今日は足袋の日・・

足袋と言えば　最近は履く事がほとんどない

着物を着るときにだけ履くために白い足袋はあるくらい

だが着物は好きで　子供達が幼き頃は良く着たものである

白い割烹着姿で　足袋は紫色とその時々で違った色

時には襷がけで　子供が部屋でチャンバラごっこすると

襖に穴あけ　障子は破くし　一時はほっといて

痛みが激しくなると　張り替えたりとしたものだ

特にお正月前には　大掃除

障子が幾部屋にあり　それを外に出して

張り替えるのが大変だった

着物の裾をまくり上げ　冷たい水で悴みながらした

若い時とは云へ腰は痛くなるし3日くらいはかかった

襖は職人さんに頼んで

障子の後ろはガラス戸でしてあるので大まかにしかできなかった

足袋は何回も履き返したものである

そう思えば娘はハイハイしながら廊下に落ちている物や台所の物

口に入れるので油断も隙もない

おんぶしての家事で明け暮れたものである

お正月には本家に行ってお料理作り

なのでお母さんからの色々と教わりながらしたものだ

元旦には正装して白足袋履いて主人も着物に袴姿で

本家に行きご挨拶

本当にあの頃は着物姿で割烹着で足袋履いて下駄の鼻緒が切れた事もあった

走馬灯のように想い出す・・若きし頃の想いで・・

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