バッファローの3波対応チュナー内臓「メディアプレーヤー“DTV-X900”」
3波対応のテレビチュナーを内蔵し、外付けHDDに録画可能。
あらゆる映像フォーマットに対応し、強力なDNLAオンデマンド再生機能を有しているので、マニアックなヲタク層に絶大な人気を有していた本機
現在まで同等の性能を持ち合わせた後継機種が出ていないためヲタク層は、修理をしながら延命を続けているのが実情
以前一度映像が出なくなる症状が発生し、自力で修理したものの1年前ほどから、再度映像が出なくなる症状が再発。
例のごとくこの機種では、お約束の平滑コンデンサ辺りのパンクと思っていたら、見た目異常は見当たらず。
そのうち治そう治そうと思いつつも放置
ようやくこちらへ来て、時間に余裕が出来たので再チャレンジしてみることに。
基板上見た目は、これと言って問題なさそうだが、5V-12Vラインをチエックしてみたところ電圧は出ているもののリップルが乗っていてかなり不安定。
見た目異常が無くても、やはりコンデンサ関連ではないかと判断。
以前交換したコンデンサや周辺の別のものかもと思ったが手持ちにパーツでもあれば、サクッと交換したいところだが、ここはド田舎。電子パーツを入手しようと思ったら通販しか手段がない。
さて、どうする?
5V-12Vなら、適当なアダプタをばらして直付けするのもアリかもと、思いながらもネットを徘徊中有力情報をゲット!
あのマニアックPCパーツで有名な玄人志向謹製“玄箱”(クロバコ)の電源基板が、ソケットのサイズとかが同じなのでどうやら流用出来るらしい。
ちなみに、“玄箱”とは、昔(2004~5年)いわゆるNASを適当なHDDで、自由に構築できるキットで、低価格でLinuxが稼動し開発環境まであったことから、DebianなどのLinuxディストリビューションを入れ替えて格安なLinuxマシンとして使うことやハードウェアの改造を行うことが出来るためマニアックなPCヲタク層に絶大な人気を博した機種だった。
“玄箱”は、バッファローの初代リンクステーションがベースとなっているので、基板の構成とサイズこそ違うが使っているパーツは同じなので流用できるらしい。
自分、確か昔使っていたかも!?
散々いじくりまわし遊んでいた事を思い出しジャンク箱を漁ってみたところ…。
あった! 昔良くいろいろ遊んだ“玄箱”(KURO-BOX)
資産の有効活用 捨てないで良かった。
基板のサイズこそ全然違うのだが、力業で固定(パターン側を絶縁シートで覆いホットボンドで固定)
ソケット類がそのまま流用出来る。ケーブルの配色、ピンアサインも一緒。
ただし、AC側は、ジャンパーリードが短かかったので延長した。
見事に復活!!
これで、1Fのリビングにて、今まで録りだめていたヲタク番組を視聴できるようになった。
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