良平通信 <GOOD FLAT COMMUNICATION>

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映画ではない何か。

2006-02-07 23:32:10 | drawings
昨日「サイレン」という映画の試写会に行ってきました。面白くは無かったです。
堤幸彦という監督はなるほどテレビドラマという分野では一級なんだろうなぁと思いました。でも「サイレン」はちいとも映画に成っていなかったです。ひとついい点をあげるとすれば、ロケーションは素晴らしかったです。演出と脚本は薄っぺらです。僕はゲームの事はよくわかりませんが、原作のゲームは恐いと聞きました。
あり得るかもしれません。マンガなら有りの演出も映像にしてしまえばリアリティのかけらもなくなります。一体なんなんですかこの映画は?何処に立ち、何を感じて見ればいいんですか?子供だましもいいところです。ファストフードのような安っぽさ。ケレン。テレビを映画館に持ってこないで下さい。バカバカしいのです。劇場で見るテレビほど腹立たしいものはないのです。おえっとなります。頭が悪いんじゃない、考えていないんです。小賢しいんです。手先のテクニックはすぐれているのでとりあえず撮れてしまうのです。血は通っていません。そこはかとない憤りを感じえずにいられません。あ~あ。何でこうなのですか?