってもサボっている人間を凌駕したりすることもある。
努力した結果、金稼いだり出来るし。
でも、本質的にわかってなかったりする。
わからない人にはわからないのだ。
松尾芭蕉と弟子の曾良みたいなもんだ。
高畑勲と宮崎駿とかね。
曾良や高畑は努力で作品を創る。
芭蕉や宮崎が努力を積まないとは言わないが、
基本まずセンスありきで「感じ」をつかむ。
言葉に出来ないものを言葉にし、絵で表す。
そこに存在する奥行きは、努力では届かない。

ま、「だからなんだ」ですが。

東京都美術館から高円寺まんまみじんこ洞へ。
ミニコミ会の第二部に参加。
楽しいおしゃべり。

腹いっぱい。


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