ポングリびっくりチンドンポン遊記

●絵描、裁縫、木工、廃材アーティスト、楽器弾き。

女工哀歌(エレジー)

2009年07月15日 00時08分17秒 | ポングリの日常
女工哀歌(エレジー)と言う映画を見た。


『ダーウィンの悪夢』や『おいしいコーヒーの真実』など『グローバリゼーションの悪夢』を描いたドキュメンタリー映画の一つ


中国の農村に暮らす少女が家計を 支えるために都会のジーンズ工場に出稼ぎに出る。

欧米諸国や日本(映画内では日本の名前は挙がってはいなかったが)へ輸出する時給7円のジーンズ『糸切り作業』

休みもほとんどなく、1日18時間労働。


海外の客から安く商品を出す為にコストを削減され、厳しい条件の中、連日徹夜作業。

そこまでしても給料の未払いが続き工員達の不満は募るばかり…



今、日本でも安いモノがよく売れていて、値下げ競争をしている世の中。


確かに自分達からすれば安いに越した事なく、懐にも優しい。

しかし、『安いモノ』を手に入れるしわ寄せがどこに行っているのかをこれらの映画は教えてくれる。


1人1人感情のある人間に対して、ロボットのように、もしくはそれ以下に考えて働かしている状態を少しでも緩和していかなければならない。


だからと言って安いモノを絶対に買わないとも言い切れない。


映画を見てとりあえず実行しようと思った事はモノを大事にすると言う事でした。


この作品は必見

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